大菩薩の湯と座禅草の群生
1、日 程 平成11年3月14日(日)晴
2、目 的 柳沢峠付近と御坂峠付近の道路の凍結状況確認
3、メンバー ST-21:福島(ソロ);SUZUKI DJEBEL XC250(オフロード車)
4、コース
0km 16km 27km 34km 48km
自宅────友田────吉野街道終────古里交差点────奥多摩湖────
10:30 11:22 渋滞 11:50 12:00 12:20
64km 82km 大菩薩ライン 94km 104km
丹波────柳沢峠茶屋────────大菩薩の湯──────座禅草群生地──
12:50 13:15 14:00--15:30 15:45--16:10
大菩薩ライン 119km 中央道 中央道 184km 189km
──────勝沼IC────大月JCT────八王子IC────自宅───
16:46 17:30 17:47
95km
────東京トヨペット────レッドバロン────(GAS)──自宅
18:00--30 18:35--40 18:50
5、費 用
ガソリン 688
高速道路 1,500
飲 食 1,050 (750+300)
入湯税等 800 (600+200)
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合 計 4,038
6、走行距離
総走行距離:195.0km 燃料:7.8L 燃費:25.0km/L
( SUZUKI DJEBEL ODO:3521 km ) 総時間:7時間17分
(註)1回/週〜1回/2週のエンジン試動をしているので、
燃費は実際より悪く表現されている。
7、内 容
今日は天気がよいので奥多摩方面へ出掛けることにした。実は目的があって、それは、
STー21(関東)のメンバーHMさんが出してくれたコース(案)を確認することであ
る。何故なら、このコースは、奥多摩、丹波、柳沢峠、塩山、勝沼、左右口峠、河口湖、
大月、八王子であり、特に柳沢峠と左右口峠に残雪があることをHMさんは大変心配して
いたので、それを確認することが目的である。
最近殆どオフロードバイクに乗っていないので、これで行くことにした。オフロードバ
イクならばたとえ多少の雪があろうとも安心して走行できるからだ。
(1)吉野街道は観梅客で賑わう
八王子から奥多摩湖に行くには吉野街道が近道の上、気持ちよく走れるルートなのだ。
しかし、今日は梅の花が盛りで、観梅客で賑わい、その上「梅まつり」をしており、片側
一車線の道路は大渋滞である。道が狭いのでバイクが車の左側を通ることが出来ないこと
が多く、随分時間を無駄にした。
(2)御岳山入口−奥多摩湖はスムーズ
この梅園を越えたら急に道路は空いて、本来の速度で走行できた。奥多摩湖の駐車場で
12時過ぎになってしまったので昼食を取ろうとしたが、立ち食い蕎麦しかなく、柳沢峠
の茶屋まで昼食を我慢することにした。この峠までスムーズであった。
途中、旧型の400ccバイクが前方を走っており、暫く後をついていたが、あまり運転
が上手ではないのでカーブの度に遅くなる。このまま下手なバイクの後についていても精
神的にも良くないので一気に追い越した。私のオフロードバイクは250ccだが中々トル
クも馬力もあり、この400ccのバイクはあっと言う間にバックミラーから消えた。
(3)柳沢峠で昼食
やっと柳沢峠に到着。いつも見える富士山が今日は雲で見えない。取りあえず記念撮影
をした。
柳沢峠の茶屋(柳沢ドライブイン)で昼食をすることにしたが、時間も遅いこともあり
客は私一人であった。ろくなメニューもないので、無難なカレーライス750円を注文し
た。すぐ料理が出たものの、驚いたことに牛肉は見えず貝の佃煮が時々見えるようなカ
レーである。どこのカレーも牛肉は付き物と思うが、缶詰の貝の佃煮には驚いた。
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柳沢峠からいつもの富士山 |
柳沢ドライブイン |
は今日は見えない |
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(4)大菩薩ライン
柳沢峠の途中にも多少の残雪はあったが、この峠から先(山梨県側)にはもっと残雪が
多く残っており、気温も数度低い。
柳沢峠を少し下ると山梨県側の道路は良く整備され以前のような小さなワインディング
のない走り易い道になっていた。昨年来たときは工事中であったが、今は殆ど完成してい
る。これが「大菩薩ライン」である。
(5)大菩薩の湯
この道路の途中に、「大菩薩の湯」(塩山市交流保養センター)が出来ていた。ヘア
ピンカーブの先端の位置にあるので立ち寄ってみた。塩山市が「町興し」で作ったらしく
立派なものだ。昨年の7月28日オープンしたとのこと。
中には、寝湯付、ジェットバス付の大浴場、サウナ風呂、源泉風呂、そして、露天風呂
がある。アルカリ温泉、入湯料600円、タオル200円で3時間楽しめるが、約1時間
ゆっくり楽しんだ。
センター内には、畳の大広間、軽食堂、土産店がある。
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大菩薩の湯・全景 |
大菩薩の湯・入口 |
大菩薩の湯と私のバイク |
(二人から声をかけられた)
[一人目]
更衣室で SINISALO のパンツ(ノルウェー製有名ブランドのオフロードバイク用ズ
ボン。派手な色でしかも太股一杯にSINISALOと大きく書いてあるので目立つ)を
はいていたら、60才くらいの人が「ハーレーでも乗っているのかね?」と声をかけてき
た。
「ハーレーではなくBMW1100ccですが、今日はオフロードバイクです」というと、
「きょとん」としていたので「砂利道、泥道を走れるバイクです」というと、「随分元気
だね」「BMWのバイクも普通の乗用車より(値段が)高いのでしょう?」などといろい
ろ質問された。
[二人目]
休憩室で休憩していたら、テーブルの向かいに座った人が、声をかけてくれて、ビール
のつまみをくれた。その方は、奥様とのドライブの途中で「座禅草の群生」を見てきたと
のことだった。そして、近くなので是非見るようにと奨められた。
(6)座禅草の群生
温泉で話しかけられた人に情報を得て、「座禅草の群生」を見ることにした。
この温泉から少し下って、隣の沢を少し登ったところに竹崎と言う集落の山林に「座禅
草の群生地」がある。バイクを置いて、10分程歩くと林の中の湿地帯に沢山群生してい
る。私は始めて見たが、形は水芭蕉似ていて色はワインレッドである。中には緑色のもの
もある。水芭蕉よりも葉が丸く覆っていてこの覆いの中に僧侶が座禅をしているように見
えるのでこの名前がある。
ここの見学も予定外であったので、又予定の自宅への到着が遅れることになった。
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ワインレッドの座禅草 |
紅白の座禅草 |
小沢の淵に咲く座禅草の群 |
(7)左右口峠の残雪確認は取りやめ
左右口峠の残雪確認は柳沢峠の状況から推測できるので確認のためのツーリングは取り
やめて、時間も遅いこともあり自宅に直行することにした。
(8)中央道は順調
塩山から勝沼までは、もう何度も来ているのでブドウ街道もスムーズに通り、勝沼IC
から中央道に入った。ここからは、ノンストップで八王子ICへ、そして自宅に戻った。
以上
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