宇宙科学研究所(相模原) | 実物大ロケット模型 | ロケットの噴射口 |
ここでは、当日配布されたパンフレット「宇宙科学研究所・一般公開」から転載してご紹介する。
【 会場のご案内 】
[第2会場]
(11)LUNAR-A
月の内部を調べる「LUNAR-A」計画の概要と観測装置を紹介します。ペネトレータ試験機も展示します。
(12)SELENE(セレン)
月を色々な装置を使って探査する計画です。宇宙開発事業団と共同で進めています。
(13)月面着陸探査計画「SELENE-B」
無人探査機を月面に軟着陸させ、移動探査ロボットによって月の地質調査を行うための技術開発を行っています。
(14)MUSES-C
今年末の打ち上げ予定で、小惑星のかけらを地球に持ち帰る計画です。新しい探査技術を紹介します。その実現のために開発された数々の新技術も紹介します。
「LUNAR-A」計画/月ペネトレータ | 月面着陸探査計画「SELENE-B」 | MUSES-Cイオンエンジン |
月面探査ロボット(車型/脚型) |
[第3会場]
(20)電気推進
人工衛星や惑星探査機をパワーアップするイオンエンジン・アークジェットを運転中です。
(21)レールガン実演
1グラムの物体が2mの距離を僅か1000分の1秒以下で走り抜け、毎秒8kmの高速度で飛び出します。それがレールガンです。
レールガン | レールガンの実演 8km/秒 |
[第4会場]
(22)ピギーパック衛星INDEX
大きな衛星と一緒に打ち上げてもらう小さな衛星で、新しい技術を軌道上で試験しながら、オーロラ観測を行います。
(23)人工衛星(実機)公開
小惑星探査機「MUSES-C」(今冬打ち上げ予定)や、太陽観測衛星「SOLAR-B」を公開します。
人工衛星(実機)公開 |
[第5会場]
(24)ソーラーセイルとその応用金星気球
太陽光を受けて宇宙を飛行するヨット、ソーラーセイル。その大きさは数百mにもなります。薄く大きな帆の展示も含め、金星探査についても紹介します。
(25)大気球
国産の超薄膜ポリエチレンフィルムが開発され、今年の5月23日に60,000立方mの気球で53kmの世界最高高度を達成しました。
(26)コンピュータで地球を飛び出せ! 体験! ロケットシミュレーション
コンピュータを使って君もロケット設計に参加しよう! クイズもあるよ。
(27)太陽発電衛星
宇宙太陽発電所を目差して、「マイクロ波で遠くに電力を送るシステム」や「超大型構造物を宇宙で建設する技術」などを紹介します。
(28)微小重力材料実験
「宇宙空間での凝固実験」が国際宇宙ステーション内での実験テーマに選ばれました。さあみんな、微小重力材料実験を体験しよう。
(29)再使用ロケット実験機
ロケット性能が良くなって飛行機のように何回でも使えるようになれば宇宙への往復がもっと身近になります。
(30)M−Vロケット
宇宙科学研究所の人工衛星打ち上げ用のロケット、M−Vロケットについて紹介します。
(31)ATRエンジン
未来のスペースプレーン用エンジンで、ロケットに比べて高性能な上、信頼性が高く何度も繰り返し使うことが出来ます。
ATR (エアーターボ・ラムエンジン) |
[第6会場]
(35)風洞実験設備(ウインドトンネル)
ロケットや飛行機が飛んでいるときの空気の流れを調べる実験装置です。音速(音の速さ)の2倍で飛ぶときの流れを見て見ませんか。
[その他の会場]
(36)スタンプラリー
会場内においてある5種類のスタンプを集めてください。素敵な景品を差し上げます。(中学生以下)
【 会場で紹介されていた施設 】
会場内ではこの研究所の管轄施設ばかりでなく、研究に関連したその他の施設についてもパネルで紹介されていた。しかしそれらは全て我々ツーリング仲間で見学したことのある施設であり、改めて、自分達の活動の広さを認識した。 ここの研究員もどの施設も見学したと言ったら驚いておられた。
施 設 名 | 主 な 施 設 | 見学年月日 |
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野辺山天文台 | 宇宙の電波を捕らえる直径45mの大型パラボラアンテナ 小型パラボラ84個をT字型に並べた太陽ヘリカルアンテナ | 1996/05/05 1997/11/15 |
乗鞍太陽観測所 | 標高2700mにある太陽コロナ観測用の特殊望遠鏡 | 1996/08/?? 2000/09/08 |
臼田のパラボラ | 直径64mの東洋一大きいパラボラアンテナ | 2000/07/21 |
太陽コロナ観測望遠鏡 | 臼田のパラボラアンテナ |