「奥多摩・大菩薩の湯・河口湖ツーリング」

                            Ver.1.01  2000/06/17
                            Ver.5.01  2000/07/09
     << ST−21 GW(番外)ツーリング・レポート >>
          <奥多摩・大菩薩の湯・河口湖>

1、日  程   平成12年4月30日(日)晴

2、目  的
      奥多摩湖周辺散策、大菩薩の湯、河口湖周辺散策
3、メンバー
      SM(Snow Man)    : SUZUKI DJEBEL 250XC
      NP(Nerves Person) : YAMAHA CERO 225
      SP(Silent Person) : HONDA VT-1100 Shadow

4、コース
0km     16km    27km       34km       48km
自宅────レッドバロン────吉野街道終────古里交差点────奥多摩湖

    64km    82km  大菩薩ライン  94km
────丹波渓谷────柳沢峠茶屋───────大菩薩の湯────塩山市街



────勝沼────御坂トンネル─────昼食(ほうとう定食)─────



河口湖オルゴールの森─────河口湖大橋─────河口湖IC────大月JCT



─────談合坂SA─────相模湖IC────八王子IC────(GAS)──自宅


5、費  用
         ガソリン   1,200
         高速道路   1,350
         飲  食   1,050
         入場料等   2,100 (800+1300)
      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
         合  計   5,700

6、走行距離

  総走行距離:225.0km  燃料:11.8L  燃費:19.0km/L
 ( SUZUKI DJEBEL ODO:nnnn km )

7、内  容
 今回はゴールデンウィーク中なので、この日に参加できる人だけで行くことにした。
また気軽に近場に行こうということで、奥多摩方面、大菩薩の湯、河口湖方面を主な目的
地と決めた。

(1) 集合場所はレッドバロン八王子本店前
 今回の参加者は茅ヶ崎のSPさん、横浜のNPさんそして私なので、集合場所をレッド
バロン八王子本店前とした。
 8:30集合としたが、NPさんは8:00に到着し私の自宅に電話をしてきた。それ
から私が出掛けたので8:15に現地に行ったがSPさんも到着していた。私の自宅から
あまりにも近いのでつい甘えてしまい、遠距離の方より遅くなったことを自戒した。

(2)吉野街道は快適、御岳山入口−奥多摩湖はスムーズ
 八王子から奥多摩湖に行くには吉野街道が近道の上、いつ来ても緑のトンネルを通るよ
うで気持ちが良い。あっという間に御岳山入口を通過し青梅街道とT字型の古里交叉点を
左折し奥多摩方面に向う。
 この道路は狭い上L字型のカーブが多いので、よく二輪や四輪がガードレールにぶつか
るらしくベコベコに曲がっている。未熟な二輪車がぶつかったりガードレールを超えるも
のもあるらしい。

(2) 奥多摩湖、小河内ダム
 途中の道路は順調でスムーズに奥多摩湖まで来た。NPさんも、SPさんもここには来
たことがあるとのだが、ダム周辺を散策したことがないとのことでダムの上を通って反対
側に行った。
 奥多摩湖の名称は良く知られているが、ここのダムの名前は最近の人では知っている人
は少ない。私が小学生の頃建設工事をしていたので、この頃はこのダムの名前は有名だっ
た。ご存知ない人にご紹介すると、「小河内(オゴウチ)ダム」というのだ。このダムは
東京周辺では今までは最大である。(最近、神奈川県に宮ヶ瀬ダムが完成しこれが最大か
も知れない)
 このダムが作られた頃は今湖底になっているところに村があった。今ここにそれを記す
記念碑がある。(写真参照)この周辺は景観も良いのでパノラマ写真を撮った。
 ダムを渡って反対側に行くとこのダムを作ったとき殉職した人の名前が石碑に刻んであ
る。50人位だろうか。そのあと、ミニハイキングコースの小高い山頂に登った。ここか
らは眼下に小河内ダムが見える良いところだ。しかし、殆どの観光客はここまでは登って
は来ない。
 このダムは上から谷間の下まで100mもあるので高所恐怖症の人では下を覗くことは
できない。
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
湖底の故郷の碑 眼下に小河内ダム 若葉と湖水
谷底まで100m以上

しばらくお待ち下さい
小河内ダム・360度のパノラマ
360°のパノラマ写真です。クリック・拡大し、スクロールして全体をご覧下さい。

(3) 柳沢峠
 ここから、丹波渓谷を通って柳沢峠に向う。このコースはいつ来ても快適な山道だ。渓
谷美を堪能しながら走る。柳沢峠の茶屋(柳沢ドライブイン)に到着したら沢山のバイク
が到着している。中でも部品を高級品に取り替えて、元の車の倍もすると思われるものが
ありついカメラのシャッターを切った。(写真参照)
 いつも見える富士山が今日も雲で見えない。もう12時を廻っているがここでは大した
食事が出来ないので河口湖まで我慢することにした。
しばらくお待ち下さい
金をかけたV−Max

(4)大菩薩ライン
 柳沢峠を少し下ると山梨県側の道路は良く整備され以前のような小さなワインディング
のない走り易い道になっている。昨年3月に来たときは既に完成していたが、今は一層整
備されて走りやすい。晴れていれは坂を下るときに時々富士山が見える素晴らしい道なの
だが今日は曇っていて見えない。これが「大菩薩ライン」である。

(5)大菩薩の湯
 ここは私が昨年来て見つけた湯なのだが、市営の綺麗な温泉である。名前は「大菩薩の
湯」(塩山市交流保養センター)で、ヘアピンカーブの先端の位置にある。今年から入口が
上の直線道路に変更となった。塩山市が「街興し」で作った立派なもので、平成10年7
月28日オープンした。
 中には、寝湯付、ジェットバス付の大浴場、サウナ風呂、源泉風呂、そして、露天風呂
がある。アルカリ温泉、入湯料800円で3時間楽しめる。そしてセンター内には、畳の
大広間、軽食堂、土産店がある。
 難を言えば、良いレストランがないことだ。殆どの地元の人は手弁当を持って大広間で
休んでいる人が多い。残念ながらここでは食事をする気にならない。
 この温泉は内容が良いので、HPさん、SPさん共に大変満足してくれた。約1時間ゆ
っくり楽しんだ。
しばらくお待ち下さい
大菩薩の湯と私のバイク

(6)ほうとう
 大菩薩の湯から塩山、勝沼、御坂トンネルを経由して一気に河口湖に向う。河口湖大橋
の手前に幾つも「ほうとう」の店があるが、今回新しく開拓できた。この店は店内も広く
旧家を移築したらしく中々の趣があり外観もグーだ。
 メニューは「ほうとう定食」1種類だが、元々「ほうとう」を食べに来た客ばかりなの
で誰一人不満を言う人はいない。
 この店を出るとき、出口でこの周辺にある観光施設をPRしている女性がいて「河口湖
オルゴールの森」(博物館)を紹介してくれた。早速行くことにした。
しばらくお待ち下さい
ほうとうの店入口にて

(7)河口湖オルゴールの森(博物館)
 入場料は1300円で少々高い。今迄、清里、那須のオルゴール博物館を見たのでパス
しても良いかとも思ったが、人気があるので入ることにした。
 建物は石造りで大変立派だ。即カメラのシャッターを切った。しかし中を見て又驚き。
欧州の昔の建物を見ているように立派なものである。バブルがはじけた今の世によくこん
なに立派なテーマパークがオープンしたものだ。今迄に開園したテーマパークでも閉鎖に
追い込まれているところもある時に、これは驚きである。
 入ってすぐに立派な欧州風の建物の風景、その上に大きな富士山が正面に見えるのは圧
巻だ。
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
博物館入口 入ってすぐの景観 からくり時計

(8)オルゴールが一層立派
 私が初めて清里のオルゴール博物館(ホール・オブ・ホ−ルズ)を見て大変驚いたこと
を思い出す。しかし、ここのオルゴールはそれに加えてもっと大きな部屋自体がオルゴー
ルといった大ががりなものまであり、このスケールに驚いた。
 もう一つは、あの有名な「タイタニック」に乗るはずだったオルゴールが展示されてい
た。これは支配人クラスの説明員が直々に説明してくれて、最初カルテットの生演奏の後
にそのオルゴールの演奏もしてくれた。この説明で「タイタニックバージョン」と言われ
たので「タイタニックに乗るはずだったオルゴール」と同一バージョン(同機種)という
意味かと最初思っていた。そして、演奏が終わり殆どの観客が退場した後にこの説明員に
確認したら、何と本物で世界にこれ1台しかないものだというのだ。これには驚いた。
 勿論、このオルゴールの前で記念写真を撮って頂いた。
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
部屋全体がオルゴール 支配人直々の説明 カルテットの演奏
壁にもからくり人形

しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
タイタニックVerの 逆立ちする人形 片手で立ち椅子を持ち上げる
オルゴール(本物) オルゴール (清里にもある)

しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
しばらくお待ち下さい
ワインを持ち、、、 ワインを注ぎ、、、 ワインを飲むオルゴール

 今回は期せずして、大きな発見と感動を得た最高のツーリングとなった。
                                      以上


前のページに戻る