1、日 程 平成10年3月14日(土)晴2、集 合 中央道・都留IC AM12:30集合(途中で変更)
3、メンバー ST−21: BP(Bike Polisher) : BMW R100-RS SM(Snow Man) : BMW R1100-RS
4、コース
自宅ーーーー高尾山口ーーーー相模湖ーーーー上野原ICーーーー大月JCTーー 10:40 12:10
ーー都留ICーーーー吉田ーーーーそばや(昼食)ーーーー河口湖ーーーー本栖湖 12:30-35 13:10--13:40
ーーーKskygym朝霧ーーーー富士宮ーーーー白糸の滝ーーーー表富士登山道 14:25 15:25
ーーーーーー表富士グリーンキャンプ場ーーーー富士山スカイラインーーーー 15:50 Coffee Brake 16:05
表富士演習場ーーーー滝ヶ原駐屯場ーーーー須走ーーーー籠坂峠ーーーー山中湖西 16:40--45
ーーーー河口湖ICーーーー大月JCTーーーー八王子ICーーーーレッドバロン 17:05 17:20 17:50 18:05--18:20
-ーーーGASーーーー自宅 18:30
5、費 用
ガソリン 1,616 高速道路 2,250 (700+1550) 飲 食 550 土 産 1,060 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合 計 5,476
6、走行距離
総走行距離:265.0km 燃料:14.2L 燃費:18.9km/L ( BMW ODO:21587 km ) (16.2) 総時間:6時間50分
7、今回ツーリングのポイント
・パラグライダーの見学
・久々の仁科さんとの走行(表富士登山道、富士山スカイライン)
・BMW R1100−RS 後輪タイヤ交換後のテスト走行
8、状況・感想
今日は BMW R1100-RS の車検が完了し、タイヤも交換したので慣らし走行することにした。新品タイヤには製造時の蝋が付着しているが、それはある程度レッドバロン(ヤマハオートセンター)が拭き取ってくれたそうだ。しかし、実際に走らないと完全にとれないので「慣らし走行」することにした。先ずはゆっくり走行出来、且つ、ワインディングのあるところということで20号線の大垂水峠を最初に走行することにした。
(1)渋滞の国道20号線
11:40自宅を出発し、12:00BPさん宅の予定であったが、途中、渋滞の連続であった。高尾駅前の渋滞をすぎて大垂水峠を無事越えると、坂を下りきったところで工事渋滞、相模湖駅付近のワインディングでまた工事渋滞、クラッチを握る左手が痛くなる。それを通過するとまた渋滞、年度末予算消化工事も考え物だ。ついに上野原で12:00になってしまった。
上野原ICから高速に乗ることにしてBPさんの自宅付近の都留ICで待ち合わせることにした。20分で到着出来たが、やはり高速道は早い。
(2)吉田のうどん
吉田のうどんが美味しいとのBPさんの紹介で、そこで昼食とした。しかし一軒目は満員で何人も座席が空くのを待っている。そこから50m先にあるもう一軒の店に行くことにした。ここは、3グループしかいない。この差は何なのか、味はあまり変わらないというのでそこで食べた。腰が強くボリュームもあって安い。
(3)DKskygym朝霧
パラグライダースクール、DKskygym朝霧の訪問。いつもこのスクールの脇を車で通っていたが、ここにこんなに立派な施設があったとは知らなかった。駐車場は車がいっぱいなのにパラグライダーが見えないのでどこでやっているのか気がつかなかった。
この学校の先に高い山がありそこにテイクオフ(飛び立つところ)が3カ所(150m、200m、400m)があるとのことでそこまでバスで送迎しているのだった。
ここの受付嬢は美人で応対も良い。初級コースは入会金4万円+フライヤー登録料3500/年+訓練料2300円x12〜13回位+機体レンタル料5000円/日x日数で初級ライセンス(マスターコース)がとれるとの由。最高の資格まで4段階ほどあるが金と時間との問題がつきまとう。
でもやってみたいと思った。よく検討してチャレンジしてみよう。
(4)快適な表富士登山道と富士山スカイライン
ここは何時来ても快適な道だ。車が少ないのと適度なワインディングそして安全な路面、二輪車ツーリングには最高である。それに加えてフィトンチッドを吸いながらの樹々のトンネルを通り抜ける気持ちの良さ、そして時々見える富士山を見ながらのドライブ、「もう最高!」である。
富士五合目入り口手前3km位に来たとき、電光表示板に「御殿場方面、路面雪のためチェーン着装」の文字。万一の場合は引き返さなければならない。
(5)表富士グリーンキャンプ場
ここはいつも立ち寄る休憩所で今日は客がゼロ。我々二人だけ。広い綺麗なホール状の建物の中に土産売場があり、その脇に食堂テーブルが沢山置かれている。そのテーブルとセットの椅子に二人で腰掛けてBPさんが持参したコーヒーを飲む。
この店では特に買うものもないので何も買わず出てきたが、お店の女性は遠くから「ありがとうございました!」と声を掛けた。「こちらこそ」と心で言ってこの店を後にした。
(6)両脇に最高1mの雪
富士五合目入り口付近に来たとき、看板に再度「路面雪のためチェーン着装」の文字。やはりだめか、万一の場合は引き返さなければならないが兎に角行ってみることにした。
道路がやや濡れたところが出てきたので注意をしながら走る。道路の両脇には雪が残っており、だんだん増えてくる。最初、50cm位だったが最高1m位も残っている。気温も下がって寒くなってきた。冬用の皮グラブ(手袋)をしていたが手が冷たくなってきた。どうにか路面には雪もなく無事「自衛隊・滝ヶ原駐屯地」まで下りることが出来た。
(7)籠坂峠でバンクのテスト・確認
滝ヶ原から須走りまで順調に進み、籠坂峠も車が少なかったので快適なワインディングを楽しめた。新品のタイヤも一皮むけたのでグリップも良くなり、籠坂峠ではバンク(車を傾ける)をややきつくやってみたが大変良好であった。
山中湖西でバイクを止めて、BPさんはたばこを一服。私は、手が冷たくなったので冬用の皮グラブから GOATEX のグラブに代えて暖かいグリップとなった。
山中湖西でBPさんとお別れし、私は河口湖ICに向かった。
(8)河口湖IC〜八王子IC
季節が冬でもなく春でもないため、ドライブやスキー帰りの車が殆どないため万年渋滞の大月JCT付近も渋滞もなく極めて順調で久々に高速道路らしさを味わった。河口湖ICから八王子ICまで45分であった。
(9)レッドバロンに報告
小さなお土産を持って、今日の「慣らし走行」をレッドバロンに報告した。工場長さんが自ら、エンジンオイル漏れのないことと、タイヤの磨耗(一皮むけ)具合を確認して下さった。
今日の快適なテスト走行も無事終了した。
[用語の意味]
◆フィトンチッド=樹木から発生する揮発性の物質、特に針葉樹に多いといわれ、森林浴の効用として認められている。旧ソ連の生体学者B・キートンが発見した。
◆森林浴=大気浴の一種で、樹木が分泌するフィトンチッドという揮発性の物質により人体が活性化され、健康的な効果が得られるもの。ヨーロッパでは古くから森林療法として定着している。森林の中でのレクレーションの場も提供されている。