fukushima syumi st21

＜＜　「北関東自動車道一部開通」走り初めツーリング　＞＞

ＴＲ１２０８０５　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ver.1.01　　2000/08/11
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ver.3.01　　2001/04/14
　　　　　　　　　　　ＳＴ－２１・８月度ツーリング報告書

１、日　　程　　　平成１２年８月５日（土）

２、集　　合　　　東北道・蓮田ＳＡ　　ＡＭ７：３０集合　７：４０出発



３、メンバー
　　　　　　ＡＢ(American Bear)　：　HONDA VALCURE 1500
　　　　　　ＳＰ(Silent Person)　：　HONDA VT-1100 Shadow
　　　　　　ＳＭ(Snow Man) 　　　：　BMW R1100-RS
　（欠席）｛ＴＳ(Tokyo Sunrise)　：　HONDA VT-1100 Shadow｝


４、コース

自宅────八王子ＩＣ────高井戸ＩＣ────大泉ＩＣ────川口ＪＣＴ───
6:05　　　　6:15
　　　　　　　　　7:30集合78km　　　　　　　　　　　　　　　　　158km
浦和料金所────東北道・蓮田ＳＡ────栃木都賀ＪＣＴ────宇都宮上三川ＩＣ
　　　　　　　　　7:30～8:05　　　　　　　　　　　　　　　　　　8:50～9:10

　　　　169km　　　　　　　　　182km　　　　193km
────上三川城址公園────壬生寺────栃木蔵の街（塚田記念館）────
　　　　8:50～9:10　　　　　　10:30～　　　　11:30～12:30

　　198km（昼食）　201km　　　　206km　　　　　262km（解散）
──大平山────ＧＡＳ────栃木ＩＣ────蓮田ＳＡ────川口ＪＣＴ
12:40～14:00　　14:10～15　　　　14:25　　　　14:55～15:20　　　15:35

　　　290km　　　　　　　　332km　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　356km
───美女木ＪＣＴ────三鷹料金所────八王子ＩＣ────ＧＡＳ───自宅
　　　15:45　　　　　　　　16:30　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　16:50


５、今回ツーリングのポイント

・北関東自動車道が２００年７月２７日（木）１５：００に一部開通した。
　栃木都賀ＪＣＴ（東北道）～宇都宮上三川ＩＣ　間で、この開通１週間後の初走り。

　＜見所＞
・	自然：姿川アメニティーパーク、つがの里
・	歴史：とちぎ蔵の街、壬生（みぶ）寺、上三川（かみのかわ）城址公園
・	夢　：おもちゃ博物館、栃木県こども総合科学館、グリムの森

・	見所は上記３つのジャンルがあるが、今回は「歴史探訪」とした。


６、内　容
　天気は晴れ。今回の集合場所は東北道・蓮田ＳＡで７：３０集合だ。今までの実績では
１時間ちょっとで着くので、６：０５に出発した。環八は少々渋滞していたが、いつもの
ことなので特に心配はなかった。ところが、東京外環道路に入ってすぐ事故渋滞が待って
いた。いつものようには走れないのでその分到着が遅れた。
　今回の目的は開通したばかりの「北関東自動車道一部開通」走り初めツーリングでる。
その終点の上三川ＩＣ周辺の名所旧跡のうち「歴史探訪」をすることとした。
いつもはゴルフでしか行ったことのない栃木市周辺を散策しよう。

（１）	北関東自動車道
　この道は東北道の栃木ＩＣの先にある栃木都賀ＪＣＴから東に分岐して、宇都宮上三川
（かみのかわ）ＩＣまでつながった。将来は水戸までつながる予定である。
　この辺は主だった工場もないので、車の往来は少ない。今回は栃木都賀ＪＣＴから宇都
宮上三川ＩＣまで１台の車にも遭遇しなかった。こんなときにはスピードも上げずに周囲
の景色を堪能しながら走るのが一番だ。それにしても、畑ばかりで楽しむほどの景色では
ないが車のいない道路を自分達の専用道路のようにバイクが一列になって走るのもまた楽
しいものだ。

宇都宮上三川ＩＣにて

（２）	上三川城址公園
　ここは名のとおり上三川城があったところで今は城址公園となっている。閑静なところ
で、この周辺にある住宅は自分の庭のようで本当に羨ましい。バイクの駐車場を探すべく
このお堀のほぼ一周を走って、正門のあるところの駐車場を探して停めた。しかしここは
メインの道路からは反対のところにあり普通では分からない。
　駐車場のすぐ前に木製の橋が架かっており、その先に城門がある。この城門がなんとな
く変だと思ったら、ベニヤ板に絵を書いた「張りぼて」であった。（写真参照）
　この城址は小さいが湧き水の出ているところがありお堀の水が澄んでいる。周囲の石垣
の土手には多くの桜が植えられていて中々の雰囲気をかもし出している。


「張りぼて」の城門	銀名水は枯れ、堀には湧き水	緑水門と土手の桜並木

（３）	壬生寺
　ここは、「慈覚大師産湯の井戸」と言うのがあって寺全体も良く手入れされていた。
　丁度この日は甘茶のサービスもしており、檀家以外の人でもこの茶を振舞ってくれた。
ここの住職の奥様らしき人が如才なく声をかけて、甘酒とウーロン茶をサービスしてくれ
た。このような心のふれ合いが出来るのももツーリングの楽しみの一つだ。


壬生寺とバイク	慈覚大師産湯の井戸	良く手入れされている

（４）	蔵の街・栃木
　栃木は蔵の街として観光の名所にすべく、街造りをしている。その中でも「塚田記念
館」は黒塀と白壁で倉敷のような昔の街並みを残している。
　「塚田記念館」を少し見学してみた。中には当時の生活様式を展示した「展示館」、
「お囃子付きからくり人形山車」、別荘人形、蔵芝居、蔵そのもの展示がされていた。
　当時はこの周辺から巴波川を経て江戸深川の木場まで三日三晩かかって材木を運んだそ
うだ。この周辺４０００㎡の敷地は栃木の銀座通りの中心部を占め、８つの白壁土蔵はそ
の偉容を誇っている。１２０ｍに及ぶ黒塀は栃木市の中心部を流れる巴波川の流れに映え
て美しい。


からくり人形山車	床柱の倉庫	黒塀と白壁の土蔵

（５）	大平山
　昼食時間になり地元の人に「そばの美味しいところ」を聞いたら「大平山」が良いとの
ことでそこに向かった。ここは小高い丘の上で山の景色を楽しみながら食事が出来る。
定番らしい「そば定食」を注文した。

今回のツーリングは予想よりもはるかに充実した内容の旅となった。


７、費　　用
　　　　　　ガソリン　　　１，８５６　(1092+764)
　　　　　　高速道路　　　６，５５０　(500+400+2250+1800+400+700+500)
　　　　　　飲　　食　　　１，５２０　(120+1300+100)
　　　　　　入場料　　　　　　６００
　　　　――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　合　　計　　１０，５２０

８、走行距離
　　総走行距離：３５６．０ｋｍ　　燃料：１８．０Ｌ　　燃費：１９．８ｋｍ／Ｌ
　( BMW R1100-RS　ODO:39578 km )　　　　(10.5+7.5)　　総時間：１０時間５０分

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

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