【一寸遅い紅葉狩りの旅】


【11月度STー21ツーリング・報告書】
Ver.1.01 2002/11/29
Ver.3.02 2003/02/07
1、日  程   平成14年(2002)11月17日(日)曇

2、集  合

   集 合 場 所  集合時間  メンバー 
集合場所レッドバロン八王子本店裏AM7:00GP、PS、SM

3、目的地
       奥多摩湖、丹波渓谷、柳沢峠、勝沼、河口湖、西湖、山中湖、道志みち


4、メンバー

 記号  メンバー愛称  所  有  車 
PS Pablic Servant  BMW R1150-RS 
GP Global Person  BMW R1100-RS 
SM Snow Man  BMW R1100-RS 

5、コース

                              49km 
自宅────レッドバロン八王子本店────吉野街道────奥多摩湖────
6:45     6:50〜7:10                8:20〜9:45

        85km     109km(昼食)          140km
丹波渓谷────柳沢峠────勝沼・皆吉────御坂峠────河口湖────
       11:05〜20   11:30〜13:40          14:15〜30

       157km        175km       184km
西湖────鳴沢村どさん子────山中湖入口────山中湖出口────
       15:00〜30      16:00       16:10      

 195km      230km  中央道                 257km
道志道の駅────相模湖IC────八王子IC────GAS────自宅
16:25〜45              18:00             18:20

6、走行距離

項   目デ ー タ ( BMW R1100-RS )
 総走行距離     257km     (ODO:49,228km)  
 燃   料      15.7L
 燃   費      16.4km/L
 総経過時間     11 時間 35 分  

今回は殆ど高速道路を使わず高速で走らなかったので良い燃費を期待したが、
それに反して16.4km/Lと悪い。  オイルも交換したばかり、理由不明。

7、今回のツーリング・ポイント

 名   称  説      明 
奥多摩湖小河内ダム周辺の紅葉 奥多摩湖周辺とダム下の発電所周辺の紅葉は素晴らしい。
丹波渓谷の紅葉 渓谷は両側の山肌に囲まれて美しい紅葉が期待できる。
河口湖北側の紅葉 河口湖大橋から北側、西湖に通じる道路一帯の紅葉

7、状況・感想
 今回は、曇で紅葉狩には適さないがしかたがない。紅葉狩り時期を1〜2週間過ぎているので綺麗な紅葉は期待できない。
 元々は日光の紅葉を見るつもりであったが、今年は寒くなるのが一月も早く、日光は枯れ葉状態のはずなので、急遽、奥多摩・河口湖方面に変更した。

朝寒に負けじと走るツーリング

(1)吉野街道は快適
 集合場所は自宅近くのレッドバロン八王子本店の裏とした。ここをスタート地点に、国道16号から青梅経由、吉野街道を走る。御岳山入口までの杉林のこの街道はいつ来ても快適だ。
 奥多摩湖へ通じる九十九折の道は自動車やバイクがガードレールに接触した跡が沢山ついている。しかし、この程度のカーブで接触するとはあまり上手でない人が多いということなので、反対車線を走ってくる車が逆に怖いと思った。

紅葉追い二輪で駆ける奥多摩路

(2)奥多摩湖の紅葉
 もう紅葉はとうに過ぎていると思ったが、ダム周辺の紅葉はそれなりに美しく一応満足できた。写真をご覧下さい。

満天星(どうだんつつじ) 小河内ダムでの3人 ダムには手摺が着いて安全

発電所の紅葉 湖面と紅葉 幻想的な山と雲

紅葉の奥多摩湖・小河内ダム

(3)丹波渓谷の紅葉
 丹波渓谷までの道路は快適だ。丹波渓谷は奥多摩湖の更に北に位置し標高も高いので、紅葉時期はとうに過ぎて全体が茶色になっていた。それでも、綺麗なところもあったので写真に収めた。

丹波渓谷の紅葉 静かな紅葉 蔦と紅葉 全山遅まき紅葉

幽玄の世界    末枯れの林幽玄なりしかな

(4)霧氷の柳沢峠
 柳沢峠に着くと大勢のカメラマンが上向きにカメラを備えて写真を撮っている。理由は解らなかった。トイレ休憩をしたあと、GPさんが「霧氷」だと言う。良く見ると葉のない木の枝が真っ白になっている。なるほど霧が立ち込めていると思っているうちそれが霧氷になっているのだ。  峠に上って来る時に急に寒くなったのはこのためだったのだ。兎に角、霧の中で3人の記念写真を撮った。3台のBMWも絵になったので写真に収めた。

柳沢峠の霧氷
行く秋を告げる小枝の白さかな
霧の立ち込める峠 BMW3台のRシリーズ

(5)皆吉で昼食
 勝沼に来たとき11:30になっていた。私の計画では河口湖手前の「ほうとう」の店でゆっくり昼食をするつもりだった。早めの昼食も良いかと思いメンバーに相談したら、PSさんが勝沼に知っている店があると言う。早速そこに行くことにした。
 店の名は「皆吉」(みなき)、当時の金持ちの家だったらしく立派な家構えだ。それをそのまま畳の部屋のレストランとなっている。最近雑誌に紹介された事から一層顧客が増えて、今回も待たされたがその間、家の外観や立派な日本庭園を鑑賞して楽しんだ。
 20分ほど待って我々がテーブルに案内された。しかも、「相席でお願いします」とのこと。暫くすると、中年の女性が2人来られて相席となった。我々のバイクスーツを見て「バイクで来られたのですか」と話し掛けてこられた。GPさんの外国での仕事、私の旅行、PSさんの食通の話などで、このご婦人方と話を楽しみながら、おいしい「ほうとう」を戴いた。

ほうとうの店「皆吉」全景 「皆吉」の日本庭園

(6)一宮・御坂間の快適道路
 一宮・御坂間の道路は整備されていて快適道路だ。登り車線2車線、下り車線1車線の立派な道路で快適な走りを楽しめる。

(7)河口湖の紅葉
 河口湖北側の狭い道路は紅葉狩りには最高の場所である。今回は紅葉の時期を過ぎていたがどうにか美しい紅葉を楽しめた。晴れていると雄大な富士山と大きな河口湖の湖面が紅葉を一層引き立ててくれるのだが、今日は曇っていて富士山が隠れてその調和を楽しむことは出来なかった。

湖面と濃い紅色 うすい紅色 見事な紅葉

心まで紅葉に染る山と湖

(8)鳴沢村のどさん子
 以前立寄ったときお茶を戴き、お礼に写真と「どさん子」が載っているツーリングレポートをお送りしたが、その後便りがないので、レポートの内容に失礼があったのか気になっていた。
 今回、丁度ツーリングルートになったので、急遽立寄ることにした。先ず1人でお店に入ったら奥様が大歓迎してくださり、「今丁度お客様が帰られて一段落したところなので、是非、ゆっくりして下さい」とのことで、仲間2人と一緒にコーヒーをご馳走になった。
 ツーリングレポートの内容に不都合がなかったとのことで一安心した。それどころか、私のお送りした写真やレポートを知り合いの方にお見せして喜んでくださっているとのことだった。私のお送りした手紙に貼った「美空ひばりの切手」に感激されたとのことで又驚いた。なんと、この奥様は「美空ひばりの大ファン」だと言うのだ。私まで嬉しくなってしまった。

店内のメニューと奥様 どさん子の奥様 ご主人(左)と友人

(9)山中湖の紅葉は終わり
 山中湖の紅葉は終わり、晩秋の趣だ。山中湖の北側湖畔を走り「道志みち」に行く出口まで9km、10分の走行だった。

(10)道志みちと道志道の駅
 道志みちはいつもより車が多い感じだ。途中、道の駅「道志」に立ち寄り土産に「生姜漬け」を買った。(夜、酒の肴に最適)
 気温は3℃と寒く震えた。帰路、国道20号線、相模湖・高尾間の渋滞が予想されたので、PSさんの提案で相模湖ICから中央道に乗り、八王子ICを降りたが正解だったと思う。

 最後に高速道路の走りを少し楽しみ、今回も無事楽しいツーリングを終えた。

8、費  用

 項   目    費     用   (円)
 ガ ソ リ ン    1,715  
 高速道路      550  
 飲   食    1,500  
 土   産      945  
 合   計    4,710  

以上


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