【私の趣味】 映画


Ver.1.1 2005/09/18
【見た映画とその感想】  見た映画の自分なりの感想を簡単に報告します。

映画報告
年月日 劇 場 題 名 ジャンル 概 要  &  (詳 細)
05/09/15 有楽座 マザー・テレサ 実話 03伊英 マザー・テレサの真実の姿を描いた人間ドラマ。

<解説>
 人々に愛と希望を与え続けたマザー・テレサの真実の姿を描いた人間ドラマ。監督:ファブリツィオ・コスタ。主演は:オリビア・ハッセー。共演:セバスティアーノ・ソマ、ラウラ・モランテ。オリビア・ハッセーの渾身の演技に心を打たれる。116分
<内容>
 舞台は1946年、インドのカルカッタ。カトリックの修道院で教師をしていたマザー・テレサは、神の声を聞き、自分の居場所が貧しい人々の中にあることに気づき、困窮する人々を助ける仕事を続ける。幾多の難問を解決して、4年後、彼女は“神の愛の宣教者会”を創立する。

<感想>
 この映画は「マザー・テレサの一生」を物語る実話に基づく人間ドラマである。「マザー・テレサ」の名を知らない人がいない位有名な修道女であるが、私はこの人の偉大さを殆ど知らなかった。「神のお告げ」を聞いたとという彼女の信念というものがその目的に向かって切り開かれる様は感動そのものである。
 「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じた当時16歳のオリビア・ハッセーが今度は「マザー・テレサ」を演じているが、顔から歩き方その他の細かい仕草まで本当のマザーテレサのようだった。英語も独特で当時のマザー・テレサの口調なのだろうがドイツ語訛りのようでいつまでも私の耳に残った。I don't understand. は「アイ ドント アンデルスタンド」、Mother and Father. は「マザール アンド ファーザール」という具合だ。かつてジュリエット役を演じたオリビア・ハッセーの擦れたような声は一層マザーテレサの雰囲気をかもし出していて観衆の心を痺れさせる。
 マザー・テレサの「私は神の手にある鉛筆に過ぎません」という言葉は私の心に突き刺さった。
【有楽町の有楽座】
 この映画はあれだけ沢山ある新宿の映画館ではどこも上映してなく、有楽町の有楽座と日比谷シャンテ・シネだけであった。
 初めて「有楽座」に行ったが、建物は古いが内部は改装されて大変洒落ていた。劇場周囲の通路は、厚い絨緞敷の床、ヨーロッパ調の金線入り緑の壁に上品なカーテン付きである。劇場内の壁は豪華造りで音響も良く、全400席はゆったりした豪華座席で、座席の前を人が楽に通れるだけのゆとりがある。
 今まで私が行った映画館では最も洒落ていてゆったりした劇場であった。


「映画の目次」に戻る
「趣味の目次」に戻る