1、日 程 平成14年(2002)4月5日(金)、晴
2、集 合 ソロ故、集合なし
3、メンバー
記号 | メンバー愛称 | 所 有 車 |
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SM | Snow Man | SUZUKI DJEBEL XC250 |
4、コース
自宅――――GS――――高尾――――藤野――――大月――――笹子トンネル―――― 11:40 12:00 76km 79km 95km ――――勝沼IC付近――――ぶどうの丘――――笛吹川フルーツ公園(物産センター) 13:35 13:45〜14:10 14:40〜15:10 96km(入浴、写真) 126km(小用) 150km ――――ほったらかし温泉――――塩山市――――柳沢峠――――県境・東京都―――― 15:15〜16:25〜40 17:00 17:30〜40 208km 丹波渓谷――――奥多摩湖――――御岳山入口――――吉野街道――――GS――自宅 19:35
5、走行距離
項 目 | デ ー タ ( SUZUKI DJEBEL XC250 ) |
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総走行距離 | 208.0km ( ODO:4715km) |
燃 料 | 6.4L |
燃 費 | 32.5km/L |
総経過時間 | 7時間 55分 |
6、今回のツーリング・ポイント
名 称 | 説 明 | ||||
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ほったらかし温泉 | 正面に富士山、広い露天風呂。 | ||||
笛吹川フルーツ公園 | 広大な南傾斜地に大型温室の公園 | ||||
柳沢峠 | ワインディングの道、今は殆んどが広く直線 | ||||
丹波渓谷⇔奥多摩湖 | 今が桜満開。 |
7、状況・感想
先週、天空の湯で知り合った地元の桃農場主から伺った「ほったらかしの湯」の下見に行くのが第一の目的で、それに加え、今週末は桃の開花時期と聞きそれを見るのも一つの目的でもある。
(1)走行
天気は晴、最高のツーリング日和だ。明日は午後曇との天気予報故、急に「ほったらかしの湯」の下見に行く事にした。しかし、ゆっくり起きて多少の用事を済ませてから出掛けたので自宅を11:40という大変遅い出発となった。
今回は普段使うことの少ないオフロードバイクでしかも高速道路を使わずに国道20号線(甲州街道)を走ってみようと思った。
平日なので道路は割合スムーズではあったが、かなり走ったと思ってもまだ大月といった具合で笹子トンネルに入った時やれやれという感じがした。高速道路は高価だが時間短縮という面では相当な効果があることを実感した。
(2)笹子トンネルは寒い
笹子トンネルの中程になった時、急に気温が下がった。そのまま、トンネルを抜けても寒かった。ということは、大月地方は暖かく、勝沼方面は寒いということだ。それにしても中央部分から急に寒くなるのだから驚く。車では中々体験できない。
(3)再度、ぶどうの丘
先週と同じ、休息勝沼線を通るので再度「ぶどうの丘」に立ち寄った。出来たら軽く食事をしようと思ったが、ここのレストランは本格的な洋食でコース料理が2500円からと高価な上、オフロードバイクのウエアを着て食べるような雰囲気でもないのであきらめた。
ここで写生をしていた方に「ほったらかしの湯」を聞いたらすぐわかって道順を教えて下さった。
(4)笛吹川フルーツ公園
「ほったらかしの湯」の目標は山梨市駅、「笛吹川フルーツ公園」というのでそれを目指して走った。途中の道は適当に走ったが目標通りに行けた。笛吹川フルーツ公園は小高い丘の中腹にあり周囲は殆んど桃の栽培である。丁度桃の花が満開で周囲は将に「桃色」の世界だった。桃の写真を撮ることもなく、一直線に「笛吹川フルーツ公園」に向かった。この公園は思ったよりも規模が大きく多分バブルのはじける前に作ったものと思われる。
その公園の上部には「物産センター」があり、大勢の観光客が来ていた。ここの軽食レストランで「きのこスパゲっティ」をオーダーしたが、600円で大変美味しかった。時間も14:40を過ぎていたので客は私一人だった。
この店主に「ほったらかしの湯」を聞いたら、このすぐ上だという。ラッキー。
笛吹川フルーツ公園から富士山 | 笛吹川フルーツ公園に桃の開花 | レストランからの景観 |
(5)「ほったらかしの湯」
「ほったらかしの湯」と聞いてきたが正式名称は「ほったらかし温泉」らしい。
舗装もしてない駐車場は広いが車はまばらだ。
温泉の入り口には大きな木彫りの亀と「ほったらかし温泉」の旗が立っていた。入口にはお年寄りが一人いて案内役兼切符受け取り役をしていた。入湯税500円、コインロッカー100円が必要だ。
脱衣室からはそのまま外湯が見える。内湯もあるが殆んど人は内湯には入らない。外湯の又一段下には大きな露天の岩風呂がある。眼下には甲府盆地全体とその先正面には霊峰富士が見える。露天風呂の周囲には何もないので空を見上げればほぼ360°の天が見えるので最高だ。
舗装もしてない駐車場は広いが車はまばら (富士山が見える) | 木彫りの亀と「温泉の旗」 |
眼下には甲府盆地全体とその先正面には霊峰富士が見える (甲府盆地は桃の開花で全面桃色) |
外風呂の一段下に大きな露天の岩風呂 (360°の天が見える) |
(6)天空は飛行機雲のオンパレード
私は露天の岩風呂で30分位仰向けになって天空を見ていた。そしたら、飛行機雲が風に流されて北から南にゆっくり流れている。飛行機雲は東から西に一直線なので長いバーが流れているように見える。
そのうちに、東京方面からまた飛行機がやってきた。丁度この湯の真上を飛んでいる。そういえば現職の頃、大阪や福岡行きは甲州街道沿いに飛んでいたっけ。そして、飛行機から下を見ると、府中市、八王子市、大月市、甲府市が眼下に見えたものだ。
今日も、この湯の真上かやや南側を飛んでいる。不思議なことに長野県上空付近からは飛行浮雲が消えてしまう。上空の気温が高いのだろうか?地上では逆に長野県の方が低いのでちょっと不思議だ。飛行機だけは光っていて少し尾を引いているのでハレー彗星のようだ。
先ほどの飛行機雲が又南に流れるので白線が2本になった。しばらくすると又飛行機が飛んでくる。それが又同じように南に流れる。そのようにして又飛行機が飛んできた。飛行機雲は4本になり、富士山方面は見ているところに近いので流れが早く見える。東京方面は遠いのでゆっくり流れるように見える。
その結果、扇子を広げた骨ように、白い4本の白線が広がった。こんな情景はめったに見られないと思う。のんびりしていても発見はあるものだ。
(7)大菩薩ライン
ゆっくりしていたら、4時近くになってしまった。このまま、高速道路に乗れば5時半ごろには自宅に帰れるが何となく早すぎる気がしたことと、「今日は高速を使わず一般道だけで」と最初思っていたことにこだわってみた。
そこで、塩山に向かい大菩薩ラインに入った。前に行った事のある「大菩薩の湯」を右手に見て柳沢峠に向かって走る。
最近は山梨側の道路が整備されて素晴らしい道になった。途中から昔ながらの狭いワインディング、道路に「路面凍結スリップ注意」との道路標識が見えてきた。まさかと思ったが、又同様の標識が、確かに寒くなってきた。そしたら道の脇に根雪が沢山残っていた。こんな寒いのでは確かに昼間溶けた水が夜間は凍結するに違いない。要注意だ。
(8)丹波渓谷⇔奥多摩湖は桜満開
丹波渓谷に差し掛かると桜が満開だ。奥多摩湖に続く道までそれは続いた。平地ではとっくに桜が散ったがここでは将に「春真っ盛り」だった。二度の花見が出来た。
大変綺麗だったが、夕方薄暗くたって来た事と家路を急ぐ気持ちで写真撮影はせず柳沢峠から一気に丸2時間無休憩で自宅に向けてひた走った。
大菩薩付近の道路標識では「八王子まで64km」だったので1時間半ぐらいで帰れるかと思ったら丹波に来たら「八王子まで74km」との表示、愕然とした。距離が増えてしまった。ルートの違いらしい。甘い期待が破られた。
結局、自宅到着は19:35で我が家の夕食には間に合わなかった。洗車し後片付けしたのち、一人酒を飲みそしてゆっくり夕食を取った。
今回もトラブルもなく無事楽しいツーリングを終了した。
8、費 用
項 目 | 費 用 (円) |
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ガ ソ リ ン | 618 |
高速道路 | 0 |
飲 食 | 600 |
入 湯 税 | 600 (500+100) |
合 計 | 1,818 |