fukushima syumi st21

【「歴史探訪」文化的なツーリング】

Ver.1.01　2002/03/15

Ver.3.02　2002/03/18

【１２月度ＳＴー２１ツーリング・報告書】

１、日　　程　　　平成１３年(2001)１２月２２日（土）、晴

２、集　　合　　　西湘バイパスＰＡ　　　ＡＭ９：３０集合

３、メンバー（ＳＴ－２１）

　記号　　メンバー愛称　　所　　有　　車　

ＳＱ　3.3 Square Meters 　SUZUKI　Intruder　LC1500　

ＰＳ　Pablic Servant 　BMW R1150-RS

ＳＰ　Strain Person 　BIMOTA SB6 1100cc

ＳＭ　Snow Man 　BMW R1100-RS

ＫＢ　Kyoto Boy 　BMW R1100-S

ＩＢ　Infinity Boy 　BMW K1100-RS

記号	メンバー愛称	所　　有　　車
ＳＱ	3.3 Square Meters	SUZUKI　Intruder　LC1500
ＰＳ	Pablic Servant	BMW R1150-RS
ＳＰ	Strain Person	BIMOTA SB6 1100cc
ＳＭ	Snow Man	BMW R1100-RS
ＫＢ	Kyoto Boy	BMW R1100-S
ＩＢ	Infinity Boy	BMW K1100-RS

４、コース

　　　　　PSさん待合せ　　　　（畑に雪）　　　　　　14km　　　　9:30集合64km
自宅――――高倉公園――――多摩ニュータウン――――橋本――――西湘ＰＡ
7:35　　　　　7:45　　　　　　　　　　　　　　　　　8:05　　　　9:10～

西湘バイパス　　　74km　　　　　　99km　　　　　　　　　　　
――――箱根新道・山崎ＰＡ――――箱根峠――――沼津――――江川邸
　　　　9:55～10:10(SPさん待）　　10:55　　　　　　　　　　11:30～

　　　　130km　昼食　　　　　151km
――――韮山の反射炉――――達磨山展望台――――修善寺――――亀石ＩＣ
　　　　13:40～14:00　　　　　14;35

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　217km
――――熱海ＩＣ――――十国峠――――箱根峠――――箱根新道・山崎ＰＡ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　16:45～17:00

　　小田原厚木道路　　　　　　　　　　　　　　（見学）　　　　　　　　　　287km
箱根ＩＣ――――厚木ＩＣ――――橋本――――クリスマス電飾―――ＧＡＳ――自宅
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　18:15～45　　　　　　　　　19:00

５、走行距離

項　　　目デ　ー　タ　( BMW R1100-RS )

　総走行距離　　　２８７．０ｋｍ　　　　( ODO:145542km)　　

　燃　　　料　　　　１９．６Ｌ　　　　　(10.0+9.6)

　燃　　　費　　　　１４．６ｋｍ／Ｌ

　総経過時間　　　　１１時間３０分　　

項　　　目	デ　ー　タ　( BMW R1100-RS )
総走行距離	２８７．０ｋｍ　　　　( ODO:145542km)
燃　　　料	１９．６Ｌ　　　　　(10.0+9.6)
燃　　　費	１４．６ｋｍ／Ｌ
総経過時間	１１時間３０分

６、今回ツーリングのポイント

　　・江川邸
　　・韮山の反射炉
　　・達磨山展望台

７、状況・感想

　１２月度はＰＳさんが企画してくれた「歴史探訪」の文化的なツーリングである。
　今回はルートも西湘バイパス経由という気持ちの良い海の景色を堪能してのツーリングとなった。

　今回は当初６人の参加を予定していたが、ＫＢさんは体調を崩し急遽欠席、ＩＢさんはバイクの具合が悪く西湘バイパス・西湘ＰＡ手前でエンスト集合地点まで来れずその場でリタイアーとなり結果急遽欠席。従って、４人だけの参加となった。

（１）集合、走行
　今日はＰＳさんとは家が近いので近くの公園で待ち合わせ、多摩ニュウタウン経由で橋本に抜ける道を通った。昨日、雪がちらついたが多摩ニュータウン地区は畑が雪で真っ白なのには驚いた。
　集合場所は西湘バイパス・西湘ＰＡということで、国道一号（東海道）を走り西湘バイパスに入った。天気はよく湘南の海をを見ながらのツーリングは最高である。
　予定通り集合場所に到着した。BIMOTAのＳＰさんもまもなく到着。
　BMW R1100-SのＫＢさんとBMW K1100-RSのＩＢさんが（二人は友人）揃って来ない。集合時間を１０分経過後確認の電話をしようとしたら携帯が鳴った。ＫＢさんが体調を崩し欠席とのこと、ＩＢさんは西湘ＰＡ手前でエンジン故障でリタイアーとの連絡だった。まあ、仕方がない結局４人での出発となった。
　天気もよく、湘南の温かさもあり快適な走行だ。

（２）ＳＰさんと行き違い
　西湘バイパスは快適でＳＰさんはあっという間に視界から消えた。もちろん、出口ＩＣ付近で待っているはずだ。我々の予想通り出口を過ぎて彼を確認した。
　今回、ルートの相談でミスがあった。昨日降った雪を心配して「箱根ターンパイクに入らず国道１号線（Ｒ１）を行く」という事で４人は合意した。ところが、Ｒ１を行くと言っても我々仲間では箱根新道を行くのが暗黙の了解となっていた。ところがこの方面への参加では初めてのＳＰさんはその意識がないため箱根新道を入らずＲ１を直進した。我々は彼の後ろについて走行していたのですぐにホーンを鳴らし誤りを知らせた。しかし聞こえるはずのＳＰさんはそのまま行ってしまった。

（３）２度の行き違い
　５分ほど山崎ＩＣで待ったがこちらに来ない。私がＳＰさんの後を追った。しばらく走ると反対車線を戻ってきたので指で山崎ＩＣ方向を指差した。ＳＰさんは分かった風だった。私はその先で方向転換し山崎ＩＣに向かった。山崎ＩＣに戻ると当然いるはずのＳＰはいない。どこへ行ってしまったのだろう。箱根ターンパイクには行くはずないし、かといってここ以外は行く所がないはず。
　仲間と意見が出たのは「やはり、ＳＰさんは箱根新道を知らずもう一度Ｒ１を行ったのではないか」ということになった。箱根の分岐点、最悪でも箱根峠頂上付近で会えるかもしれない。注意深く周囲を見ながら走ったが結局箱根峠付近でも会えなかった。
　念のため、ＰＳさんに箱根ターンパイクの頂上出口に確認に行ってもらったが徒労に終わった。最後の希望は現地「江川邸での合流」であった。しかし、その期待も空しく終わった。

（後日、ＳＰさんにその後の状況を確認すると
　　１、山崎ＩＣがあることをＧＳで聞いて行って見たが皆が去った後だった。
　　２、箱根峠も行ったが峠の手前でＵターン、我々の待つ頂上まで来なかった。
　　３、当日の計画表を忘れて第一目的地・江川邸を知らなかった。
　とのことであった。）

（４）江川邸
　韮山町にある江川邸の見学だ。
　江川家は静和源氏の流れをくむが、保元の乱に敗れて従者１３人とこの地に落ちのびて、伊豆のこの地に定住したと伝えられる。
　３６代江川太郎左衛門英龍（担庵）（1801～1855）は東京湾のお台場、韮山の反射炉築造に関する提案と実行、兵糧としての日本初のパンの製造、江川塾での教育等多大な功績で知られた人とのこと。（知らなかった）
当時の日本の置かれた立場を憂慮して提案実行した偉人らしい。
　この主屋（552㎡）は高さ12ｍ余りの大屋根を支える豪壮な架構で有名。1958年に国の重要文化財に指定され、1993年に書院、仏間、蔵、門、塀、神社、及び敷地（11873㎡）が追加指定された。
　ここでは中年の女性がボランティアで我々をこの屋敷中の案内をしてくださった。最後に御礼を言って写真を送る約束のため宛先を尋ねて分かったことなのだが、この知識の塊のような女性は韮山町の町会議員さんだった。脱帽。

江川太郎左衛門英龍（担庵）邸全景

パン祖の碑
(兵糧用のパンを作った人) 肥料蔵
(将棋の駒に似た駒蔵) 生き柱
（生きた欅を柱にの説）馬印
(家康から頂いた菊紋付)

技術導入した日本初のパン考案した消防ポンプ説明員は町会議員様だった

（５）韮山の反射炉
　ご存知「韮山の反射炉」は当時の中学教科書には必ず出ていた。なんで反射炉というのかは知らなかったが、ここの土産店の女性がボランティアで説明してくれた。
　要は鉄を熔かすコークスの輻射熱をパラボラ状になった炉の天井によって熱を集中させて鉄を熔かすという物なのだ。な～るほど、納得。

韮山の反射炉江川氏像江川氏の書いた達磨の絵江川担庵の肖像画

土産店ボランティアの説明を聞く

（６）達磨山展望台
　幹事役のＰＳさんが分岐点を間違えて、快適なワインディングを走っていたら達磨山の展望台に着いてしまった。ここで、ＰＳさんの新車BMW R1150－RSを記念撮影。
　図らずして、素晴らしい富士山の見えるパノラマ展望と美味しいコーヒーを満喫、その上、分岐点まで戻ったので、また素晴らしいワインディングを楽しめた。

達磨山展望台からのパノラマ BMW R1150－RSとＰＳさん

（７）箱根新道・山崎ＰＡで休憩
　達磨山からは一気に箱根新道・山崎ＰＡ迄６６kmを走った。いつものように箱根新道・山崎ＰＡで休憩をし、本日の楽しかったツーリング談義に花を咲かせて帰路に着いた。

（８）クリスマス飾
　このツーリングの帰りに、ＳＱさんが八王子の住宅地にクリスマスの飾りを競っている一角があるので紹介するというので、案内して頂いた。個人の住宅でここまでやるのだから凄い。この写真は一例（最も大きい）だがこの周囲は同様な飾りでいっぱいで大勢の人が車で見学に来るので町内の６ｍ道路が渋滞していた。

飾りの前でＳＱさん立派なクリスマス電飾私のバイクとクリスマス

　今回も事故もなく無事ツーリングを終了した。

８、費　　用

　項　　　目　費　　　　　　　用　　　（円）

　ガソリン　　　２，１４１　(1113+1028)　　

　高速道路　　　１，７００　((200+300)x2+250+200+250)　　

　飲　　　食　　　１，５２０　(1000+400+120)

　入　場　料　　　　　４００　

　土　　　産　　　２，０００　(1000x2)

　合　　　計　　 ７，９６０　　

項　　　目	費　　　　　　　用　　　（円）
ガソリン	２，１４１　(1113+1028)
高速道路	１，７００　((200+300)x2+250+200+250)
飲　　　食	１，５２０　(1000+400+120)
入　場　料	４００
土　　　産	２，０００　(1000x2)
合　　　計	７，９６０

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記号	メンバー愛称	所　　有　　車
ＳＱ	3.3 Square Meters	SUZUKI　Intruder　LC1500
ＰＳ	Pablic Servant	BMW R1150-RS
ＳＰ	Strain Person	BIMOTA SB6 1100cc
ＳＭ	Snow Man	BMW R1100-RS
ＫＢ	Kyoto Boy	BMW R1100-S
ＩＢ	Infinity Boy	BMW K1100-RS

項　　　目	デ　ー　タ　( BMW R1100-RS )
総走行距離	２８７．０ｋｍ　　　　( ODO:145542km)
燃　　　料	１９．６Ｌ　　　　　(10.0+9.6)
燃　　　費	１４．６ｋｍ／Ｌ
総経過時間	１１時間３０分


パン祖の碑 (兵糧用のパンを作った人)	肥料蔵 (将棋の駒に似た駒蔵)	生き柱（生きた欅を柱にの説）	馬印 (家康から頂いた菊紋付)


技術導入した日本初のパン	考案した消防ポンプ	説明員は町会議員様だった


韮山の反射炉	江川氏像	江川氏の書いた達磨の絵	江川担庵の肖像画


達磨山展望台からのパノラマ	BMW R1150－RSとＰＳさん


飾りの前でＳＱさん	立派なクリスマス電飾	私のバイクとクリスマス

項　　　目	費　　　　　　　用　　　（円）
ガソリン	２，１４１　(1113+1028)
高速道路	１，７００　((200+300)x2+250+200+250)
飲　　　食	１，５２０　(1000+400+120)
入　場　料	４００
土　　　産	２，０００　(1000x2)
合　　　計	７，９６０