「東北一周ツーリング」
Ver.1.01 1998/09/01
Shift_JISに移行 Ver.3.01 2014/08/05
平成10年の夏休みはYMFrc主催で、JF氏の企画に基づき、UM氏が幹事で実施
されました。
記
1、日 程 平成10年8月2日(日)〜7日(金) 6日間
2、目的地 東北一周の旅
3、参加者
YMFrc : JF(Jet Fighter) : KAWASAKI ZZ-R1100
UM(Ultra Man) : BMW R1100-RT
ST−21 : SM(Snow Man) : BMW R1100-RS
4、スケジュール
[集合時間] 東北道・蓮田SA 7:30集合
[1日目]8/2 曇時々雨 (388km)
中央道 環状8号 外環道
自宅───八王子IC────高井戸IC────和光IC────川口JCT
6:05 6:15 6:30 6:50
東北道 78km 東北道 日光宇都宮道路 鬼怒川道路 200km
────蓮田SA────宇都宮IC────今市IC────鬼怒川料金所───
7:10--30 8:30 8:50
244km 317km 西吾妻スカイバレー 388km
──道の駅・田島────大内宿────会津(昼食)────NEC白布高湯山荘
9:50--10:05 10:50--11:30 12:10-35 15:00到着
[2日目]8/3 曇時々雨 (242km)
388km
白布高湯山荘────小野川温泉────米沢市────寒河江市────大石田口
8:55出発
533km 最上川・景観観賞 (昼食)544km
────本合海────最上川渡場───GAS────戸澤舟番所───白糸の滝
11:35--50 12:05--10 12:15--13:10 --14:05
630km
────酒田────象潟、サン・ねむの木
15:15到着
[3日目]8/4 曇時々雨 (306km)
630km 761km 774km 844km
象潟、サン・ねむの木────男鹿水族館────入道崎────GAS────
8:25出発 10:50--11:20 11:40--12:35
858km 917km 936km
道の駅・殿の水────千畳敷────鰺ヶ沢・山海荘
14:15--30 15:40-- 16:15到着
[4日目]8/5 曇 (270km)
936km 979km 1015km ミンマヤロクジョウマ
鰺ヶ沢・山海荘────十三湖大橋────竜飛崎────三厩六条間(朝食)
5:10出発 5:45--6:00 7:00--40 8:00--9:00
フェリー (鱈の里)
────蟹田港〜〜〜〜〜〜〜脇野沢(下北半島)────道の駅・脇野沢───
9:40--10:50 11:50--12:00 12:20--13:10
(写真) 1164km 1206km
──仏ヶ浦────大間崎(本州最北端)────薬研・古畑旅館
14:00--10 15:00--30 16:20
[5日目]8/6 曇 (298km)
1206km 1232km 1275km
薬研・古畑旅館────恐山(地蔵菩薩)────尻屋崎(寒立馬の放牧)───
8:05出発 8:30--9:30 10:10--10:50
1373km 1380km 1495km
───淋野海岸────昼食────蕪島(ウミネコの繁殖地)────GAS─
12:15--25 12:35--13:30 14:05--20
1504km
───黒崎展望台────国民宿舎・黒崎荘
16:00--10 16:15到着
[6日目]8/7 雨のち晴 (752km)
1504km (朝食)1694km 1804km
国民宿舎・黒崎荘────盛岡南IC────紫波SA────長者原SA(GAS)
4:55出発 7:55--8:40 9:40--10:20
1962km (昼食)2082km (待機)
────安達良SA────上河内SA(GAS)────佐野SA────蓮田SA
11:25--50 12:50--13:40 14:20--30 14:50--15:20
────川口料金所────川口JCT────料金所────大泉IC────
15:35 15:40 15:55
大渋滞 事故渋滞:3km 2256km保
谷────武蔵境────調布IC────八王子IC───GAS───自宅
17:15 17:35 17:45
5、訪問先概要
今回の企画はJFさんの豊かな経験に基づき沢山のビューポイントを盛り込んでくれた。
宿泊等の予約は幹事のUMさんが行い、全体スケジュールを作成してくれた。
8/2(日)曇のち雨
私はAM6:05に自宅を出発、東北道・蓮田SAにAM7:10に到着。
集合時間はAM7:30であるが、JFさん、UMさんは既に到着していた。
(1)五十里湖
初日は東北道・宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、今市ICを下り、東部鬼怒川線
を北上する。途中、五十里湖(いかりこ)を見ながら走行する。五十里湖とは江戸から
丁度50里あるのでこの名前が付けられたと、JFさんが無線で教えてくれた。
(2)大内宿
R121を北上し会津若松に向かうが、途中、少し分岐して大内宿に立ち寄る。ここは、
昔、会津の殿様が参勤交代の際宿泊したことから栄えた町とのことで、今は飛騨高山のよ
うに観光の町として昔の家並みが再現されている。ただ一つ一つの家が藁葺き屋根の宿舎
であったらしく、今ではその縁側が土産物の陳列場となっている。そのため、高山のよう
なしっくりした雰囲気ではなく、農家の縁側でお店をしているような感じである。本当に
狭い一角ではあるが、昔の街並みが伺える良い処であった。
(3)磐梯山ゴールドラインはパス
会津で豪華な昼食をして出発すると雨が降り出したため、当初予定した磐梯山ゴールド
ラインを断念し、R49を猪苗代湖、野口英世記念館を通過後、R115,R459を北
上し、檜原湖を左に見て、西吾妻スカイバレーを通りNEC白布高湯山荘に到着。
(4)幻想的な杉の葉
15:00到着と早かったので、白布高湯の町を散策した。夕方、山荘の裏山の杉林を
見ると杉の若葉が蛍光塗料のようにうすく光っている。何ともいえぬ美しさだ。それにし
ても何故あのように幻想的な光を放ているのだろう?
「NEC白布高湯山荘」泊 TEL:0238−55−2115
(走行距離:388km)
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大内宿の町並み
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大内宿の土産店
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8/3(月)曇時々雨
朝、晴れていたかと思うとすぐに曇ってしまい、少し憂鬱な気持ちで白布を発った。
今日は、JFさんの特別企画、最上川の源流から河口までを、満喫するというものだ。
米沢からR287を北上し長井市、寒河江市、村山市を経由し、舟形を西に折れ、最上川
に沿って西に進路を取る。最上川の渡し場で小休憩し、戸澤舟番所で昼食、最上川の急流
を見学する。
最上川の急流を豊富な水が流れるのが見ものでどの部分でもこの最上川のスケールを満
喫できる。JFさんの最大の推奨コースである。
ここで雨が降り出す、でも小雨なのでそのまま走ったが、次の最上川の見処(鳥居と滝
の見える処)で大雨となり、合羽を着用。
梅雨の日も速い流れの最上川
雨の中を日本海側の酒田市に向かってひた走るが、雨はひどくなるばかり、「おばこお
けさライン」を走行後、「鳥海ブルーライン」を走る予定であったが、雨は上がったもの
の鳥海山には厚い雲が懸かり「鳥海ブルーライン」は断念せざるを得なかった。残念。
JFさんは今回で4回目とのことだが、一度も走ったことがないという。
「サン・ねむの木」泊 TEL:0184−43−4960
(走行距離:242km)
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最上川の渡し場
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8/4(火)晴時々曇
朝は曇で相変わらず鳥海山には雲が懸かっている。朝晴れればトライしようとした「鳥
海ブルーライン」はやはり今回は断念。
鳥海山今夏はなぜに見せぬ顔
出発して暫くすると、空が晴れてきた。男鹿水族館に着いた頃は晴れて暑くてしょうが
ない。男鹿半島の先端、入道崎は北緯40度線上にあるとのこと。ニューヨーク、北京、
アンカラ、マドリードと同じだ。ここで昼食だ。
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入道崎海岸
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入道崎と灯台
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ここからは、R101を北上し能代市から不老不死温泉のある黄金崎にJR五能線に沿
って走る。黄金崎は名前ほどではなく単に突き出た崎というだけでこれといった景観はな
い。伊豆に同じ名称の岬があるが伊豆の方が数段美しい。
しかし、不老不死温泉や海の波打ち際にある無料の露天風呂が好評のようだ。
ここから、北東に進路を変え、今日の宿、鰺ヶ沢に向かう。途中、大戸瀬崎の千畳敷を
見学、山海荘には16:15に到着した。
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黄金崎灯台
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千畳敷
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「山海荘」泊。 TEL:01737−2−5111
(走行距離:306km)
8/5(水)曇
今日は便の少ないフェリーに乗る都合上、宿での朝食をせずに、早朝(5:10)の出発だ。
(1)どこまでも真っ直ぐな道
早朝の走行は本当に気持ちがよい。津軽平野を真っ直ぐに北上する。ここは、広域農道
で北海道の道路のように兎に角真っ直ぐで殆ど交差する道路もないので安心だ。勿論、
この間、出会った車はなく、まるで北海道の道路を走っているような錯覚をするほどだ。
まだ出来たばかりの新しい道なのでUMさんのナビゲーションシステムでは沼地の中を真
北に向かい走行している事になっているそうだ。
十三湖大橋上でバイクを止め、記念撮影をする。まだこの時、am6:00なのと曇っ
ているので、まだ夜が明けてないようなぼーっとした朝靄の景色である。
(2)竜飛崎
小泊村を通過して、竜飛崎に続く「竜泊ライン」は竜飛に近づくに従い道路は段々険し
くなり、ワインディングの連続になる。その上、降ったばかりの雨で道路が濡れており滑
りやすい。登り道の途中、工事のためのダートが出現、JFさんはダートが苦手故心配だ
がこともなく通過。今度は峠を越える頃濃霧となり5m先が見えなくなる。
まあ、変化があって大変面白い、そのうち、竜飛崎のあの風力発電の風車が見えてきた、
感激。バイクを止めて、記念撮影。
暫くして、竜飛ウインドパークに到着。ここは、東北電力が実験的に作った風力発電設
備で日本最大規模のものである。実は、このウインドパークの見学は私にとって最大のツ
ーリングポイントであり、今回の東北一周の計画に乗る大きな意味を持っていたのだ。も
うずっと前から「ウインドパークの見学」を入れた東北一周を夢見ていたのだから。
ここには、灯台もあり、灯台のある高台から下方に11基の風力発電の風車が見える。
ここの風車はすべて3枚羽のものばかりである。残念ながら無風状態で11基とも回転し
ていない。本当に残念。
竜飛さえ風はどこかで夏休み
(3)出会い
帰り支度をしていると、4人でドライブしている内の60歳くらいの男の人が我々3人
に声を掛けてきた。
「立派なバイクばかりだが幾らするのか?」「自分の車はこのバイクの半分くらいの価
格で、動けばよい主義だ」「頭に白いものが混ざっているのに馬鹿に元気がいいね!」「ス
ピードはどのくらい出せるのか?」「皆紳士で昔の暴走族の様だ。今の暴走族のように人
に迷惑を掛けるタイプではないと思う」「エンジン音も静かだしね」等、定番の質問と自
分の感想を歯に衣着せずに云って来る。でも、好感の持てる面白い方だ。
偶然、同じフェリーに乗るという。「先に行ってフェリーの人に中年暴走族が3人来る
から気をつけろ!と云っておく」等と冗談を云いながら分かれて行った。
(4)朝食
フェリーの出発まで十分時間があるので、途中、三厩村(みんまやむら)六条間の海岸
沿いの食堂で「海の幸定食」(私はイカ刺定食)を食べた。ここの店は主人が海で採っ
た新鮮な魚類を材料に奥さんが料理している店で地元では良く知られているらしい。
奥さん曰く、三厩村は義経寺(ぎけいじ)で有名とか。源義経もここまで逃げてきたのか
と感慨する。
しかし、「みんまや」とは面白い読み方だ、平安時代の京都の言葉から来ているらしい。
沖縄でも同じような平安時代の言葉が使われている。
(5)再会
おいしい食事を作って貰っている間に、車がホーンを鳴らし手を挙げて通過した。あの、
竜飛崎で声を掛けてくれた方だった。本当にあの人達が我々より先にフェリー乗り場に到
着してしまう。「3人の中年暴走族が来る・・・」なんて云われそう。
やはり蟹田港のフェリー乗り場で再会した。勿論、フェリー内でも一緒だった。このフ
ェリー乗り場とキップ売り場がずっと離れたところにあり、また案内標識も無かったため
よく分からず2往復もしてしまった。
(6)いよいよ下北半島
1時間のフェリーの航海後、下北半島の脇野沢村に到着、道の駅・脇野沢(鱈の里)
で昼食をとり大間崎に向かう。途中、佐井村にある「奇岩そそり立つ神秘の景観」<仏ヶ
浦>がよく見える高台(道路)からこの美しい風景を堪能し、写真に収めた。
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フェリーで下北半島に渡る
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仏ヶ浦
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(7)大間崎
ここは、本州の最北端である。ここは最北端という事以外に、弁天島の灯台、啄木の歌
碑、まぐろの実物大模型など沢山の見物がある。また、天気が良ければ函館山が見える。
そのためか、途中の道は狭いのに観光バスもかなり立ち寄る。ここでは30分ほどゆっく
り写真を撮って記念にした。
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大間崎
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(8)薬研温泉
大間崎からR279を東にバイクを進め大畑町から薬研温泉に入る。
「薬研温泉の名称は、昔、温泉が湧き出ていたところが「薬研」(薬を作る道具)の形
に似ていた事からこの名称が付けられた」と薬研温泉のパンフレットに書いてあった。
「薬研温泉、古畑旅館」泊 TEL:0175−34−2763
(走行距離:306km)
8/6(木)曇
(1)河童の湯
奥薬研には「河童の湯」がある。昨夕は出掛けるのも億劫だったので止めたが、今朝、
食事前に行くことにした。6時に行くともう数人の人が早朝の「河童の湯」を楽しんでい
た。
実は最近、「1億円町興し」の資金で町営の「夫婦かっぱの湯」が出来たことを聞きそ
こにも行くことになった。ところがそこの営業は9:00〜16:00とのことなので場
所の確認だけのために行くことにした。そこの入り口付近で30歳代の夫婦に出会い開業
前でも入れることを聞き、我々3人だけで入ることになった。
二つとも、無料の湯で、朝から二つの露天風呂に入った。露天風呂天国である。
(2)恐山
ここは、20年以上前に1度来たことがあるが、いつ見ても異様な雰囲気だ。
賽の河原の石が何か人骨のように白く、人骨で出来た河原の様で異様な気分になる。
その上、水子地蔵でも有名と云うこともあり、セルロイドで作られた派手な色の風車が幾
つも白い石を積み上げた小山の上に刺され、風に吹かれて威勢良く廻っている。
暫く行くと、湖が見えるがこの水の色が橙色、黄色、水色と怪しい色合いをしている。
この変わった色の水の近くの砂を掘ると橙色または黄色の砂が出てきて一層異様である。
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恐山・山門
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淋しく廻る水子へのカザグルマ
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不気味な情景・賽の河原
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(3)尻屋崎
恐山からむつ市を経て尻屋崎に向かう。
ここは、下北半島の首を曲げた先で六ヶ所村の真北に当たるところ、碑に「最涯ての地」
と彫ってあるのが印象的だ。
ここは、寒立馬(かんだちめ)の放牧で有名だがこの日は一頭も見ることが出来なかっ
た。
尻屋崎夏には留守の寒立馬
尻屋崎灯台は東北最古(120年前)の洋式灯台でも有名で、200万カンデラの光度
は全国で最大級と云われている。
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尻屋崎
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(4)贅沢な道
尻屋崎から黒崎に向かう南北の道は原生林のようなところを真っ直ぐに走っているのだ
が、何のために造ったのだろうかと首を傾げたくなる。何故なら、ここを通る車は殆どな
いのに、片側に歩道の付いた高速道路並の路面の立派な道路なのだ。先月行った磐越道よ
り立派なくらで、まるで、無料の高速道路だ。
その後に出てくるバイパスも同様に片側に歩道の付いた立派な道路で、現在の道路でさ
え田舎道としては十分立派な道路なのだから、その必要性が理解できない。建設省の「予
算ばらまき行政」なのだろうか?もっと改善して貰いたい道路がたくさんあるのに!
昨年の夏に見た「丹沢の山奥の、オフロード車1台がやっと通れる程の通行禁止の林道
の先に架かった両側歩道付きアーチ型鉄橋」を思い出す。
(5)蕪島(ウミネコの繁殖地)
八戸市の中心から東に8km程のところで、一寸突き出たところがあり(半島と云うほ
どではない)この先端が蕪島である。島と云っても小さな出島のように突き出ていて陸続
きかはよく分からなかったが、その手前にこんもりした小高い数メートルの山があり、神
社が祭ってある。
ここは、ウミネコの繁殖地で兎に角賑やかだ。この小高い山の上の神社には、鳩のよう
に人に馴れたウミネコが餌をついばんでおり、人が近づいても逃げない。この神社を中心
にウミネコが飛び廻っており観光客に糞を落とすので、日傘が必要である。私も靴に糞
の落下衝撃を感じた。そして、駐車場はウミネコの糞で真っ白だ。
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ウミネコが遊ぶ蕪島神社
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ウミネコの繁殖地・蕪島
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(6)黒崎展望台
黒崎展望台は国民宿舎・黒崎荘のすぐ手前、徒歩5分位のところにあり三陸海岸の絶景
が見えるところだ。天気が良ければ陸と海の色が最高に美しいとの話をJFさんから伺っ
た。雨の降り出しそうな曇りではあったがまあまあの景色を楽しめた。
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黒崎展望台からの景観
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「国民宿舎・黒崎荘」泊 TEL:0194−35−2611
(走行距離:388km)
8/7(金)雨のち晴
今回ツーリングの最後の日であるが、昨晩からの大雨がやまず、朝から雨が降っている。
最後の日は一日で700km以上を走らねばならないので、am4:00起床で、5:0
0出発という計画となった。
予定通り起床し、温泉に入り、4:55出発となった。
(1)朝からの雨
朝からの雨天走行は何となく憂鬱だ。黒崎荘からは丘を下る急坂故、ゆっくりワインデ
ィングを走行する。当初の予定では、北山崎、龍泉洞を経由の予定であったが、朝からの
雨天のため計画を変更し、宮古経由、東北道・盛岡南ICに直行することになった。
途中の渓谷沿いの道は景色がよく、雨天であっても走行も快適だ。しかし、肝心の無線
は雨のため3人の内どれかが故障し、3人が同時には、まともに交信できない。
(2)朝食
最初のSAである、紫波SAで朝食を取った。ここまで、一般道をしかも大雨の中、3
時間無休憩で走ってきた。
(3)良い天気で快適な走行
水沢ICを過ぎた頃、天気は急速に回復し晴れてきて、合羽を着たままでは暑くなって
きた。どこかのSAかPAで合羽を脱ぎたかったが私の無線が故障し2人に連絡できずそ
のまま走行する。結果的に予定の休憩地点である安達太良SAまで突っ走った。
それでも晴天での走行はやはり気持がよく、気分も晴れ晴れしてくる。調子を出し過ぎ
ないように気をつけよう。
(4)再々会
安達太良SAで休憩後、バイクに向かう途中、また、あの竜飛崎でお会いした方に再々
会した。先方から、こんなに会うのも何かの縁とのことで「名刺を差し上げる」といって
自分の車に戻り、名刺代わりとしてその方の書いた歴史本「信長犬山美濃を平定」を頂い
た。この方は、某大学付属高校の歴史の先生だった。
(5)もう一人の再会
蓮田SAで休憩の後、バイクに戻ると今度は、あの「夫婦かっぱの湯」でお会いした夫
婦のご主人と再会した。ご主人曰く、恐山でも我々を見かけ、東北道でも我々がその方の
車を追い越したとのことだった。「この怪物のように大きいバイクは目に付きますよ」と
云い、その方も「乗ってみたい症候群」の様だった。
一寸した、ふれ合いから、このように何度も出会うのは本当に楽しい。
(走行距離:752km)
6、費 用
月日 GAS 燃 料 高速道路 昼食飲食 宿泊料酒 土 産 その他
Litters Yen Yen Yen Yen Yen Yen
1日目 8/2 9.9 1,019 4,300 3,470 4,200 1,050 --
2日目 8/3 15.1 1,379 -- 1,453 10,000 -- --
3日目 8/4 14.0 1,279 -- 970 11,500 850 --
4日目 8/5 17.0 1,839ferry4,380 2,180 13,860 -- --
5日目 8/6 16.0 1,646 -- 1,280 8,650 500 500
6日目 8/7 37.6 3,658 9,200 1,760 -- 680 osore
---------------------------------------------------------------------- -----
TOTAL:91,603 109.6 10,820 17,880 11,113 48,210 3,080 500
=============
7、データ
総走行距離: 2,256.2 km (ODO=28,560 km)
総消費燃料: 109.6 Litters
燃 費: 20.6 km/Litter
8、地名などの紹介
[変わった名称、読み方]
五十里 = いかり
男鹿 = おが (牡鹿=おじか)
竜飛 = たっぴ
三厩 = みんまや
薬研 = やげん
寒立馬 = かんだちめ
9、竜飛崎・風力発電所
<青森県・竜飛崎にある東北電力・ウインドパークの風力発電所>
・現在、試験研究を含めて国内最大規模の風力発電所。
・建設時期&設置発電機
1991年度 275KW風車 5基
1995年度 300KW風車 5基
-------------------------------------------------------
総容量 2,875KW (実証試験中)
1996年度 500KW風車 1基 (NEDOの委託)
(出典:日刊工業新聞 1998/10/13 )
以上
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