<解説>
小川洋子原作の同名小説。80分しか記憶の続かない障害を抱えた数学博士と、その家で家政婦として働くシングルマザーの姿を描く。
<内容>
数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始め、数学の面白さを解いていく。ルートと言う愛称は頭が平らなことから博士が名づけてくれたものであった。ルートの母は、事故の後遺症で80分しか記憶できないという博士の家で家政婦として働き、多くの家政婦が辞めて行った難しい介護に上手に接する。母親は博士の優しさに触れ彼の力になっていく。博士と一緒に居る事を認められた息子ルートは博士から数学の面白さを学んでいく。そして今は数学の先生になり「難しい数学を生徒に楽しく学ぶ術を身につけ」生徒から人気の先生になった。
2005年製作、上映時間 121分
監督:小泉堯史 出演:寺尾聰 深津絵里 吉岡秀隆 浅丘ルリ子
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<感想>