「大谷資料館(大谷石・採掘場跡の探訪)」

            ST−21・7月度ツーリング
          < 大谷資料館(大谷石・採掘場跡の探訪)>

1、日  程   平成11年7月24日(土)

2、集  合   東北道・蓮田SA     AM7:30集合

3、メンバー
  ST−21: AB(American Bear) : HONDA MAGNA45(750cc American)
         SM(Snow Man)    : BMW R1100-RS

4、コース
      6km   中央道 31km  環状8号 46km 東京環状 65km
自宅────八王子IC────高井戸IC────和光IC────川口JCT
6:00    6:10       6:25       7:00      7:15

   7:30集合 東北道 156km      170km    R121
────蓮田SA────鹿沼IC────大谷資料館────今市市────
    7:25--8:10   8:50      9:30--10:40

       174km    225km     231km      268km
日光市────昼食────中禅寺────砺沢展望台────金精峠────
     12:50--13:55 13:10--14:50   14:00--10    15:00--10

276km  R120      R120     R120  313km 上信越道
白根温泉────老神温泉────白沢村────沼田IC────藤岡JCT
(PASS)     (PASS)            16:05

関越道 364km  関越道 414km  圏央道 434km         454km
────中里SA────鶴ヶ島JCT────青梅IC────GAS──自宅
    16:35--55    17:35       17:50          18:40

5、費  用

  ガソリン    1,949 (898+1051)
  高速道路    6,000 (500+400+2200+2900)
  飲  食      225 (105+120+0(昼食はABさんのおごり))
  入場料       900 (600+300)
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  合  計    9,074

6、走行距離
  総走行距離:454.0km  燃料:20.5L  燃費:22.1km/L
 ( BMW 1100-RS ODO:35989km )  (9.5+11.0)

7、今回ツーリングのハイライト
      アドベンチャーシリーズ 第3弾
      大谷資料館(大谷石・採掘場跡の探訪)

8、状況・感想
 今回は大谷石で有名な大谷資料館(大谷石・採石場跡)の見学が中心である。
ここは、新聞等で時々紹介されるところで、一度訪れてみたいと思っていた場所である。

(1)集合
 昨日、梅雨が明けたばかりで天気は良好だ。7:30東北道・蓮田SAに集合のため
、久々に早く4:30に起床した。
 自宅を6:10出発としたら、環状8号線が思ったより渋滞しており、ここの通過に
時間をとられ蓮田SAには7:25に到着した。ABさんは既に到着していた。
 今日の参加は会社の中期計画作成時期ということもあり、参加できる人が少なくAB
さんと私の2人だけになってしまった。

(2)大谷資料館
 東北道・鹿沼ICを降りて14km程で大谷に到着した。梅雨明けの晴天故気温はど
んどん上昇し、34℃位になっている。私は皮(レザー)の上下を着ているので大変暑
い。
 この大谷の洞窟前に来るとヒヤッとして涼しい。そう、地下から冷風が吹き出して来
るのだ。
              洞窟に浄土を見たり炎天下

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採掘跡の奇観 ABさんと記念撮影

 入り口には入場券を売る老人が一人いるだけで、中にはいるとヒヤッとした空気と霧
が立ちこめており不気味な雰囲気だ。それこそ幽霊でも出そうな雰囲気なのだ。その上
照明のランプが小さいので目が慣れるまで足下がよく見えない。
 少し目が暗闇に慣れてくると、眼下に大きな空間が開けてきて、下方に深く続いてい
る。
そこを、案内の矢印に従って階段を下りていく。気の小さい人なら降りるのをためらう
かも知れない。
 色々、歩いてみると中は広い部屋が幾つもあり、ギリシャの地下宮殿のように広い。
この広さは東京ドームがすっぽり入る大きさだというのだから驚く。以前、この広間で
、音楽会を開いたこともある。

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真っ暗で冷たい地下宮殿

 ここは私達の他には1組の男女が訪れただけで、やはり、科学そのものに関心のある
人しか訪れないのだろう。お陰でゆっくり写真を撮ることが出来た。
 そしてゆっくり帰り支度をしていると、観光バスが2台来て、よく見ると小学生の理
科の勉強らしい。その後又、3台ものバスが続いてきてあっと言う間に大型観光バスで
駐車場は一杯になった。それにしても、良いタイミングであった。小学生達が先に到着
していたら悲劇であったろう。

(3)日光に向かう
 この見学の後、日光に向かうのだが、大谷から今市市に向かう途中のR121は、昔
の日光街道で大きな杉並木の中を通っており、中々良い感じだ。これが今市市まで延々
と続く。杉並木の中なのでバイクでも涼しい。途中給油して日光に向かう。

(4)いろは坂
 「いろは坂」とは多くのカーブの連続で50曲がりもあるという意味から50音の「
いろは坂」と名付けられた。
 今は登りと下りが別々に作られているので対向車の心配はない。しかも2車線で左側
は二輪、バス、トラック専用、右側はそれを除く自動車(乗用車)専用である。それが
、道路標示してあり、頻繁に出てくる。にもかかわらず何台かの車は左側の車線を走っ
ており、我々バイクの行く手を阻む。その時は、右車線に出て、その車を追い越し手で
右側によるように合図をする。それでも意味が分からず、そのまま左側車線を走行する
ノンビリ者もいる。もう少し前を行くと今度は右側車線をまじめに串団子のように繋が
って走っている一団があった。前の遅い車に阻まれて串団子になっているのだ。それで
もまじめで左車線に出て追い越しをすることなく串団子状態で走っていた。
 ABさんは、このワインディングをずっと私についてきた。大変な上達振りだ。昨年
、黒四ダムに行った頃は速く走れなかったことを思うと目を見張る上達振りだ。もうど
こへ行っても心配なさそうだ。ABさんの腕の上達振りは、この後も見られ、片側一車
線の道での四輪の追い越しについても、少し無理かなと思っているといつの間にか私の
後についているという具合であった。

(5)日光で昼食
 日光陽明門はあまりにも有名だが、元々見学コースには入れてない。11時頃に市内
に入ったが、昼食をするにも観光客が多いので、これを避けて中禅寺湖に向かう。
 その途中、うどんの店で昼食を採った。ここは入り口を入ったときには大変涼しかっ
たので、冷房をしていると思い南側の窓の開かないガラス張りの席に着いたらかなり暑
い。店の人に聞いたら自然の風だけで冷房はしていないとのこと。そこで風のはいる場
所に席を替えてもらい、大変涼しい席で美味しいうどんを食することが出来た。
 しかも、ABさんが「いつも私から写真をもらっているから今回の昼食はごちそうし
てくれる」とのことで、ありがたく頂くことになった。

(6)中禅寺
 中禅寺湖の湖尻に来たら、左折:展望台の標識があり、行ってみることにした。少し
走るとすぐに立派なお寺が見え、時間もあるので見学することにした。あまり立派なの
で寺の名前を確認すると「中禅寺」と書いてあった。
 当然といえば当然なのだが、中禅寺の近くにある湖なので「中禅寺湖」と名付けたこ
とが分かった。「中禅寺湖」があまりにも有名なので中禅寺の存在を知らなかった。
 一階部分にご本尊の千手観音があり、42本の手以外は一本の大木から切り出したも
のだという。我々2人プラス1人の観光客のために専任の巫女さんが丁寧に説明してく
れた。別棟の2階に行くとそこにも立派な仏像があり、又、専任の中年の僧が流暢に説
明してくれた。ここには東照宮の「鳴き龍を書いた画家」が描いたという龍が天井に書
かれていた。しかし「ここの龍は鳴かない」との説明がついた。

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立派な中善寺境内 中善寺から臨む男体山

(7)砺沢展望台
 ここから少し走って、中禅寺湖道路を高台まで登ると砺沢展望台がある。ここからは
男体山と中禅寺湖が眼前に広がり良い眺めだ。夏雲も出て迫力のある写真も撮れた。

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砺沢展望台からの男体山

(8)スキー場で休憩、老神温泉はパス
 老神温泉へ行く途中、スキー場で休憩をとった。このスキー場では人工ゲレンデ(プ
ラスティック)が作られていて、かなりの人達が夏スキーを楽しんでいた。
 中禅寺と展望台は予定外の見学でゆっくりしてしまったので老神温泉はパスすること
にした。

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人工スキー場で夏スキーを
楽しんでいた。

(9)後は一直線に東京へ
 R120から関越道沼田ICに乗り、一気に中里SA迄走り抜く。この中里SAで休
憩し、高坂SAまではABさんと一緒に走り、高坂SAはパスしてこの付近でお別れし
た。
 鶴ヶ島JCTを通り、圏央道に入ると道路は空いており、快適な高速走行を楽しむこ
とが出来た。

 今回も何のトラブルも事故もなく、快適なツーリングを楽しむことが出来た。

では又。

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