私の雑学 No.29
  津波は「TSUNAMI」
【「TSUNAMI」は国際語】
【日本語が国際語になった一例】
Ver.1.1 2005/01/08
Ver.2.1 2005/02/07

 昨年(2004)暮に起きたスマトラ沖地震で発生した超大規模津波は世界を驚かせ、今でも各国やボランティアでその支援活動が続けられています。
 連日のようにアメリカCNNやイギリスBBCのニュース放送網が「TSUNAMI」の状況を放送し続けています。

 そうです、津波は英語でも「TSUNAMI」と言います。

 昔、小泉八雲(ラスカディオハーン)が「仏の畑の落穂」という著書に書いたのは始まりとか。その後、1946年アリューシャン地震が発生し、ハワイで津波が発生した時に日系人が「TSUNAMI」と言ったのが広まったとか。その後、1968年に津波についての学会がアメリカで開かれ(米国津波学会)初めて「TSUNAMI」という言葉が使用され、その後国際語として定着したそうです。

 同様の気象用語に「TYPHOON」(タイフーン)←台風 があります。
 しかし、台風そのものが中国語起源説・アラビア語起源説・ギリシャ語起源説もあるので、この国際語は日本語からではないでしょう。

【 経済用語 】
 同様に日本語がそのまま国際語になったもので割と新しいものに「KAIZEN」(改善)があります。経団連はそのまま「KEIDANREN」で英字紙などにも表記されています。
 日本が発明して世界に普及したカラオケもそのまま「KARAOKE」です。

 まだまだありますので皆様も探してみてください。

以上  Snowman  .
 では、また。

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