fukushima syumi st21

【芦ノ湖スカイライン・柿田川公園・富士山スカイライン】

Ver.1.01　2001/06/26

Ver.5.01　2001/08/01

【６月度ＳＴー２１ツーリング・報告書】

１、日　程　　２００１年６月２３日（土）

２、目的地　　箱根スカイライン・芦ノ湖スカイライン・伊豆スカイライン
　　　　　　　　　（ライディング写真の撮影を第一の目的にした）

３、集合場所

　　 【第１集合場所】高倉公園前（スーパー三和側）　７：４０集合（ＰＳ、ＳＭ）
　　 【第２集合場所】東名道・御殿場ＩＣ本線との合流地点　８：３０合流（ＤＢ）

４、ハイライト（見どころ）

　　　①　箱根スカイライン・芦ノ湖スカイライン・伊豆スカイラインで
　　　　　二輪走行時の写真の撮影。
　　　②　箱根スカイライン・芦ノ湖スカイライン・伊豆スカイラインでの
　　　　　快適なワインディング走行。

５、参加メンバー（敬称略）

　　　　ＰＳ(Pubric Servant) 　：　BMW R1100-R
　　　　ＫＢ(Kyoto Boy)  　　　：　BMW R1100-S
　　　　ＳＭ(Snow Man) 　　　　：　BMW R1100-RS

６、行程表

0km　　　　　7:40集合　　　　R16パイパス　　　　　　　　　　　　　8:30合流32km
自宅────高倉公園────御殿山料金所────橋本五叉路────東名厚木ＩＣ
7:30　　　　7:33～40　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　8:20～40

　　　　82km　　　　　　84km　　　　　　　　　　　　　　　　　　　濃霧：視界５ｍ
――――足柄ＳＡ－―――御殿場ＩＣ――――仙石原――――湖尻（芦ノ湖）――――
　　　　9:00～10:15　　　10:25

　　　　　　　濃霧：視界３ｍ　　　110km　　　　　　　　　　　　133km（昼食）
湖尻峠――――芦ノ湖スカイライン・料金所――――箱根峠――――沼津・海鮮食堂
　　　　　　　　　　　　　　　　　11:15　　　　　　　　　　　　11:55～13:15

　　　　137km（散策）　GAS140km　　東名道
――――柿田川公園――――沼津ＩＣ――――富士ＩＣ――――西富士有料道路――――
　　　　13:20～14:20　　14:25～30

　　　　　　　（旧奇石博物館）　　　　　　　　　　　　　　薄い霧で幻想的な林
大宮交差点――――石の博物館――――表口登山道入口────富士山スカイライン


　　　　190km　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　濃霧：視界５ｍ
────表富士グリーンキャンプ場────富士山入口────滝ヶ原・自衛隊駐屯地
　　　　15:20～35

　　　　　　　　　　　　　　濃霧：視界５ｍ（トンネル出口霧無）218km
────小山交叉点────須走────東富士有料道路────河口湖ＩＣ────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　16:30

　　　　　　　　　272km　　　　　　295kmクラッチ故障　　　　　　310km
大月ＪＣＴ────談合坂ＳＡ────八王子ＩＣ────(GAS)──自宅
　　　　　　　　　17:00～55　　　　　18:15～30　　　　　　　　18:45（到着）

８、走行距離

項　　　目デ　ー　タ　( BMW R1100-RS )

総走行距離　　３１０．０ｋｍ　( ODO:43037 km )　　

燃　　　料　　　１８．６Ｌ　　(8.2+10.4)

燃　　　費　　　１６．７ｋｍ／Ｌ　　

総経過時間　　　１１時間　１５分　　

項　　　目	デ　ー　タ　( BMW R1100-RS )
総走行距離	３１０．０ｋｍ　( ODO:43037 km )
燃　　　料	１８．６Ｌ　　(8.2+10.4)
燃　　　費	１６．７ｋｍ／Ｌ
総経過時間	１１時間　１５分

　　【給油区間毎の燃費記録】

　　　八王子←――――→沼津ＩＣ←――――→八王子　　　　ＴＯＴＡＬ
　　　　　　　　140km　　　　　　　170km　　　　　　　　　　310km
　　　　　　　　8.2Ｌ　　　　　　　10.4L　　　　　　　　　　18.6Ｌ
　　　―――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　 17.1km/L　　　　　 16.3km/L　　　　　　　　16.7km/L

　　　本日、エンジン不調。燃費も悪くなった。（今日はプレミアムガソリンに変更）

９、内容

　今回はＰＳさんの企画で「伊豆スカイラインでバイクの走行シーンをデジタルカメラに収めること」を第一の目的にしたツーリングとした。
　今までのように、詳細スケジュールは立てずに「成り行き任せ」の計画である。

（１）第一集合場所：高倉公園
　いつもより１時間４０分遅い出発なので大変楽だ。６時起床で７：３０出発なのでいつもの出勤より３０分遅い起床だ。ＰＳさんとは近くの高倉公園に７：４０集合とし、二人とも時間に到着した。

（２）第二集合場所：東名厚木ＩＣ
　ＫＢさんは狛江市在住なので横浜ＩＣから入るらしく待ち合わせ場所が東名道・厚木ＩＣの本線との合流地点となった。（前日にＫＢさんがｅメールで連絡してきた）
　しかし、約束の時間になっても来ない。「場所を間違えたのか？」「事故にでも巻き込まれたのか？」「この合流地点より先に居るのか？（カープしていて先が見えない）」あるいは「高速バス停留所で待っているのか？」いろいろ考えるが思い当たらない。いずれにせよ、この場所は危険だ。大型バス、トラックがものすごい音響と共に走り去るし、またその排ガスがたまらない。第一ここは停車してはならない「違反」の場所であり長時間停車は禁物だ。もうそろそろここを発とうとしたとき無線が入った。「今から海老名ＳＡを出発する」と。「なぜ海老名ＳＡ出発なのだ。ということは休憩していたということか？人をこんな危険なところに待たせておいて」と心でつぶやいた。
　幸い１０分遅刻で到着した。ほっと一安心ですぐ出発した。次回からは「海老名ＳＡ集合」としたい。

（３）足柄ＳＡまでフリーラン
　次の休憩場所は足柄ＳＡでそこまでフリーラン（お互いを気にせずに走り、次のポイントで合流）としたものの、結局、先頭車に続いて３台のＢＭＷが連なって走ることとなった。皆さん年甲斐もなく若い。あっという間に足柄ＳＡに到着した。

（４）出口を間違える
　足柄ＳＡを３台揃って出発したが、御殿場ＩＣまではほんの５分程であった。トップを走っていたＰＳさんが出口に気付くのが遅れて通過してしまった。２番手のＫＢさんは気付いたもののどうすべきか考えているうちに、出口を通過し、ＰＳさんへの追従を余儀なくされた。
　私は３番手だったので、分岐点で停止した。二人は進むほかないので次のＩＣに向かった。仕方ないので、箱根スカイラインと芦ノ湖スカイラインの中間点「湖尻峠」で待ち合わせることにした。
　私は私で乙女峠・長尾峠経由で箱根スカイラインに入る予定が分岐点を見逃し、仙石原・湖尻経由となり湖尻峠に向かった。実際には二人の方が仙石原経由の私より早く「湖尻峠」に到着した。

（５）視界３ｍの濃霧
　湖尻から湖尻峠に向かう有料道路から霧が出てきて視界が５ｍ位となった。湖尻峠で二人と合流して、芦ノ湖スカイラインに入ると霧が一層濃くなり視界約３ｍで殆ど見えない。もっぱら左右の白線の曲がり具合を見ながら走る。フロントタイヤのすぐ前に時々「４０」の黄色の文字が見えるのみ。
　右側をすれ違う車のライトは３ｍ前で見えて右手を通り過ぎる。この恐怖は今までにない経験だ。
　自分の前に走る仲間のバイクの赤いテールランプでさえ５ｍではもう見えない。前のバイクに追突する心配よりも、後から来るかもしれない車に追突される事のほうが怖いので、スピードを上げたいが、なにせ真っ白の世界、何も見えないので速く走ることが出来ない。本当に恐ろしいかった。
　この苦難の道は結局箱根峠の国道１号線と合流するまで延々と続いた。濃霧がひどいので伊豆スカイライン行きはあきらめて、予定を変更し沼津に行くことにした。箱根峠から沼津に下り始めると視界は１０ｍ位になり楽に走行できた。

（６）沼津で昼食
　ＰＳさんが知っている海鮮食堂（沼津の魚倉庫近くにある）で昼食。この店お奨めの「中トロ定食」１３８０円也を注文した。丁度、昼時なので混雑しており２０分ほど待たされたが、美味しかったので結果オーライとなった。
　追加料金でＰＳさんやＫＢさんが注文した「生えび」「生しらす」も一寸味見させていただいたが美味しかった。

（７）柿田川公園
　この食堂からすぐ近くに柿田川が流れているが、流域の一部に「柿田川公園」がある。この周辺は富士山の伏流水で多くの湧水がある。白い砂や黒い砂を噴出して地球の活動を思わせる。この湧水を集めて大きな柿田川を形成しているのには驚く。あれだけの大量の水が「真水」というのは今まで見たことがない。
　この周辺は散策路があり水面に近い低地まで降りることができる。この低いところには二つの大きな円形の囲みがあり清水で満たされている。これは何の跡なのだろう。雰囲気からすると御殿の裏側に行水をする所として設けたのではないかと想像した。もしそうなら、その広い自然を利用したプールのような場所で数人の美女が行水し戯れ殿様が酒でも飲んでいる情景が浮かんでくる。（日経新聞連載小説：「平家」池宮彰一郎作 2001/6連載中）

柿田川公園前で白砂と黒砂を噴出湧水を見る仲間の二人

幾年も白砂噴き上げ清水かな

名水百選「認定書」柿田川中流部の案内広く深い川の水が全て湧水

いにしえに行水の場美女戯む

【夏季】岸部ではベンジボタルの乱舞。水中ではミシマバイカモの水中花の見事な絨毯が見られる。

「柿田川中流部の案内」より抜粋。

ＫＢさんと私（右）綺麗な湧水私とＰＳさん（右）

　　　　　　　　　　　　　＜上記３枚の写真はＰＳさん提供＞

（８）富士山スカイライン
　今日は濃霧のため伊豆スカイラインでのバイク走行写真を撮ることが出来ない。そのため「走行のハイライト」として「富士山スカイライン」を選定した。
　沼津ＩＣから富士ＩＣに行き西富士有料道路（２００円）を通り富士山スカイラインへと向かった。ＰＳさんが地図を見ながら正確な誘導をしてくれた。
　富士山スカイラインはいつ来ても気持ちが良い。昔は有料だったが今は無料になっている。
　今回は薄い霧が立ち込めていて杉林の奥や道路の遠くの景色が白くぼかしたようでまるで絵画の世界だ。この中を走っているとひんやりした空気に触れながら神秘的な幻想の世界に浸ることができる。

（９）石の博物館
　途中「石の博物館」（旧：奇石博物館）に立寄った。しかし、今日は時間がないので場所を案内しただけでとなった。
　入口近くには大きな恐竜の像があり太古の昔を演出している。この博物館は小さいが見ものは沢山ある。私が感動したのは「こんにゃく石」で、固い石でありながらある方向にはくにゃくにゃと「こんにゃく」のように曲がるのが不思議である。
　巨木の化石など化石の類は沢山あり売店でも売っている。その他、紫外線に光る石（色々な色がある）、テレビ石、化石の数々があり普段我々があまり見たことのない石があるのでお奨めだ。また、小さいが感動的な化石がある。５ｃｍ位の大きいほうの魚が２ｃｍ位の魚を飲み込んで体長の半分（尾の部分）が出ている状態で化石になっている。この状態で化石になったのも偶然だがこれを見つけた人もまた偶然でしかない。一見の価値あり。
　この後、定番の「表富士グリーンキャンプ場」で小休憩を取った。ここはいつ来ても客が殆ど居ない。公営なのかもしれないがこれでよく経営が成り立っているものだ。勿論キャンプシーズンはそれなりに繁盛しているのだろう。

（１０）２度目の濃霧
　富士山スカイラインは富士山入口を通過し御殿場方面に向かう。自衛隊滝が原駐屯地に差し掛かるとまた濃霧で５ｍ先が見えない。突然、数人の自衛隊員の誘導する姿が見えた。ここには戦車道があるので、まもなく戦車が通過するのかもしれない。
　そのうち、４輪車が注意深くゆっくり１５km/h位で走行している。対向車線との間に２ｍ位のゼブラ状のマークのついた空間があるのでこの間を通って遅い車を追い越した。

（１１）３度目の濃霧
　須走から東富士自動車道に入ってすぐ、３度目の濃霧に遭遇した。ここも５ｍ先が見えない程の濃霧であるが４輪車の走行は多い。しかし皆、走行車線を一列になって大変遅く走っている。幸い左側の「遅い車の車線」が空いていたのでここを通って団子状に並んだ車を追い越しトップに出た。トンネル内は霧がなく前方にも車がないので快適な走行が出来た。この長いトンネルを抜けると不思議なことにそこは「霧の国」ではなく、すっきりとした曇り日であった。ブラボー。

（１２）中央道は順調
　河口湖ＩＣからは中央道である。ここから都留付近まではほぼ直線で快適な道路である。大月ＪＣＴから中央道本線につながり、ここから談合坂ＳＡまでも渋滞がなく快適なフリーランを楽しんだ。

（１３）談合坂ＳＡ
　新装なった談合坂ＳＡで休憩。入口近くにあるパン屋さんのパンが美味しいとのことで土産代わりにパンを買った。
　いつもツーリングをしているので家族は「土産はいらない」というが、たまにはパンならいいだろうと思い買った。（実際に美味しく家族皆、好評だった）

（１４）八王子ＩＣでお別れ
　ＩＣを出たところで一旦集まり、互いにお別れの挨拶を交わした。そして、出発しようとクラッチを引き、エンジンをかけようとしたら、クラッチレバーがすかすかでクラッチが切れない。
　ＫＢさんは狛江まで帰らなければならないのでまたUターンして八王子ＩＣから中央道にに乗った。
　原因不明であるが、手元の調整ネジを一杯に回したらどうにかクラッチが切れたので、エンジンをかけて注意しながら自宅に帰ることが出来た。
　それにしても、高速走行中でなくて不幸中の幸いであった。

　今回も大きなトラブルもなく、無事楽しいツーリングを終えた。

１０、費　　用

　項　　　目　費　　　　　　　用　　　（円）

　ガソリン　　　２，０６８　　(921+1147)　　

　高速道路　　　４，９４０　　(250+1150+250+500+200+520+520+1550)　　

　飲　　　食　　　１，６００　　(1449+150)

　土産　パン　　　１，０５０

　合　　　計　　　９、６６０　　

項　　　目	費　　　　　　　用　　　（円）
ガソリン	２，０６８　　(921+1147)
高速道路	４，９４０　　(250+1150+250+500+200+520+520+1550)
飲　　　食	１，６００　　(1449+150)
土産　パン	１，０５０
合　　　計	９、６６０

以上

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項　　　目	デ　ー　タ　( BMW R1100-RS )
総走行距離	３１０．０ｋｍ　( ODO:43037 km )
燃　　　料	１８．６Ｌ　　(8.2+10.4)
燃　　　費	１６．７ｋｍ／Ｌ
総経過時間	１１時間　１５分


柿田川公園前で	白砂と黒砂を噴出	湧水を見る仲間の二人


名水百選「認定書」	柿田川中流部の案内	広く深い川の水が全て湧水


ＫＢさんと私（右）	綺麗な湧水	私とＰＳさん（右）

項　　　目	費　　　　　　　用　　　（円）
ガソリン	２，０６８　　(921+1147)
高速道路	４，９４０　　(250+1150+250+500+200+520+520+1550)
飲　　　食	１，６００　　(1449+150)
土産　パン	１，０５０
合　　　計	９、６６０