1、日 程 平成12年1月29日(土)2、集合場所・時間 常磐道・守谷SA (二輪駐車場) AM 7:40 集合 8:00出発 常磐道・矢田部IC(料金所付近) AM 8:30 DBさんと合流
3、メンバー DB(Data Base) : KAWASAKI ZZR-400 AB(American Bear) : HONDA VALCURE 1500 SM(Snow Man) : BMW R1100-RS
4、コース 6km 中央道 31km 環状8号 46km 東京環状 自宅────八王子IC────高井戸IC────和光IC────三郷料金所 6:05 6:15 6:25 6:50 7:25
7:40集合87km 102km ────守谷SA────矢田部IC────牛久────竜ヶ崎─────水郷大橋 7:35-7:55 8:05-25
118km 203km ────佐原────鹿島神宮────昼食(昆布そば)────伊能忠敬記念館 10:50-11:10 11:55-12:25 12:30-13:10
248km 268km 270km 315km ────霞ヶ浦記念館────DBさん宅────矢田部IC────三郷JCT 14:10-15:00 15:50-17:05 17:25(解散) 18:05 345km 352km 362km 383km 386km ────大泉IC────高井戸IC────調布IC────八王子IC───自宅 18:25 18:45 19:10 19:20 1930
5、今回ツーリングのハイライト
(1)佐原市 伊能忠敬 記念館、生家跡及び墓所 ならびに 名物昆布そばの賞味。
(2)鹿島市 鹿島神宮・参拝 塚原ト伝墓(オプション)
(3)阿見町 陸上自衛隊武器学校 霞ヶ浦少年飛行隊記念館 及び重火器装備見学
(4)牛久市 牛久シャトー(我が国初のワイン醸蒸所)見学 及び地ビール 匂いだけ!
6、内 容 (1)集合 今回の集合場所は常磐道・守谷SAで7:40集合である。しかし、私は7:35に到 着した。ABさんは7時前に到着したらしい。今日は天気もよく最高のツーリング日和 だ。 DBさんは、地元ということもあって。牛久近くの谷田部ICで合流する計画だ。守 屋SAを予定より10分早く出発したら、ここには7:05に到着し、約束の8:30 よりかなり早く到着してしまった。しかし、いつも約束の30分前には来ているDBさ んの姿はない。15分過ぎに見えたが。昨日まで風邪で寝ていたのだという。彼はいつ も約束をしっかり守るので信頼できる。しかし、まったく申し訳ない。
<守谷SAにて>
ABさんの | 私SMの |
HONDA VALCURE 1500 | BMW R1100-RS |
(2)ミニ北海道 ここは、関東平野の真っ只中なので地平線の彼方まで畑が続く。だから、DBさんは「 ここはミニ北海道だ」という。確かに、北海道に来たような錯覚を覚える。ただし、道 路は北海道のように果てしなく一直線という訳にはいかない。そこが、「ミニ」なのか も知れない。(3)鹿島神宮 鹿島神宮は初めての訪問だ。この辺は全くの平野で見渡す限りの田園なのだが、この 一角は小高い丘になっている。そして、そこには、湧き水まで出ているのだから、誰で も神が住んでいると思うのも自然であったのかもしれない。 三人ともあまり信仰心はないが、今年の安全ツーリングを祈願した。
鹿島神宮 | 神社全景 | 神殿 |
奥社 | ||
涼しさや神代のままの水の色 | 湧き出し口 | 神水の池 |
(4)昼食 今朝は4時半起床なので、お腹が空いた。11:55〜12:25にこの地の名物「昆 布そば」(黒そば)を食することにした。これは予めDBさんが調べてくれた情報なの だが、私はこんなに黒くてつやのある「そば」は初めての経験であった。美味しいが量 が少なく、2盛食べないとお腹が一杯にならない。かといって、同じものを(これ1種 類しかない)もう一盛食べるのも能がないのでやめることにした。後ほど、他のところ で食事を採りなおすことにした。(5)伊能忠敬記念館 佐原に伊能忠敬記念館が出来た。たまたま数日前に日経新聞に紹介された。この地は 伊能忠敬の婿養子に入った家が残されている。今、この家と記念館(業績をたたえた展 示館)が整備され、観光の名所になっている。 この記念館には伊能忠敬が足で日本中を隈なく歩いて作成した日本全土の地図が展示 されており、地球観測衛星LANDSATからの写真を重ね合わせて見られるディスプレイが ある。縦方向がやや傾いているものの。その形は殆ど同じであることに驚く。よく三角 測量だけでこれだけの大仕事をしたものだとつくづく感心した。この仕事を手伝ったご 子息を山陰で亡くされたとの記述があり、心が悼む。
伊能忠敬の家 | 伊能忠敬の像と碑 | 伊能忠敬考案の排水橋 |
(6)予科練 土浦海軍航空隊跡地(現、陸上自衛隊武器学校)内に「雄翔館」(霞ヶ浦少年飛行隊 記念館)がある。この中には当時の少年兵が特攻隊として教育訓練され、片道の燃料で 飛び立ち敵の艦船に体当たりしていった人たちの記録が展示されている。展示館の周囲 には当時の少年兵の写真が並べてあるがどれもあどけない少年で本当に哀れみを覚える 。 予科錬は24期まであったそうで、期毎に人数、死亡率等が表になっている。死亡率 はどの期のグループも80%以上である。本当に「死ぬために行った」事がよく分かり 心が悼む。 これを見ているとあの歌が自然と口ずさまれる。「若き血潮の予科錬は、七つボタン に桜に錨、今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ、でっかい希望の雲が湧く」。 昨年夏休みに、九州一周ツーリングをした際、「知覧」を訪れたときと同様ジーンと 目頭が熱くなった。
「雄翔館」 | プロペラ練習機(米国製) | 戦車の列 |
(霞ヶ浦少年飛行隊記念館) | ||
大型ヘリコプター | ジェット戦闘練習機 |
(7)牛久シャトーはパス 訪問先が充実していて、最後の訪問先「牛久シャトー」(ワイナリー)の訪問はパス することにした。その代わり、DBさんの家が近いとのことで、こちらからお願いして 立ち寄らせていただくことにした。 DBシャト−(DBさんの家)はきちんとされていて、調度品も高級なものが沢山飾 られていた。 奥様とは、もう十年くらい前から電話で話をしているが、お目にかかったのは初めて だ。美味しいコーヒーを入れてくれ、チーズケーキまで頂いた。
すっきりしたダイニング | DBさんはご満悦 |
(8)解散は矢田部IC DBさんは親切に自宅から矢田部ICまで我々二人を誘導してくれた。2km程走っ て無事、矢田部ICに到着した。そこで、予定通りの解散となった。(9)お別れ ABさんは三郷JCTまで一緒に走った。本日の集合場所だった守谷SAまでは近い ので、休憩せずにパスし、三郷JCTで走りながらのお別れとなった。 東北道は順調だったが、相変わらず環八とR20が渋滞し、クラッチを握る手が痛く なった。調布ICからは中央道に乗り、無事自宅に到着した。
(10)また、フロントブレーキグリップからフルード漏れ
鹿島神宮を参拝し駐車場に戻ると、フロントブレーキのブレーキASYからまたブレ ーキフルードが漏れている。これで3回目なので、間違いない。 それでも、駐車場が森の中だったので樹液が落ちたと思いたかったが、その小さな望 みも断たれた。暫く走ると、やはりピストンから噴出すらしく周辺にブレーキフルード が飛び散っている。 普通にフロントブレーキを使用したら、フレーキフルードがなくなって、ブレーキが 利かなくなってしまう。幸い、多少漏れても今は正常にブレーキはかかるので、緊急時 以外はフロントブレーキを使用しないように走行した。通常の道路ではエンジンブレー キだけで減速し停止直前にリアブレーキだけで止まるようにした。 高速道でも緊急時以外はエンジンブレーキだけで十分なので殆どフロントブレーキを 使用しないで済んだ。やれやれ。 それにしても、二輪車はフロントブレーキがメインなのだから、大変危険なことなの だ。
それにしても、もうこれで3回目で、38,000km走ったので、平均13,00 0km弱しか持たないということになる。これはどう見ても欠陥としか思えない。 ブレーキASYをそっくり交換で3万円以上もするのだから問題だ。 BMW JAPAN は相変わらず欠陥を認めないだろう。
7、費用
高速道路 3,600 (500+400+900+900+400+500) GAS 1,455 (1455+778) 飲 食 850 入場料 600 (100+500) 合 計 6,505
8、走行記録 走行距離:386km 燃料:23.2L 燃費:16.9km/L (BMW R1100RS ODO 38,061 km) (15.4+7.8) (月2回程度のエンジン始動)
以上