伊勢神宮初詣&パールロード・ツーリング
平成11年1月のツーリングはYMFrcのJFさんが企画・計画しました。
記
1、日 程 平成11年1月15日(金)〜17日(日) 3日間
2、目的地 伊勢神宮への初詣、パールロードのワインディング
3、参加者
YMFrc:JF(Jet Fighter) HONDA Gold Wing 1500
UM(Ultra Man) BMW R1100-RT
ST−21:SM(Snow Man) BMW R1100-RS
4、スケジュール
[集合時間] 東名道・海老名SA 6:30集合
[1日目]1/15(木) 曇のち雨のち曇
4:00起床
東名道 40km 138km 208km
自宅────横浜IC────海老名SA────富士川SA────牧之原SA
5:40 6:10 6:20--6:30 7:30--7:50 8:30--8:50
272km 331km
────浜松西IC────バイパス料金所────伊良湖港────鳥羽港
9:20 9:35--50(合羽) 10:50--11:45 12:40
伊勢二見鳥羽道路 348km 伊勢道路 373km
────────伊勢市内────伊勢神宮────────NEC賢島保養所
13:00 13:05--14:50 15:40着 16:00受付
[2日目]1/16(金) 晴
373km 378km 383km 393km
NEC賢島保養所────横山展望台────大王崎灯台────御座岬(海岸)
8:30 8:45--9:00 9:30--50 9:20--30
パールロード 447km パールロード 453km
────大王町────阿児町──────第一展望台────────鳥羽展望台
11:15-- 11:30--
パールロード 469km 470km 480km R167 R23 伊勢道路
──────鳥羽(昼食)──鳥水族館────二見浦────伊勢─────
12:15--50 13:00--14:30 14:40--15:10
514km
NEC賢島保養所
15:55
[3日目]1/17(土) 晴
514kmkm 伊勢道路 540km 伊勢自動車道 599km 東名阪道
NEC賢島保養所────伊勢IC─────安濃SA────関JCT────
8:30 9:00 9:30--50
650km 695km 東名道 716km 775km(昼食)
名古屋西JCT────名古屋IC────上郷SA────浜名湖SA────
10:45 11:00 11:15--30 12:05--40
900km 1000km R16 R16Bypass
────富士川SA(GAS)────海老名SA────御殿山料金所────
13:50--14:10 15:10--20
1042km
ヨドバシカメラ────GAS───自宅
16:20--17:05 17:25
5、訪問先概要
[1日目]1/15 曇のち雨のち曇
(1)集合
今日も割合早い集合で海老名SAに午前6:30集合のため、4:00起床、5:30
自宅発である。実際には靴下をいつもより厚手のものを履いたため、いつものブーツでは
きつすぎ、別のブーツを用意したりした結果、10分遅れての5:40出発となった。
いつも通り、約40分で東名・海老名SAに到着(6:20)。
JFさんとUMさんは既に到着していた。6:30には出発し、富士川SAに向かう。
今日は曇っており、富士川SAで富士山を見ることが出来ない。トイレ休憩をして、熱い
缶ののお茶を買って手を暖める。
(2)途中で雨
今日のルートは浜松西ICで東名道を降りて、R42を伊良湖岬に向かう。
その途中で雨が降り出し、合羽(レインウェア)を着る羽目になる。でも心配された雪
は降らないので安心だ。
一度合羽を着てしまえば「雨もまた楽し」である。少し雨が降っている方が埃っぽくな
くて返って良い面もある。雨が降ると排気ガスも下に落とされるために空気もクリーンで
返って気持ちがよい。バイクの場合は外気が汚れていてもそれを吸わなければならないの
でこの差は大きい。
(3)フェリーも予定通り
11:40発のフェリーに乗る予定でバイクを走らせたが、11:00にフェリー乗り
場に到着したため、早からず遅からず、丁度の到着となり、待ち時間5分位で乗船となっ
た。
海も穏やかで、フェリーも順調に進み、これも予定通り1時間で到着した。
(4)対岸の鳥羽港は曇
雨もフェリーの途中で止み、対岸の鳥羽港は曇であった。従って、合羽を畳んでバイク
のツーリングバックに納められるようにした。フェリーの中では、今日は早朝出発でお腹
が空いたので、ホットドッグと紅茶の中食を取った。
(5)バイク好きのおじさん
我々のことではなく、我々が神宮の鳥居の前(バイク置き場)に3台の大型バイクを置
いたので、大変目立つ。しかも、他にはバイクも車もないのでまるで3台のバイクを展示
しているようだ。
バイクを離れようとしたとき、バイク好きのおじさんが声を掛けて、「自分もバイクが
好きなので仲間意識が生まれる」などと言って、JFさんの手を取って放さない。大鳥居
の正面なので大勢の参拝客が見ていた。JFさんはそれでも満足気であった。
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鳥居前の3台の大型バイク |
バイク好きのおじさん |
(6)念願の伊勢神宮参り
昨年10月に来たときには、伊勢参りをパスしたので、今日は念願の伊勢神宮参り(初
詣)となった。
1月15日ということもあって、成人を迎えた若い人達が沢山参拝に来ていた。特に和服
の女性が綺麗だ。男性の中には茶髪で和服という人もかなりいて、現代流というのか、あ
まり締まりのない姿であった。
ここは、ツーリングの第一の目的とあって、ゆっくり時間を掛けて参拝した。写真も沢
山撮った。
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伊勢神宮・外宮 |
成人式後の若き女性達 |
(7)交通安全祈願
伊勢神宮の参道は長い。小石の長い参道を少し行くと、五十鈴川が見えて、デジタルカ
メラでUMさんが良い記念撮影をしてくれた。
一番奥に神宮の内宮があり、我々は交通安全祈願をした。ここでの記念撮影は禁止なので、
階段下から内宮へ行く参拝者の風景を写真に収めた。
綺麗な和服の女性も参賀の人が多くてよく撮れなかった。
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伊勢神宮境内にある五十鈴川 |
参道を行く成人女性 |
伊勢神宮・内宮 |
木枯らしを友に疾駆の伊勢の旅
(8)NEC賢島保養所
ここの保養所が開設されてすぐ宿泊したことがあり、それ以後では、3年ほど前の関西
勤務の時にST−21(関西)の人達と宿泊したことがある。
今回はYMFrcの方々と一緒で、YMFrcの方々は今回が初めてのようだ。
初めて宿泊してからもう20年にもなるが、当時とあまり変わらず綺麗に管理されてい
る。若い管理人さんも従業員も一生懸命働いており応対も大変良いよい。
[2日目]
(1)横山展望台と大王崎灯台と御座岬(海岸)
9:00に宿を出発して、近くの横山展望台に行った。ここから、英虞湾がよく見えるので
良く知られている。早朝ということもあり我々の他は1台の乗用車が来ただけであった。
そこを発って大王崎灯台に向かう。大王崎灯台は他の灯台と同じように灯台までの小道
の両側に土産店が立ち並んでいる。観光客はまだ殆どいないので売り子がすぐによって来
る。一寸覗いてみたが小中学生向けの土産物ばかりなので特に買うものが無く定番の「テ
レカ」を買った。バイクに戻るまでの途中、灯台をバックにして記念撮影をするのに良さ
そうな場所を整備中であった。我々3人はバイクのウェアを着ていたためか、工事のおじ
さんに入場許可を求めると2つ返事で通してくれた。灯台をバックに記念撮影をした。
JFさんは景勝地を良く知っていて、今回、御座岬(海岸)を追加してくれた。
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保養所出発前のバイク |
横山展望台でのUMさん |
大王崎灯台 |
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御座岬(海岸) |
(2)パールロード
これからは楽しみの有料道路「パールロード」の走行だ。ここは、割合大きなカーブの
連続でオートバイに最適なワインディングだ。早速、「ウルトラマン」の異名を持つUM
さんさんはトップを高速で走行する。私は途中までついて行ったがハミ禁(ハミ出し禁
止)の黄色線のエリヤで先行の4輪車に追いつき行く手を遮られ、黄色線故追い越すこと
もできない。結局、次の集合地点の鳥羽展望台まで遂に追いつくことが出来なかった。
JFさんは新車なこともあって特に慎重で我々の後を追った。
(3)鳥羽展望台
ここは太平洋を眼下に雄大な景色を堪能出来る展望台で、駐車場も広い。ここには大き
な建物が一つあり土産店、レストラン等がある。特に買うものもないので外を散策する。
ここには演歌歌手の鳥羽一郎兄弟の「鳥羽」を日本中に知られるようになった功績を記念
して「兄弟酒」の歌碑がある。
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「兄弟酒」の歌碑 |
木で組まれた展望台があり、そこまで小走りに歩く。外気は寒いが我々はゴアテックス
のジャケットで完全防備しているので寒くはない。しかし、車に乗っている人から見ると
バイクは大変寒いのだろうと思うらしく、通りすがりの方が「バイクは寒くて大変だね」
などと同情してくれる。「いや寒くはありませんよ!」と本当のことを言ったら「キョ
トン」としていた。年の割に超元気なので、やはり驚くようだ。
(4)鳥羽水族館
ここは、以前、大阪在勤の時、ST−21(関西)のメンバーと共に一度訪れてことが
ある。JFさんとUMさんは初めてのことで、このスケールの大きさは少々驚いたよう
だ。入場料も2,600円と少々高い。
大きな水槽を、上から、横から・下からも見られるようになってといてかなりの見甲斐
がある。ここのアシカはかなり知能レベルが高く、調教師無しで自由に遊んでいる。
時々、水に浮いたボールを水のない棚に投げてバスケットボールのように遊んでいる。
JFさんは偶然に棚に載ったのだと思ったらしい。しかしこのアシかは、色々のボールを
シュートして棚に載せた。拍手である。
(5)二見浦
ここは二つの岩が海の中に仲良く並び注連縄で繋がったあの有名な「夫婦岩」のある所
だ。駐車場はほぼ満車だったが、運良く、大型バイク3台を置くことが出来た。
私は始めての訪問だが、写真等でよく見ていたためか、初めとの訪問のような感じはし
なかった。
ここには、何故か大きな蛙のつがいが祀られている。そのいわれは、この辺の海の波が
荒く、昔小舟がよく転覆したらしい。それで、「無事カエル」ことを祈り、その縁起をか
ついて「カエル」が祀られているらしい。
ここの神社では「夫婦岩とうさぎ」が描かれた絵馬を買った。
もう一つ、ここには「天の岩戸」があり、やはり祀られている。「天の岩戸」は日本に
3カ所ほどあるらしいが、関東では「戸隠神社」がよく知られている。
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二見浦の「夫婦岩」 |
新年の暦絵似合う夫婦岩
(6)山道の走行はパス
当初のおおざっぱな計画では最後に五十鈴川渓谷、剣峠経由の山道の走行を楽しんで宿
に戻る予定であったが、途中の見学をゆっくりしたため時間がなくなり、山道はパスして
一般国道で宿に戻った。
[3日目]
3日目はどこも見学せずに、ひたすら東京に向かって走る。
来るときはフェリーを利用したので走行距離も少なく、時間も短くて済んだが、帰りは
伊勢道、東名阪道、東名道と全てが高速道路であった。
(1)伊勢道
伊勢ICから伊勢道(正式には「伊勢自動車道」)に入る。伊勢道は、朝も早く逆方向
なので車が殆どなく、思うように走れる。天気はよいが風が強く、時々突風が吹くので走
りにくい。でもこの位の風は慣れているので問題はない。
この道にはいると、UMさんがスピードを上げる。私もその後を追う。しかし、超高速
になるとフロントホイールがブレ(振動し)だし、速度が高まるほどブレがひどくなる。
そんなことがあってUMさんに最後までついていくことは出来なかった。
JFさんは、慣らし運転ということと、ウインド・シールドやカウルが大きく強風の影
響を受け易いらしく、ゆっくりついてきた。
(2)名古屋市内の東名阪道
ここはいつも車の数が多い。その上、パトカーが速度取締を強化しており、今回も2回
程4輪が捕まっているのを見た。
(3)東名道は順調
いつも通り慣れた東名道は順調であったが、変化の乏しい道なのであまり好きではな
い。
それでも百人一首で有名な田子の浦付近は景色がよい。
富士川SAで休憩し、天気も良く富士山がよく見えたので、ここで記念撮影をした。
田子の浦今も絶景富士の雪
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SAでのバイク |
富士川SAにて |
今回も、特別なトラブルもなく、3日間1,000kmの長旅が終了した。
[その後の報告]
フロントホイールが高速でブレるのは交換したばかりのタイヤのホイールバランスが
狂っているためではないかと私は推測していた。
その後、タイヤ交換をして頂いたレッドバロン八王子店に行き、ホイールバランスを取
り直して頂いた。
2月24日(日)に中央道でテストしたらブレが完全に止まった。
やはり、ホイールバランスが狂っていたのだった。今度は高速でも安心だ。
6、費 用
月日 GAS 燃 料 高速道路 昼食飲食 土産 宿泊・酒
Litters Yen Yen Yen Yen Yen
1日目 1/15 20.6 1,954 7,530 940 1,400 4,200
2日目 1/16 0 0 940 1,170 1,750 4,200
3日目 1/17 38.1 3,733 8,800 1,290 730 1,800
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TOTAL: 40,437 58.7 5,687 17,270 3,400 3,880 10,200
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総費用=上記TOTAL+鳥羽水族館=40,437+2,600=43,000円
7、データ
総走行距離: 1,042 km ( ODO=32,785 km)
総消費燃料: 58.7 Litters
燃 費: 17.8 km/Litter
以上
CAMERA:NEC PICONA
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