「日塩もみじ街道、足尾銅山跡地見学」

1、日  程   平成11年11月6日(土)曇

2、集  合   東北道・蓮田SA(バイク駐車場)  AM 7:30 集合

3、メンバー       DB(Data Base)   : KAWASAKI ZZR-400       AB(American Bear) : HONDA VALCURE 1500       HM(Harley Man)   : Harley Davidson FLHTC 1340cc       NB(Naniwa Boy)   : BMW R1100-RS       SM(Snow Man)    : BMW R1100-RS

4、コース (ルート企画:DBさん)       6km   中央道 31km  環状8号 46km 東京環状 65km 自宅────八王子IC────高井戸IC────和光IC────川口JCT 5:50     6:00       6:15       6:50      7:05

  7:30集合78km 東北道 174km 東北道 205km  R400 ────蓮田SA────上河内SA────那須塩原IC────塩原温泉────    7:40-7:55   8:55-9:25     9:45

                   238km              R121 ───日塩もみじライン(有料)────白滝────鬼怒川温泉道路(有料)───                  11:55-12:05

  R120 昼食288km        R122  308km        (舗装道) 今市────日光────日足トンネル────足尾銅山跡地・渡良瀬川源流────      12:45-13:25   (2765m)     13:45-14:25

粕足道路 328km 地方道 344km         東北道  (解散)440km ────井戸湿原────CAFE────栃木IC────────蓮田SA────    15:15-16:10  16:35-17:25   18:10        18:55-19:25

 460km 東京環状 482km 関越道 506km   圏央道 526km R16  546km 川口JCT────大泉JCT────鶴ヶ島JCT────青梅IC────GAS自宅 19:55 (環八回避) 20:10      20:25       20:35      21:10

5、費  用   ガソリン    2,963 (855+1120+988)   高速道路    8,220 (500+400+2950+420+250+1800+400+1500)   飲  食    1,450 (800+650) ------------------------------------------------------------------------   合  計   12,633

6、走行距離   総走行距離:546.0km  燃料:29.8L  燃費:18.3km/L  ( BMW R1100-RS ODO:37666km )  (9.0+11.0+9.8)

7、今回ツーリングのハイライト (名所紹介:DBさん)

(1)紅葉鑑賞  なんといっても「日塩もみじライン」の紅葉鑑賞 (2)足尾銅山跡地 足尾鉱毒事件の根元地。周囲の山々は木々が全滅し黒い岩肌が          むき出し状態。渡良瀬川源流の碑あり。奥地に松木川渓谷がありま          すが,offロード車でなければ行けません。          原則として一般車進入禁止。(国が植林事業をしている) (3)井戸湿原  標高1200m。戦場ヶ原とほぼ同高の湿原。規模は小さいが静か          な場所。木道で昼寝が出来る程、暇な所。近くに牧場があり、眺望          良好。 (4)栃木市   蔵の町。山本有三(路傍の石等の作者)の故郷で生家、お墓等あり          。          小さい町並みには古い建物が良く保存されており、時間あれば是非          立ち寄って見たい街。 (5)その他   お昼の食事は足尾銅山の入り口に集落(足尾の街)があり、          そこで昼食する事がベター。他に良さそうな場所はありません。          途中の道筋にポイント的にドライブインはありますが。

8、基本ルール  今回は、初対面のメンバーが多くお互いを十分に知り得てないので、以下の基本ルー ルを原則として守って走行することとした。

(1)前照灯は常時点灯のこと。               ←   ←   ← (2)高速道、一般道ともに原則としてチドリ走行すること。    ←   ← (3)前車との間隔は車1台分を目安としあまり空けないこと。(他車が入るので) (4)グループ走行なので無理をせずに出来るだけ前車に続くこと。 (5)一般道の信号で渡りきれない車があった場合は左側に停車し待つこと。 (6)万一、はぐれたときには最後に見た場所に戻ること。

9、事前準備 (1)仕業点検(ブレーキ、適性タイヤ空気圧、燃料満タン、正常なランプ類) (2)レインウェア常備 (3)安全な服装(ヘルメット、グラブ、ブーツ、パット付きウェア) (4)計画表

10、内 容 (1)集合  今回はハプニングが2つあり、集合時間に10分遅れてしまった。その上、DBさん とNBさんとは初対面ゆえ顔が分からず、私の遅刻で大変なご迷惑をかけてしまった。 私としても初の遅刻で不名誉な実績を作ってしまった。  第一のハプニングは、先週アンテナ取り付け位置を変更したのだが、今回出掛けよう としたら、ツーリングバッグが付けられない位置になっていた。急遽、アンテナ取りつ け位置を元にう戻す作業をして出発が15分遅れてしまった。  第二のハプニングは、HMさんが東京環状道路・和光ICの入口を間違え、和光IC で15分待つことになり、合計30分を無駄にしてしまった。大いなる反省をせざるを得 なかった。

(2)日塩もみじライン  名前の通り、日光・塩原を結ぶ「もみじの名所」の道路であり、ワインディングと紅 葉の両方を同時に楽しむことが出来た。  ここを抜けてから、小さな名所「白滝」に立ち寄った。

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小さな名所「白滝」

(3)日足トンネル
 日光と足尾を結ぶ道路で、日光から西に向って走り出すとすぐにトンネルがある。こ
のトンネルの名前は日足トンネルで、長さ2,765m、昭和53年に開通したそうだ
。
 昔、日光から足尾まで1時間40分かかっていたものが、このトンネルによってたっ
たの20分で結ぶことが出来る。一般道のものとしては中々良いトンネルだ。

(4)足尾銅山跡地
 ルート企画をしてくれたDBさんの事前知識である程度知っていたが、実際に現地に
来て見ると、この広大な谷間全体が草木の無い「禿山」で囲まれているのを見ると、大
きショックを受ける。将にゴーストタウンといった趣で不気味だ。
 今は砂防ダムを大規模に作り、植林をしているが、草木は思うように育たない。しか
し、ビジターセンターで過去の写真を見ると少しづつ改善されているのがわかる。

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一見のどかな風景だが実は禿山ばかり 荒れた禿山(北側)
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砂防ダム 禿山と5人のライダー わたらせ川源流の碑
(銅板製)
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世界最大の陶壁画 銅(アカ)橋(手すりも銅製) ダムと紅葉とアカの手摺
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ビジターセンター前で 陶壁画と5人
休憩のDBさん

(5) 井戸湿原
 足尾から12km程今市に向う途中、左に分かれてまた8km入ったところに丘陵の牧
場があり、そこが終点の駐車場だ。そこから、約1.5km歩いて高台に上り又0.5
km下りると井戸湿原がある。
 小さな湿地帯だが静かな良いところだ。ここは紅葉も過ぎて、全体が茶一色の世界で
あったが、紅葉時か春の若葉のころならば素晴らしいに違いない、又、2km歩いて駐
車場に戻るのだが皆不満も言わず、「これはツーリングの副産物で良い運動になる」と
言って喜んでくれた。
 途中、自然の「石垣」や「石庭」があって我々の目を楽しませてくれる。

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茶色一色の世界 静かな井戸湿原 何だろう緑色のものは
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「寄らば大樹の陰」の石 不思議な自然の石垣 天然の石庭

(6) ワインディングを楽しむ
 足尾から今市に抜ける道は全て舗装されていて安心だが、かなりのワインディングが
続く、バイクにとっては最も楽しいコースである。今回はアメリカン・バイクも含まれ
ていたので割合ゆっくり走行したが、敢えてバンクを深く取って走ったら1回ブーツの
底をこすった。日光・足尾間のワインディングで3回靴をこすったので今回は合計4回
こすったことになる。
 今回はご一緒ではなかったがYMFrcのUMさんと一緒に走ったら、多分、ステッ
プを何回かこすったに違いない。

(7)CAFE休憩、東北道は順調  16km程ワインディングを走って、途中の静かな喫茶店で休憩した。山道の途中に ある喫茶店なのにログハウスの洒落た店だ。村の若者がカラオケなどを楽しむ場として 栄えているらしい。  この店にはタンノイの高級スピーカーやレコードプレーヤ、CDプレーヤー、そして 、高級なアンプも揃っている。レコードのコレクションもジャズからクラシックまで割 合良く揃えている。チーズケーキとコーヒーを頂きながら、ゆったりと、静かなピアノ 曲でくつろいだ。  栃木ICから東北道に入り、蓮田SAまで僅か55kmなので無休憩で一気に走った。

(8) 渋滞回避  いつもの通り、環状8号線が大渋滞することと、中央道は調布ICまで入れないので 、R20の渋滞の中を走らねばならない。首都高速を迂回する事も考えたが、両国、箱 崎等が長距離渋滞している。そこで、今回は川口JCTから東京環状に入り、大泉JC Tから関越道に入り北上し、鶴ヶ島JCTから圏央道に入り青梅ICを下りるという大 迂回を行った。  予想通り走行は極めて順調で蓮田SAから青梅ICまで70分で走ることが出来た。 しかし、高速料金は1,000円高くついた。(首都高速経由より700円高)

 今回も無事故で楽しいツーリングが出来た。

                                 以上


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