【私の趣味】 映画


Ver.1.1 2006/01/06
【見た映画とその感想】  見た映画の自分なりの感想を簡単に報告します。

映画報告
年月日 劇 場 題 名 ジャンル 概 要  &  (詳 細)
06/01/06 立川シネマ ALWAYS 三丁目の夕日 ドラマ 05日 日本の昭和30年代のドラマ
人の幸福とは何かを問う笑いと涙の大作。

<解説>
 昭和33年の古きよき日本を舞台に、家族の触れ合いを描いた心温まる人情ドラマ。監督:山崎貴。主演:吉岡秀隆、堀北真紀、共演:堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、神田正輝。子役数名。
<内容>
 東京下町の夕日町三丁目に住む鈴木家に、集団就職のために上京してきた六子が住み込むことになる。また鈴木家の向かいにある駄菓子屋の店主も、見ず知らずの少年の面倒を見ることに。
<感想>
 古きよき日本を舞台に、家族の触れ合いを上手く表現し笑いと涙を誘う心温まる人情ドラマであった。人情などを忘れかけた今の日本社会に「幸福とは何か」を問う感動の大作である。
 技術的にも感心する場面が多く、昭和30年代の情景が忠実に再現されいる。CGだけでなく野外セットも実にそつなく作られており、昭和30年代にタイムスリッップしたような錯覚を覚える。
 ゴム動力の飛行機の飛ぶ場面から始まり、都電、自動車、C62型蒸気機関車、等大物も凄い。通常ドラマなら、JR北海道のC58型、JR東日本のD51型、大井川鉄道のC11、JR西日本のC57?型が良く使われるのだが、今実際に動く機関車のないC62型蒸気機関車が上野駅の終着ホームに入って来て、演技者が実際にその機関車の前にいる場面に目を皿にした。路面電車の線路や周囲の大理石も本物のよう。東京タワーが徐々に天に向かって建設が進む場面等々。上野駅の大きな改札口を出た広場も昔のまま。外観の上野駅駅舎はセットだとしても私は見覚えがあるのでその完成度に感心した。鈴木自動車修理工場の入口付近や道路の砂利まで抜け目なく昔を再現していた。


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