【私の趣味】 映画


Ver.1.1 2006/01/15
【見た映画とその感想】  見た映画の自分なりの感想を簡単に報告します。

映画報告
年月日 劇 場 題 名 ジャンル 概 要  &  (詳 細)
06/01/13 立川シネ2 男たちの大和/YAMATO ドラマ 06日 東シナ海沖に沈没した伝説の戦艦大和。エンターテインメント超大作。

<解説>
 1945年、東シナ海沖に沈没した伝説の戦艦大和を辺見じゅんが生存者や遺族などに取材をして書いた「男たちの大和」を映画化したエンターテインメント超大作。監督・脚本:佐藤純彌。出演者:反町隆史、中村獅童、渡哲也、鈴木京香、仲代達矢と豪華。主題歌:長渕剛。
<内容>
 ストーリー: 2005年4月、真貴子は鹿児島県枕崎の漁師・神尾に60年前、戦艦大和が沈んだ場所まで舟を出してほしいと懇願した。真貴子を乗せた小型漁船を走らせているうちに神尾の脳裏にも60年前の出来ごとがよみがえってきた。
 当時の戦況は最悪で大和の出撃自体が無意味であるとう中で、最愛の家族や恋人を守るため沖縄に向けて海の特攻隊として護衛機もなく出撃していく。歴史が示す通り3333人を乗せた戦艦大和は米軍の1000機にも及ぶ戦闘機の餌食となり沈没した。
<感想>
 約6億円かけて原寸大で再現された全長190メートルもの巨大セットは想像を超えた迫力で、出撃時に艦上に並んだ3000余人水兵の姿は圧巻である。
 戦争ものは女性客に敬遠されがちであるが予告編の事前広告が功を奏してか女性客が多かった。実際は戦争場面の迫力があるが、人間愛が中心なので「お涙頂戴ドラマ」となっている。
 「辺見じゅん」とは、あの角川春樹の姉で事実に基づくドラマゆえ心にジーンとしみこんでくる。
 「辺見じゅん」
 ノンフィクション作家、歌人。1939年生まれ。角川書店創設者・角川源義の娘。角川春樹・角川歴彦兄弟の姉。富山県出身、早稲田大学仏文学科卒業。幼少より父・角川源義の影響を受け、短歌など文学に親しむ。昭和59年『男たちの大和』で新田次郎文学賞受賞。昭和63年『闇の祝祭』で現代短歌女流賞受賞。『収容所から来た遺書』は、平成元年に講談社ノンフィクション賞、平成2年に大宅壮一ノンフィクション賞をそれぞれ受賞

 この映画では字幕が出ても一人も退場する人はなく、長渕剛の歌を十分感じながら最後の幕まで聞き入っていた。


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