【私の趣味】 映画


Ver.1.1 2004/02/14
【見た映画とその感想】  見た映画の自分なりの感想を簡単に報告します。

映画報告
年月日 映画館 タイトル ジャンル 概      要
03/06/19 有楽町マリオン スパイ・ゾルゲ 人間の生き様 ロシアのスパイ・ゾルゲの愛ある人間

 篠田正浩監督最後の映画、ドイツ人でロシアのスパイとして日本で暗躍するゾルゲ。実はロシアの恋人(妻)との愛を貫く人間味ある青年。この青年と情報交換した日本人新聞記者(元木)もスパイとみなされて処刑されてしまう。
 ゾルゲは実在の人物で日本で逮捕され網走で獄死するが、日本の新聞記者の妻が事実を後世に伝えるべく、ゾルゲが獄死して無残に埋葬された場所を突き止めて、戦後死体を掘り起こし傷跡で本人確認した後手厚く葬った。(戦後、ニュース映画でも紹介された人間ドラマ)
 ストーリーは事実に基づくものだけに大変感動した。外国の場面でドイツやロシアが出てくるが、現地の人達が全て英語を話しているのは違和感があった。東京の迎賓館でクリスマスパーティをする場面ではドイツ大使がアイル・ヒットラー(ヒットラー万歳)とドイツ語で言うが会話は全て英語、モスクワでのスパイとロシアの兵士との遣り取りも英語で話しているのも雰囲気が出ない。


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