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「　茅ヶ崎プジョー試乗ツーリング　」

Ver.1.01　　2000/06/25 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ver.3.01　　2000/07/09 １、日　　程　　　平成１２年４月２２日（土）晴

２、目　　的　　　　　　茅ヶ崎・プジョー試乗ツーリング３、メンバー　　　　　　ＳＭ(Snow Man) 　　：　BMW R1100-RS 　　　　　　ＮＰ(Nerves Person)　：　PEUGEOT 206

４、コース 0km 自宅────御殿山料金所────橋本ＩＣ────町田────横浜ＩＣ──── 10:00

────日野ＩＣ────ＮＰさんの自宅──────昼食（韓国焼肉）────── 横横道路 11:10～50　　　12:30～13:30　　　　　　　14:00～15:10

茅ヶ崎徳洲会病院──────江ノ島────鎌倉──────逗子ＩＣ───── 　16:00～17:00　　　R134　　　　　　　　　　　　　逗葉新道

日野ＩＣ────ＮＰさんの自宅─────別所ＩＣ─────横浜ＩＣ──── 　　　　　　　　20:20～23:00

町田─────橋本ＩＣ─────御殿山用近所────八王子ＩＣ──────自宅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　24:10

５、費　　用　　　　　　　　　ガソリン　　　１，０２９　　　　　　　　　高速道路　　　　　６５０　(250x2+150) 　　　　　　　　　飲　　食　　　１，５００　　　　　　　　　その他　　　　４，３００　　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　　　　　　　　　合　　計　　　７，４７９

６、走行距離

　　総走行距離：１０９．０ｋｍ　　燃料：１０．０Ｌ　　燃費：１０．９ｋｍ／Ｌ　( BMW R1100-RS　ODO:38,172 km ) 　　（註）１回／週～１回／２週のエンジン試動をしているので、　　　　　燃費は実際より非常に悪く表現されている。

７、内　　容
　今回はＮＢさんが怪我で入院されたというので見舞に行くことにした。たまたま、Ｎ
Ｐさんが以前ＮＢさんに大変お世話になったので同行したいとの事と、入院先が茅ヶ崎
なので私がＮＢさんの自宅までバイクで行って、その後、ＮＢさんのPEUGEOT 206
（プジョー）で病院まで行くことになった
　そこで、結果的に「プジョーの試乗会」ともなったのだ。

（１） ＮＰさんの家
　ＮＰさんの家は横浜にあり、横浜横須賀道路（横横道路）別所ＩＣの近くだそうだ。
会社で道を聞いたとき横浜ＩＣから２つ目の出口と聞いていたが、実際には料金所を通
過してすぐのＩＣ（別所）だった。ここを通過してすぐもしかしてとは思ったのだが戻
ることも出来ず、「２つ目」が頭にこびりついていたのでついうっかり通過、次ぎの日野
ＩＣでやはり誤りと気づいた。

（２） ＮＰさんが迎えに
　日野ＩＣから携帯で電話をしたら、ＮＰさんがすぐ迎えに来てくれるとのことですぐ
電話が切れた。日野ＩＣから戻っても５分・２００円なので戻ろうかとも考えたが、す
ぐ行くとのことで電話が切れたので待ったが中々来ない。すぐとは、５分せいぜい１０
分と思っていたので３０分は長かった。また戻るのに３０分。私のミスとは言え、ＮＰ
さんの親切が仇になってしまい、約１時間のロスとなってしまった。
　兎に角、ＮＰさんが格好いい真っ赤なPEUGEOT 206で迎えに来てくれた。

（３） ＮＰさんの家
　ＮＰさんの家は京浜急行線・上大岡駅から５分の便利のよい会社借り上げアパートに
住んでいる。かなり高級なアパートで若いお二人さんにしては贅沢なくらいだ。
　また、奥さんの手入れがよいらしく大変綺麗に整理され調度品もセンスに満ちていた。
残念ながら、奥さんは仕事で外出中。ＰＣのインストラクターをされている才媛だ。
夕方には戻られるとのこと。
　私はバイクスーツから通常の普段着に着替えさせてもらった。

（４） PEUGEOT 206の試乗
　いよいよPEUGEOT 206の試乗だ。アパート近くに駐車場を借りていて、そこから
一時アパートの駐車場に入れた。そこからの出発だ。
　取り敢えず彼の運転で茅ヶ崎に向う。国道１号線は相変わらず渋滞気味で思うように
走れない。従って、テスト走行にはならない。
　この車は排気量１４００ｃｃ７４ｐｓなので元々非力なのだが可愛いスポーツタイプ
で走りは良い。この車の特徴とのことだがかなり吹かし気味にしないと加速感がない。
　防音性はあまり良くないのでエンジン音がうるさい。でも、このクラスでは普通なの
かも知れない。むしろ、エンジン音がしていた方が若者には走っている実感が湧くかも
知らない。
　やはり、私のような壮年組には向かない車だ。私は昔から大型エンジンでゆとりある
走りの方が好きだ。大型エンジンなら加速したければ少しアクセルを踏むだけでいつの
まにか相当な速度になってしまうものだ。
　よく、マフラーを改造して低音を響かせてブル~ン、ブル～ンとやっている若者の車
を高速道路で見かけるが、音ばかりで遅い車が多い。

（５） ＮＢさんのお見舞い
　途中、韓国焼肉レストランで昼食を取り、茅ヶ崎徳洲会病院に向った。この病院は建
物が大きいので遠くから確認できた。そして、割合順調に目的地に着いた。
　ＮＢさんは思ったより元気で、モバイル端末でｅｍａｉｌを見ていた。怪我は足の骨
折で２ヶ月以上の入院なのだが、怪我のきっかけはほんの一寸した不注意によるもので
あり、バイク乗りは心しなければならない。ＮＢさんの話によると、「ごみ捨てにBMW
 R1100-RS で出掛けたら下り坂に鉄板が敷いてありそこで曲がったら滑って転んだ」
というものだ。
だから、スピードも出てなく大事には至らなかったものの、足がバイクの下敷きになり
骨折したとのこと。
　彼のミスは、自宅近くということもあり軽装でバイクブーツを履かず、勿論、バイク
スーツも着てなかったことで、大きな怪我につながってしまったことだ。
　ま、兎に角元気なので安心した。

　リハビリをして早く復帰できることを祈って、病院を後にした。


ＮＢさん、ＮＰさん	元気なＮＢさんと私

（６） いよいよ試乗か？
　茅ヶ崎から江ノ島に向う途中のＲ１３４は真っ直ぐでよい道である。ここで運転交代
をしようかと言ったが、ＮＰさんが「江ノ島で休憩後に交代しましょう」とのことでそ
れに従った。ところが、江ノ島付近は渋滞中で「ここで交代しましょう」となった。江
ノ島に行く橋は渋滞で橋の上の車は動かない。Ｕターンしようにも橋上では出来ない。
動かない橋の上でひたすら橋の終わりを待つ。やっと島に到着したがそこでＵターンし、
また動かない車の列に続く。
　その後も、横横道路まで渋滞が続く、横横道路に来たら渋滞が解消することを期待し
たがここも渋滞。その後、彼の家の近くまで渋滞。結局、テスト走行は出来なかった。
そして、渋滞ばかりを私が運転する結果となってしまった。

（７） PEUGEOT 206の感想
　そうした中でも、感じは掴めた。走りについては前述の通りだが、プジョーの右ハン
ドルには色々な面で閉口する。彼が言っていたことも含めて気づいたことを述べると、

　①右ハンドルなのにワイパーは左ハンドル車と同じ。従って、運転席の右上半が三角
　　形に拭けない。助手席にいるようなものなのだから驚きである。
　②ウインカーとワイパーのレバーが日本車の逆。左ハンドルを装備品をそのままに右
　　に移しただけ。（これは、イギリスで走っている車も同じだ）だから、よく間違え
　　て、ウインカーを出すつもりで、ワイパーが動き出す。慣れるまで大変だ。
　③ボンネットを空けるレバーが助手席下にある。ハンドルを右に移しただけでこれは
　　取り残されたものだ。

　兎に角、どう見てもハンドルをただ、左から右に移したという代物だ。それにしても
①は安全上大問題だ。こんな車が車検を通ってしまう日本の行政もおかしい。
　日本国内で生産された車に対しては些細なことまで規制するのに、輸入車に対しては
甘いのはどういうものなのか。
　それでもよいというユーザーがいるのだから不思議な気がする。彼もその一人ではあ
る。

（８） ＮＰさん宅に２０時過ぎ到着、素敵な食事
　こんな渋滞の連続でＮＰさん宅への到着が大変遅れてしまった。その上、彼の奥様が
夕食の支度をして待っていてくださったのだ。感激。
　「明日は日曜日なのでゆっくりしてください」とのお言葉に甘えて、また、奥様もバ
イクに興味を持たれているので話が弾んでしまった。
　また夕食に京都で採れたという筍の刺身「朝掘り」をご馳走になった。「朝掘り」とは
朝露が降りる前の未だ暗い早朝に掘った筍のことで味がまったく違うというのだ。なる
ほど今まで食したことのない味であった。今回は大変な珍味ををご馳走になった。


PEUGEOT 206	ＮＢさんと奥様

　２３時までご馳走を頂きながら話をしていたので自宅到着は零時を少し過ぎてしまった。今回も大変充実したツーリングとなった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

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