【七夕の季節になりました】
「七夕」と書いて皆様は疑問もなく「タナバタ」と読みますね。
でも「ナナユウ」又は「シチセキ」としか読めませんね。では何故、「タナバタ」と読むのでしょうか?
「七夕」は昔中国の儀式で「河の近くで織物を奉げる」祭でした。
「一方、日本の「タナバタ」も「川の近くで五色の織物を「棚機」(織物を載せる棚)に奉げる儀式でした。
両方同じような儀式だので、中国の「七夕」(シチセキ)を、日本では「タナバタ」と呼ぶようになったのです。
当時、五色の織物は高価だったので一般の人は五色の紙でその代用をしたのです。それが今竹の枝に吊す「五色の短冊}になりました。
【註】五色とは 青=木、赤=火、黄=土、白=金、黒=水
七夕 ⇒ シチセキ
棚機 ⇒ タナバタ
七夕 = タナバタ