1、日 程 平成10年10月10日(土)〜11日(日) 2、集 合 中央道・談合坂SA AM7:30集合 7:45出発 3、メンバー ST−21:SM(Snow Man) ; BMW R1100-RS (今回は SUZUKI DJEBEL XC250) JM(Joke Master) ; HONDA CB-1000 DB(Dandy Boy) ; Harley Davidson Springer (今回は NISSAN CIMA 4WD 4000cc) HM(Harley Man) ; Harley Davidson FLHTC VT撮影者 YMFrc:UM(Ultra Man) ; BMW R1100-RT 4、コース [1日目] 中央道 102km 155km 自宅────八王子IC────談合坂SA────双葉SA(GAS)────諏訪IC 6:50 7:15 7:35---55 8:35---9:10 181km 205km 251km 266km ────明治の湯────渋ノ湯────白樺湖────GAS───菅平ヒュッテ 10:15--55 11:00--12:05 12:45--13:20 14:40 [2日目] 275km 300km 上越道 379km 関越道 439km 菅平ヒュッテ────上田IC────甘楽PA────高坂SA──── 14:00出発 14:40 15:40--16:00 16:55--17:10 圏央道 R16 485km 鶴ヶ島JCT────入間IC────昭島────GAS────自宅 18:05 5、費 用 ガソリン 1,923 (1120+803) 高速道路 6,520 (2950+70+3500) 温 泉 800 飲 食 1,520 (350+1050+120) 宴会 等 7,000 ----------------------------------------------------------------- 合 計 16,963 6、走行距離 +Alfa 総走行距離:485.0km 燃料:20.5L 燃費:25.9km/L ( SUZUKI DJEBEL ODO:3326 km ) (11.6+8.9) (21.6km/L+26.3km/L) (註)燃費について ・1日目の燃費は1回/2週エンジン始動しているための燃料消費がある。 ・2日目はオフロード走行、帰路の高速走行のため燃費が悪い。 7、今回ツーリングのポイント ・深夜まで酒を楽しむ、菅平ヒュッテ飲み会 ・UMさん撮影の東北一周ツーリングのビデオの観賞 ・明治の湯、渋ノ湯を探訪 8、状況・感想 今回の企画はJMさんが立てたもので、先日立川で飲み会をやり、楽しかったので第二 弾として「飲み会ツーリング」をすることになった。今回の目的は飲むことであり走るこ とではない。従って、結果的に現地集合、現地解散ということになった。 私は折角なので、少しツーリングを楽しみ、現地集合時間の午後3時にDBさんの別荘 である「菅平ヒュッテ」に行くことにした。数日前に得たばかりの情報で、奥蓼科に「明 治の湯」という秘湯があるというので、地図で確認して、ここに立ち寄る計画をした。先 日の「立川での飲み会」のメンバーが対象とのことだったが、談合坂SA集合組(秘湯探 訪)はHMさんと私の2人となってしまった。 それというのは、菅平ヒュッテのオーナーであるDBさんは腰痛のリハビリ中とのこと、 我々の食料買い出しのため、四輪(4WDシーマ)で行くことになり、JMさんは前日の 帰宅が遅いため、ゆっくり一人で上越道・甘楽PA経由で行くということになり、私とH Mさん以外はバラバラの集合ということになった。 (1)集合 いつも通り、談合坂SA集合でAM7:30としたが、時間は十分あるので、ついのん びり準備をし、5:30起床にもかかわらず、自宅出発が20分程遅れて6:50出発と なってしまった。10月10日(土)が休日ということもあり、16号バイパスが渋滞し ており通常10分のところが15分かかり八王子ICに到着。中央道も所々渋滞していた が得意のすり抜けで30分で談合坂SAに到着した。しかし、その時、7:35で5分遅 刻となってしまった。5分の遅刻は私としてはまずい実績を作ってしまった。あってない ような計画に甘えてしまった自分を深く反省した。 (2)明治の湯 明治の湯は中央道・双葉SAで小休止してから、諏訪ICで高速を降りて茅野に向かう 途中から奥蓼科方面(右方向)に分岐し、割合快適な道を走る。左手には蓼科の山々が見 えてとても綺麗だ。 明治の湯は一軒宿で、裏側に清流が流れ、岩で作られた自然の日本庭園のような所なの だ。 山里の清き流れに紅の葉が
明治の湯「渓谷」 | 渓谷の岩にのった私 | 渓谷の清流 |
しかし、到着したのが10時で、この宿のチェックアウト時間のため入浴お断り。しか も、土日の外来客は12:30〜13:00だけ入場できるとのこと。女将が綺麗な人で 色々丁寧に説明してくれた。仕方なく今回はあきらめて、この道の行き止まりの所にある 渋ノ湯を訪ねることにした。 (3)渋ノ湯 ここにも、10台以上の車とバス2台が来ており、こんな奥の一軒宿なのに、皆よく知 っているものだ。ご主人らしい人がフロントにいて、入浴できるとのことだったので早速 入ることにした。 中々雰囲気のあるところで2年ほど前に行った宝川温泉に一寸似ている。しかし、規模 は1/4以下だろうか。湯は鉄泉のようで少し茶色に濁っている。その他に硫黄の匂いが する鉱泉の小さな浴槽があった。ゆっくりして、風呂から出たら昼近くになったので、こ こで食事をしようと思ったら予約客以外は食事が出来ないとのことで昼食を断念した。 (4)昼食 奥蓼科温泉郷から蓼科に抜け白樺湖で昼食をとった。中々よいレストランが見つからな かったが、白樺湖の南側湖畔に洒落たレストランを見つけた。セットの食事は2,500 円以上もするので、辛口カレーにした。税サービス料込みで1,050円也。 (5)菅平に向う あとは、大門街道を通って、菅平に直行ということになり、順調に走行。菅平に近づく と雲が厚く暗くなり、ぽつりぽつりと雨が降ってきた。そして気温も低く、寒くて震える 程であった。でもどうにか合羽を着ずに無事菅平ヒュッテに14:40到着した。 しかし、DMさんはいない。雨がかなり強くなってきたが、幸いヒュッテの床下の駐車 場にバイクを入れることが出来たので、雨に濡れずに済んだが寒い。 (6)皆さんが揃う DMさんは15:20に戻ってこられた。前日から宿泊していたとのことで、JMさん 情報によると「我々二人は多分遅れて4時過ぎになるだろう」とのことだったので、今日 の食事の買い出しに行っていたとのことだった。 しかし、我々二人共。遅れるなどと一言も言っていないばかりか、予定通り3時前に到 着できたことに満足していた。 ところが、当のJMさんは、なんと16:00過ぎに到着した。 ま、多少の行き違いはあったものの、全員無事到着し全員揃った。 (7)「東北一周ツーリング・ビデオ」の鑑賞 我々二人が荷物を解いて、部屋に入れるとすぐにDBさんがビールを出してくれて飲み だした。暫くして、JMさんが加わった。そのまま酒宴が始まり、盛り上がったところで、 UMさんが撮って下さった「東北一周ツーリング・ビデオ」を液晶プロジェクター(80 インチ大型画面)で「映画鑑賞」することになった。UMさんのライディング撮影テクニ ックに皆感動しながら見入った。自らが今バイクに乗っているかの錯覚を感じさせるリア ルな映像であり、UMさんの淡々としたナレーションも好評であった。 (8)音楽鑑賞も加わる DMさんは音楽のジャンルも幅広く新旧沢山の音楽を知っているのにはいつもながら驚 く。今回はウイーン合唱団のような本当に綺麗なコーラス曲でこの静かな別荘で聞くとジ ーンと酔いしれてしまう。 次に、気に入ったのはパティーページのレコードで、もう30年以上前のものなのだが 私が入社したときに寮の同室の仲間が聞かせてくれたそのレコードだった。テナシーワル ツ、モッキンバードヒル、チェンジングパートナー等々、彼女のソフトで明瞭な英語とこ れを再生できるDBさんのタンノイの大型スピーカーからなるオーディオシステムによっ て、音楽会で聞くような快い音に酔いしれた。 (9)楽しい飲み会 外も暗くなり、広いベランダに照明がついた。そこには、作ったばかりの露天風呂(幅 広いカナダ産スプルース材で縁取りされたステンレス風呂)があり、DBさんが湯を入れ てくれて早速入ることになった。 その時、JMさんは既に酔ってソファでお休み。しかし、耳は休んでいないらしく時々 話に乗ってくる。 我々3人は風呂に入ったり出たりで、浴槽の近くのテーブルでまた風呂の中でワインを 楽しんだ。テーブルで寒くなるとまた風呂に入るといった具合で、ワインの消費はピッチ があがった。 翌日分かったことなのだが、飲んだアルコールは500mlの缶ビール12本、720 mlのワインを5本も空けてしまった。それも、一人はビールの途中でお休みになったの で、殆どを3人で飲んだことになる。 [2日目] (1)遅い起床 昨夜遅くまで飲み明かしたので、皆二日酔い気味で、9:20に起床した。遅い人は1 0時頃起きだした。DBさんが昨夜から用意してくれたご飯もほかほかで炊かれていたの で、味噌汁その他をJMさんが料理してくれた。JMさんはいつもコックさんをしてくれ て大変助かる。私とHMさんは布団上げや掃除をして僅かな役に立つことが出来た。 (2)ハーレーの試乗 JMさんが初めてHMさんのハーレー(SLHTC)に乗ってみることになったが、重 量が300kg以上ある上、道路が坂で狭いので方向転換だけでも大変だ。方向転換は慣 れたHMさんにやってもらい、試乗が出来るようになった。 JMさんは以前DBさんのハーレー・スプリンガー・ソフテールに乗ったことがあるの で比較することが出来た。低速加速はやはりSLHTCでは重量もあるだけに十分ではな いとのこと、又、ブレーキの利きが甘いので慣れないと怖いとのことだった。 私は試乗しなかったが、そのような感想が理解できた。 (3)オフロードバイクで大松山スキー場を走破 今回私が折角オフロードバイクで来たので、このスキー場を走破するのがよいとのこと で、昔若い頃経験したというJMさんがインストラクターよろしく案内してくれた。 深い草の中をローギアで走る。深く厚い草は車が横滑りもするので蛇行しながら走るが、 大変面白い。スキーの上級コースの急斜面はとりあえず避けて、中級コース(迂回コース) を登っていく。 何度もスキーで来た、あの頂上付近に無事到着、北側の根固岳、四阿山、そして、左下 には有名な日本ダボス・スキー場が見える景色のよい所でデジタルカメラで記念撮影をし た。 オフロードバイクで臨む紅の山
大松山スキー場の頂上にて | 後ろは根固岳・四阿山 | JMインストラクター |
左下:日本ダボス | とオフロード・バイク |
スキーリフトの脇から中級コースを少し降りて、逆に上級コースの上り坂に挑戦した。 バイクのローギアでもエンジンが止まりそうになる程の急斜面なのでエンジンストップは 許されない。もしエンジンが停止したら、逆さまに落ちてしまうだろう。何せ30度近い 急斜面なのだから。だから、一気にエンジンを噴かして駆け上がるのだが当初横から登る ので、縦方向に方向を変えるだけでも大変だ。スキーの斜滑降を逆にやる様なものなので、 横滑りしながら登り、一気に方向を真っ直ぐ上に向け(スキーの直滑降の逆)エンジンを 噴かす。このような時もスキーの技術が役に立つものだ。転倒することもなく、頂上まで 登りきった。万歳。 (4)泥道でコロリ 今度は雨にぬかるんだ泥道を下る。スキー場の整備に登ったと思われる車の轍が深く2 本ついていて、JMインストラクターの後に付いていくと、JMさんに近づいてしまい、 かといって赤土のような滑るぬかるんだ道なので、ブレーキを掛けても滑り落ちてしまう。 そこで追突を避けるために右側の轍に方向を変えようと思ったが、轍が深すぎて横滑りし て轍から出られない。無理に出ようと思ったら簡単にコロリと転んでしまった。 まっ!立ちゴケのようなものなので、何の問題もなし。 (5)電波望遠鏡 後は普通の山道なので周りの景色を楽しみながら山を下る。 下り終わったところに変わった形のパラボラがあり一寸立ち寄る。一つは直径5m位の よくあるパラボラ、もう一つはパラボラの球の一部分を切り取った形の網状の大型アンテ ナで長さ(円の一部)は50m位、観測所の看板を見たら、東京電通大学の電波望遠鏡と 分かった。 パラボラが宇宙の知らせ受ける秋 (6)昼食 朝食を沢山頂いたので、満腹の状態だったが、JMさんがおにぎりを作ってくれたので、 無理して食べたら、満腹なのにおいしい。結局2つも食べてしまった。 (7)解散 ゆっくりして、14:00に「菅平ヒュッテ」を出発した。DBさんは一人残り、我々 3人で上越道・上田ICに向かう。高速は日曜ということもあり、混雑しており時々渋滞 する。渋滞個所はすり抜け。追い越し車線のある所はスピードを上げて、遅い車を次々と 追い越していく。 途中の休憩地点を甘楽PAと決めたつもりが、HMさんに伝わってなく、私はHMさん とJMさんは無線で連絡を取り合っていると思っていたら、JMさんはマイクやアンテナ は形だけで無線機本体を搭載していなかったとのこと。結果的にHMさんだけが甘楽PA のことを知らずに通過してしまった。 JMさんと私はそれ以降のSA/PAを3つとも立ち寄ったが会うことが出来なかった。 HMさん申し訳ない! 帰宅後、バイクの片づけをした後、HMさんに電話しようと思ったら、HMさんから電 話があった。行き違いを確認したら、圏央道・青梅ICで待ったとのこと。我々は一つ手 前の入間ICで降りてしまったので、全く会うことが出来なかった。 しかし、事故等のトラブルは全くなく、今回も楽しいツーリングであった。 では又。 CAMERA:NEC PICONA