1、日 程 平成11年2月21日(日)晴 2、目 的 BMW R1100-RS リア・タイヤの慣らしとフロントホイールの高速走行テスト 3、メンバー ST−21: 福島;BMW R1100-RS (ソロ) 4、コース 0km 49km 自宅────高尾山口────大垂水峠────相模湖────上野原──── 10:30 11:10 66km R20 72km 中央道 86km 中央道(テスト)119km 猿橋────大月IC────談合坂SA────────八王子IC──── 11:45 12:08--20 11:35 125km レッドバロン────GAS────自宅 11:45-- 13:00 5、費 用 ガソリン 989 高速道路 1,100 飲 食 0 土 産 1,850 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合 計 3,939 6、走行距離 総走行距離:125.0km 燃料:10.7L 燃費:12.5km/L ( BMW ODO:32919 km ) 総時間:2時間30分 (既に16km走行しており、ほぼ毎週のエンジン始動があるので燃費は無意味) (註)平成10年3月にリアタイヤの交換をしている。 7、内 容 フロントタイヤを交換してから、120km/h以上のの高速走行で前輪のブレを感じてい た。1/15〜17に伊勢神宮ツーリングの時この振動を体験し、ホイールバランスが適正でな いことが原因ではないかと推測していた。そこで、タイヤを交換して頂いたレッドバロン 八王子店でホイールバランスを取り直してもらった。しかし、その後、テスト走行してな いので本日することにした。 (1)天気は良好、のんびり走行 昨日も今日も天気は良い。今日はほぼ快晴であるが風は冷たい。 1/15〜17に伊勢神宮へ初詣ツーリングに行った時、新品に交換したばかりのフロントタ イヤが高速時にブレる(振動する)現象が出た。ツーリングの次の週にタイヤ交換をして 頂いた店(レッドバロン八王子店)でホイールバランスを取り直してもらった。又、つい でにリアタイヤもフロントと同じミシュランのスポーツタイヤに交換して頂いた。 早く、高速走行テストをしなければと思いつつ、風邪を引いたり、雪が降ったりで、今 になってしまった。今日は天気も良いので、中央道でテストすることにした。 リヤタイヤがまだ真新しいので、走行には十分気を付けなければならない。新しいタイ ヤは表面に蝋が付いているので滑りやすく、約100km走行してからでないと、設計値 のグリップ力が確保されないからだ。いわゆる、「一皮むいてから」というやつである。 そのため、即、高速走行というわけには行かないので、R20を甲府方面に向かう。 八王子市街を通り、高尾を経由して、カーブの多い大垂水峠(おおだるみ)に差し掛か る。通常は前に四輪がいると遅いのでいやなのだが、今日はタイヤを慣らすのが目的なの で、四輪位の速度が丁度良い。ゆっくり景色を見ながら走行する。 (2)気温の変化が身体で分かる。 風は冷たいが、ゴアテックスの冬用ジャケットとゴアテックスの冬用グラブとそれにラ クダの下着を付けているので、走行していてもぽかぽかと暖かい。日差しは春のようなの で、気分は「春うらら」という感じである。走行はゆっくりであるし、身体も暖かいの で、本当に景色を楽しみながらのんびり走る。 特に、大垂水のワインディングは、リヤタイヤの縁まで接地するのに適している。ゆっ くり走行でも意識してバンク(バイクを傾ける)し、タイヤの蝋を除去するように走る。 猿橋近くに来たら、急に気温が下がるのが分かる。しかし、しっかりした装備をしてい るので寒くはない。多分せいぜい4〜5度Cだろう。その後、大月市に来たら、又、暖か くなってきた。やはり山間部は昼でもかなり寒いことがよく分かる。四輪車ではこういう ことを身体で感じることが出来ない。 (3)いよいよテスト 無事大月ICに到着した。そのままノンストップでICに入った。この時、既に約70 km走行しているので、もう高速でも問題ない。滑りがないことを確認してから、徐々に スピードを上げる。グリップは大丈夫なようだ。 そして、問題の120km/h迄速度を上げてみたが、特にブレることもなく140km/h 迄スムーズである。するともう、談合坂SAの標識が見えてきてSAに入る。 (4)談合坂SAにて土産 談合坂SAにて、このタイヤの件でお世話になったレッドバロン八王子店の皆様に御礼 の気持ちを込めて、小さな信玄餅の土産を買った。昼食もここでしようかと思ったが、家 内が一人で留守番をしているので、1時までに自宅に戻り、自宅にて二人で昼食をするこ とにした。 (5)再びテスト 談合坂SAから八王子方面に向かうとSAを出てすぐ割と急な下り坂のカーブが続く。 従って、ここでの高速テストは出来ない。その後の、大きなカーブで速度を上げる。最後 は八王子IC近くの直線で160km/hのテストが出来た。 特別な振動は感じられないので、これで大丈夫と思う。 (6)レッドバロンに御礼と報告 帰宅前にレッドバロンに立ち寄り、「高速走行でも問題ない」旨、報告し、御礼のお土 産を渡して帰った。 これで先ずは安心だ。今度は遵法(順法)精神で安全運転に努めよう。 (余録) 自宅に戻ると、エンジンからオイルが漏れており、その原因を究明したところ、二つあ るエンジンのキャップについている油漏れ防止のOリングが劣化していることが分かっ た。近くのBMWディーラーで部品を購入して、自分で交換し、修理完了。 この店に行くといつもより来客が多いので、何かと思ったら、新車発表の試乗会を開催 していた。 このついでに、BMW K1200-RとDUCCATI 997に試乗させてもらった。BMW K1200-R は、K100よりはずっと良いのだろうが、試乗コースが渋滞するR16バイパスであまり スピードを出せないため、良さが十分分からなかった。折返しの空いたところで急加速、 急ブレーキをテストしてみたが、急加速は満足できるほどのテストは出来なっかたが、ブ レーキはよく利く感じであった。ツーリング用にはやはりRSタイプがよい。 このバイクはウインカーのリリースが別スイッチになっており、今までのBMWと違う ので閉口した。 DUCCATI 996は前傾がきつく、ツーリングには全く向かないばかりか街乗りも楽では ない。まるっきり、大きなガソリンタンクを抱いているような姿勢で、当然タンクバック など付けられる余裕もない。音はあの独特な「ドカドカ」という良い音がするものの、そ れに加えて「ガチャガチャ」という音も大きく、あまりよい感じではなかった。 昨年、レッドバロンで試乗させてもらったDUCCATI 900のエンジンを搭載した BIMOTA 900Dの方がよほど良い感じであった。あのときのBIMOTA 900Dは金と場所の 余裕があればもう一台追加したいバイクであった。 それに比し、このDUCCATI 996は決して欲しいとは思わなかった。 では又、お会いしましょう。