<解説>
幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描く。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味。その人間ドラマは、観るものの心を揺さぶる感動巨編。
<内容>
三村新之丞は、近習組に勤める下級武士。毒見役という役目に嫌気がさしながらも、美しい妻・加世と中間の徳平と平和な毎日を送っていた。ある日、毒見の後、新之丞は激しい腹痛に襲われる。あやうく一命はとりとめたが、高熱にうなされ、意識を取り戻した時は、視力を失っていた。人の世話なしで生きられなくなった自分を恥じ、一度は命を絶とうとしたが、加世と徳平のために思い留まった。ある日、加世が外で男と密会しているという噂を聞く。新之丞は徳平に尾行をさせ、加世が番頭・島田と密会していることを知る……。【註】「武子の一分」ホームページより転載。
2006年製作、上映時間 121分
監督:山田洋次。出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、小林稔侍、赤塚真人、綾田俊樹、桃井かおり
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<感想>