1、日 程 2001年3月10日(土) 晴
2、目的地 南伊豆・河津
3、集合場所
【集合場所】八王子市高倉公園(スーパー三和前) 6:10集合
4、ハイライト
◎南伊豆・河津町の「河津桜まつり
」
開花時期が早く、2月上旬から3月上旬まで約1ヶ月以上に亘って咲く河津桜。
桜の花の特徴:花が大きく濃いピンク色。緋寒桜と大島桜の自然交配と言わる。
昭和50年4月:河津町の木として指定。
5参加メンバー
PS(Public Servant) : BMW R1100-R
SM(Snow Man) : BMW R1100-RS
6、ルート
R16 Bypass 自宅――――スーパー三和――――御殿山料金所――――橋本――――厚木IC 6:00 6:15 6:25 44km 57km 66km 71km< ――――平塚料金所――――小田原料金所――――山崎料金所PA――――箱根峠 7:10 7:20 7:30〜55 8:10 80km 7:10km 107km 132km ――――熱海料金所――――西丹那展望台――――亀石SA――――天城高原IC 8:20 8:25〜55 9:00〜55 10:20 142km 170km ――――R135――――トイレ休憩――――河津桜まつり――――天城ループ橋―――― 10:30 10:35〜45 11:40〜12:20 192km 224km 243km イノシシ村(昼食)――――修善寺――――亀石SA――――熱海料金所――――十国峠 12:55〜14:00 14:45〜55 15:20 252km 265km 小田原厚木道路 ――――箱根峠――――山崎PA料金所――――小田原IC――――――――厚木西IC 15:30 15:40 R246 323km 320km 330km ――――橋本五叉路――――御殿山料金所――――(GAS)――――自宅 16:50 17:10
7、内 容
今回のツーリングは先週の日曜日にTVで知った情報「南伊豆・河津桜まつり」で急遽
企画したものである。従って、あまり急なので、同行してくれた人は1人で、それも昨年
10月に知り合ったばかりのPSさんである。この方は、その後、連続して参加して頂
き、今回が3回目である。
(1) 今回も晴天
ここのところ、天気が不順であったが、今回も運がよく晴天である。
いつもの通り4時起床、6時出発ということにした。PSさんは私の家から1Km程の
所なので待ち合わせは本当に楽だ。
(2) 霊峰富士は全山雪化粧
数日前に箱根地方は雪が降った(東京も少しちらついた)こともあり、霊峰富士は裾野
まで真っ白だ。小田原・厚木道路を走ると正面に富士山が見えてそれは美しい。
(3) 定番、箱根新道・山崎PAで休憩
料金所で数日前の雪を懸念して「路面の凍結」について聞いたところ、「雪は少しちら
ついた程度で大した事はなかった。ここは交通量が多いので問題ない。しかし気を付けて
行ってください」と丁寧な説明を受けて安心した。そして、PSさんにも伝えた。
定番になった休憩所、ここ箱根新道・山崎PAで小休止&PSさんのタバコ・タイム。
2月度ツーリングの話などでつい時間がたち25分も休憩してしまった。近くに4輪車
で来ていた2人の若い男性が我々のバイクを見て「2台ともBMWの1100ccだ」な
どといって驚いている。
(4) 伊豆スカイラインは最高
伊豆スカイラインはいつ来ても素晴らしい。車の数は程々で道路もよく見晴らしは最高
である。特に今日は快晴なので富士山の眺めは格別だ。いつもは走りきってしまうのだ
が、今日はこの富士山を入れて写真を撮るためバイクを止めた。
今日はPSさんもデジカメを持ってこられたので互いに撮影しあった。
西丹那・展望台 | 富士山を背に記念撮影 | 富士山の望遠写真 |
(PSさんの作品) |
西丹那・展望台からの雄大なパノラマ |
(5) 亀石SAでコーヒーブレーク
今回も定番になった「ウインナーコーヒー」520円也を注文した。若いウエートレス
さんが「かわいい(コーヒー)ですね」といってニコニコして持ってきてくれた。「おじ
さんには相応しくないかな?」というと、「そんなことありません」とうれしそうに言っ
て戻って行った。こんな一寸したやり取りも心和むものだ。
それははコーヒーの上にクリームが浮いていてその上に花をあしらったように「雛人形
に供えるお菓子」のようなパステカラーの素材で装われているのだから確かに可愛い。
話題は「料理教室」のことになった。PSさんの勤める市では「土曜日に中年男性を対
象にした料理教室」をいやっているという。残念ながら自慢にもならないが私は「男子厨
房に入らず」を堅く守ってきたためか、今でもインスタントラーメンひとつ満足に作れな
い。「今後は多少料理も」と思っても中々きっかけがない。PSさんの話を伺って少しや
る気になってた。
私の新年の抱負「21世紀に新しいことにチャレンジしよう」の一つになれるか? 期待。
(6) 河津桜まつり
伊豆スカイラインの終点伊豆高原ICを出て国道135号に入るとやや渋滞だ。
皆「河津桜まつり」行きでこんなに来ているのだろうかと思いつつ走る。
どうにか河津町に着いた。小さな一角ではあるが郵便マーク(〒)型に桜並木がある。
平行な2本の並木の間には小さな川がある。すなわち、両川岸が桜並木になっているとい
うことだ。縦一列は伊豆急行電鉄の線路に沿って河津駅までの道の並木になっている。
この桜は2月下旬から3月中旬まで約1ヶ月間咲いているらしい。種類は沖縄の緋寒桜
と伊豆の大島桜の自然交配によるものだとの説明書きがあった。色は緋寒桜と同じ濃いピ
ンク色(桃の花のような)をしている。
同時に地面には菜の花が咲いているので、ピンクと黄色の調和がとてもよい。この花見
客のために、海産物のお土産屋、イカの丸焼き・貝の串焼き屋、なども出ていてとてもよ
く売れている。その他、この地で採れたという桧を使ったまな板や出刃包丁などの刃物も
売っていてかなりの賑わいだ。
PSさんは「鮎つり」も趣味で、まな板や刃物に興味を持って見ていたが、結局、大き
なまな板はバイクで来ているので買って帰ることは出来ない。
濃いピンク色の河津桜 | ピンクと黄色の調和 | 駅に続く桜並木で記念撮影 |
(PSさんの作品) | (PSさんのデジカメ) |
大きな「きんきの干物」 |
(7) イノシシ村で昼食
この周辺には良い食堂はなく、天城の七滝(ナナタル)にも良い店がないと聞き、イノ
シシ村まで我慢することにした。
この食堂は当然イノシシ料理が売り物なので、私は「イノシシ焼肉御膳」PSさんは
「イノシシハンバーグ」をオーダーした。やはりイノシシの肉は硬かった。昔はともかく
最近はこんなに硬い肉を食したことはない。ビーフジャーキーを水につけておいたような
硬さだった。
食事中の話題は、「ツーリングはストレス解消に良い」との話になった。特にPSさん
は仕事柄色々な方にお願いする場面が多く、かつ管理者のため、より困難な解決を担当す
ることが多く、ストレスがたまるらしい。このストレス解消に最高とのこと。また明日の
日曜日も出勤だそだ。
私の場合はは精神衛生上良いだけでなく肉体的にも大変良いと思っている。一つには、
ほぼ全身を使い体のバランスを良くすること。そして、機敏な行動の繰り返しで俊敏性の
鍛錬が出来ること。二つ目は、仕事柄、毎日パソコンを凝視しており近視を助長する。
バイクに乗っていると常に視点を遠くに置き、遠距離を凝視するので近くを見慣れた目の
疲れを解消してくれる。これは私にとって大変有効である。
現に、ツーリングの翌日は遠くが見えやすくなる。
(8) 帰路は順調
帰りは極めて順調。しかし、熱海峠近くに来た時は朝あんなにスッキリ見えた富士山は
春霞で全く見えない。十国峠に差し掛かると暗雲が立ち込めて、いつ雨が降るか分らない
状況となってた。レインウェアは常備しているので心配ないが、降り出すと面倒なばかり
か気温が下がり寒くなるのでどうにか持ってほしい。箱根新道に来た時には暗雲がなくな
って心配なくなった。
いつもの通り、山崎PAで小休止(PSさんのタバコタイム)をして、後は自宅まで一
気に走った。
今回も、事故もなく楽しいツーリングを終えた。
<余談>
往路、熱海峠を越えて暫くするとパトカーがすれ違った。そこから数分すると左側に2
台の車が止まっている。手前の車は我々と同じ方向、次の車は反対方向を向いていて片側
の車輪がU字溝に落ちている。両方の車は小破で怪我人もないらしい。前にすれ違ったパ
トカーは何だったのだう。事故証明でもして帰ったのかもしれない。
反対方向を向いている車はどういうことなのか理解できない。この車はBMWの新車で
20歳台の若いカップルだったが、本当にお気の毒。その美人も途方にくれていた。
この辺で昨年きたときにも、新車がU字溝に落ちていたが、通常事故をするような危険
な道路でもないので不思議だ。「魔」の区間なのかもしれない。
8、費 用
ガソリン 2,167 (1346+1523)
高速道路 2,910 (250+300+300+200)x2+560+250)
飲 食 2,310 (520+1370+420)
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合 計 7,390
9、走行距離
総走行距離:330.0km 燃料:20.0L 燃費:16.5km/L
( BMW R1100-RS ODO:41087 km ) (10.4+9.5) 総時間:11時間10分
8月にエンジン不調になってから燃費が悪くなった。以前は19〜20Km/L。