【 GW東北方面半周ツーリング 】


【 2003年4月度STー21ツーリング・報告書 】
< 羽黒、角館の桜と岩手網張温泉、那須温泉ツーリング >
Ver.1.1 2003/05/20
Ver.3.1 2003/06/02

 今回は角館(かくのだて)の桜鑑賞を第一の目的として、長野道の山々鑑賞をしつつ、新潟経由で山形県羽黒鳥海ブルーラインを走り、角館の桜を見に行くというものである。
 その後、雫石から北上して、岩手網張温泉へ、そして、東北道を南下して、那須高原を堪能しようと計画した。

 俳句を添えてご案内する。
花を追い友と訪ねしみちのく路

写真をクリックすると拡大されます ⇒ 雪の鳥海山と私のBMW R1100-RS
1、日  程   平成15年(2003) 4月28日(月)〜5月1日(木)

2、集  合

   集 合 場 所  集合時間 メンバー
第1集合場所中央道・内津峠PAAM 7:00TB、EB
第2集合場所長野道・梓川PAAM 9:00SM


3、目的地
       羽黒、角館の桜と岩手網張温泉、那須温泉

4、メンバー
 記号  メンバー愛称  所  有  車 
TB Teddy Bear  HONDA ST-1100 Pan European 
EB Energetic Boy  スクーター StarWave
SM Snow Man  BMW R1100-RS 

5、コース
     日にち毎に掲載。

6、走行距離

走行距離・給油等データ 【 BMW R1100-RS 】 ( ODO:52,047km )
項  目合計/GS梓川SA米山SA羽黒町滝沢IC国見SA那須IC八王子
走行距離 1,634km 196172275324249169249
燃  料 84.5L 13.07.713.416.211.810.012.4
燃  費 19.3km/L 15.022.320.520.021.116.920.0
経過時間 37h 00m 3:353:357:259:105:153:104:50
走行時間 24h 40m 1:401:405:007:303:402:103:00
平均速度 66km/h 1171035543687883

事前のエンジン調整が効を奏して燃費が19.3km/Lと格段に改善された。(燃焼状況良好)
燃費は高速では悪く、中速では非常に良い事が上記のデータから分かる。(満タン時の誤差あり)

7、今回のツーリング・ポイント

名   称 説      明 
1日目 長野道の山々鑑賞
北陸自動車道快走
日本海沿岸走行
黒姫岳を見て長野道が下り始めると正面に妙高山・黒沢岳は絶品
越後平野の地平線まで続く田園地帯を快走する
日本海沿岸(一般道)を只々北上する
2日目 出羽三山神社
鳥海ブルーライン
角館の桜
羽黒山にある三神合祭の出羽三山神社
晴天に恵まれることの少ない鳥海山ブルーライン
東北の桜名所:角館武家屋敷周辺の桜は満開
3日目 岩手網張温泉
東北道を380km
岩手県では有名な網張温泉
右手に続く山々を見て380kmを只々南下する
4日目 那須高原周辺
東北道の快走
レインボーブリッジ
殺生石散策、「菓子の館」を見学、あとはパス
最後の高速道路の快走を楽しむ
首都高速湾岸線経由レインボーブリッジを渡る

8、経緯
 今年のゴールデンウィーク(GW)・ツーリングは3泊4日を前提に東北半周を企画した。しかし、計画立案が実施の3ヶ月前となり、宿舎の確保が心配された。幸い今年のGWは飛び石的でカレンダー通り出勤という企業が多く宿舎が取り易かったようで、4/28(月)〜5/1(金)は休暇村が3つ確保できた。
 休暇村は国民宿舎(約6〜8千円/泊)よりはやや高い(約1万円強/泊)が設備も新しく料理も良いので休暇村を優先的に探した。

9、状況・感想
【1日目】 岩手網張温泉羽黒山へまっしぐら

[関西](EB)    名神道             名神道
自宅────京都西IC────大津SA────養老SA────―─────┐
                                  小牧JCT
        ┌──────────────────────―─────┘
[中部](TB) │  中央道 (集合7:00)         中央道
自宅────小牧東IC────内津峠PA────駒ヶ岳SA─────┐
                                  │
                                  │
[関東](SM)        56km      162km         │
自宅────八王子IC────初狩PA────諏訪SA────岡谷JCT───
6:10    6:20   中央道 6:45〜7:00   7:50-8:05

 (集合9:00)196km    308km               368km
───梓川SA(GAS)────妙高SA────上越JCT────米山SA(GAS)───
   8:25〜9:45     10:50〜11:35           12:15〜13:20

         405km        475km(昼食)  501km  R113 558km
長岡JCT────新潟中央JCT────豊栄SA────中条IC────山北町
         13:40        14:25〜50    15:00〜05   16:05〜20

 (Photo)   R345     R7  579km(Cafe)  R7         633km
(近:笹川流れ)────勝木────あつみ道の駅────鶴岡市────休暇村・羽黒
                 16:35〜17:10            18:30
(1)京都・名古屋・八王子から参加
 今回のメンバーは京都からEBさん、名古屋からTBさん、東京八王子から私SMが参加した。集合場所は長野道・梓川SAとした。長野道が延伸される以前は手前の「みどり湖PA」を集合場所としたものだ。
 ここは、名古屋からも八王子からも丁度同じ距離で約200kmなのも都合がよい。
 EBさんは京都から愛車 HONDA Sky Wave というスク-タで来てくれた。浜松スカイパーク・ツーリング時に写真撮影を忘れたのでここでご紹介する。

(2)長野道の山々鑑賞
 長野道は美しい山々が続き、走っていても心洗われる気分だ。黒姫岳を見て長野道が下り始めると正面に妙高山・黒沢岳が見えてくる。まるでこの美しい山々を見下ろすような錯覚をするアングルなのだ。高速道路の端にバイクを止めて写真を撮りたかったが「交通違反」と「危険」いうことで諦めた。この絶品は脳裏に納めることとした。
 妙高高原SAで写真を撮ったが樹木が邪魔して山々は上半分しか見えずご覧の通りのあの高速道路からの眺めとは雲泥の差であった。

新緑の突如顔出す白き峰

妙高山と黒沢岳

(3)日本海を目差す
 あとは、数年前に長野道が北陸道に繋がったので北上すれば上越JCTに出て日本海が見えてくる。そこから次の休憩場所米山SAで休憩して燃料の補給をする。
 米山SAからは晴れていれば佐渡島が見えるはずだが靄(もや)っていて見られなかった。記念撮影したモニュメントから正面に佐渡島が見えるはずなのだが残念。
 この背後には米山が見える。中高年の方なら覚えている「米山さんからくも〜が出たぁ〜♪♪」という民謡で知られたところだ。

(4)長岡から新潟まで田園地帯
 長岡から新潟までは米どころの田園地帯が続く。中之島見附ICからさき新潟まで、右手に上越新幹線を見ながらほぼ並行に走る。燕三条駅は北陸自動車道のすぐそばで駅の利用客が見える距離なのだ。この先に三条燕ICがある。
 燕三条駅と三条燕ICは面白い。燕市と三条市でどちらが先かを争った結果なのだ。最初、駅名で「燕」が先につき三条市から不満が出たことから高速道路ICの名称は逆にして「三条」を先にしたという曰くつきの名称なのだ。
 ここから新潟までは地平線まで田圃が広がるところで「米どころ新潟」を感じざるを得ない。上越新幹線は北陸道から数キロはなれるが、田圃以外に何もないのでその中に高架橋になった新幹線はどこからでも見ることが出来る。広大な田圃の中に延々と続く新幹線の高架橋は何とも異様だ。これは田中角栄元首相の政治力モニュメントのように思える。

(5)新潟空港ICから延伸
 高速道路は各所で延長工事をしているのでSAで配布している地図を常に新しくしていないと正しい計画が出来ない。3年前の地図では新潟空港ICが終点だったので休憩場所も道の駅豊栄を予定していたが、その後最新の地図が見つかり見直すと30キロ程延伸されて中条ICが終点となっていた。幸い豊栄SAも出来ていたのでここで休憩とした。ところがこのSAは出来たばかりでトイレ以外は何もない。SAとはレストラン以外に案内所や給油所のある所を言うので、これではPA以下である。
 トイレ休憩後、走っていると道路標識に「村上40km」の表示。ラッキー中条ICよりさき延伸したのだと喜んでいると、なんと「終点・中条IC」との標識。これはどういうことか?「終点」というのでは降りるしかない。料金所の係員に聞くと、「まだ延伸してなくあの表示は間違っています」と平然と言う。あんな立派な標識の表示が間違っているとは国土交通省の役人は何をやっているのか。開通間近で時間待ちというならこの看板が見えないようにカバーすべきと思う。これは役人の怠慢としか思えない。民間企業なら管理責任を問われるだろう。現場の声は上がっているのか等と考えながら何となくすっきりしないまままたバイクを走らせる。

(6)奥羽本線と並行
 村上市から鶴岡市までのR345・R7は左に日本海を見ながら奥羽本線と並行して走る。
 R345の途中、「笹川流れ」という名所があるがこの近辺は海岸の景勝地だ。バイクを止めて記念撮影をした。

(7)出羽三山の大鳥居
 あとは、R7を北上して鶴岡まで走り鶴岡市内に入るとようやく町の中に着いたという感じがした。市内から「羽黒」という道路標識を目安に畑の中を真東に一直線に走ると出羽三山の大鳥居が見えて来る。
 これをくぐり社務所近くを右折して道なりに山に登っていく、途中狭くてかなり急なカーブがあるがバイクならむしろ楽しみながら登れる。以前一度来たことがあるのでスムーズに進み無事休暇村・羽黒に到着した。

(8)夕食は「んめもの」
 この休暇村の季節料理「んめもの」を予約しているので楽しみだ。到着が大幅に遅れて18:30になったので、風呂はさっと入り夕食とした。
 「んめもの」とは庄内訛りで「うめえもの」⇒「美味しいもの」という意味である。お勧め料理の「庄内春のんめもの」とは4/16〜5/31の期間限定季節料理で「待ちわびた春の訪れにいっせいに芽吹いた目にも麗しい色とりどりの山菜を地元庄内風に味わうプラン」と休暇村の案内書に書いてあった。内容はご覧の通り。
「んめもの」 「山菜盛」3人分

【2日目】 鳥海ブルーラインと角館の桜

 633km       636km      643km         山形道  694km
休暇村・羽黒────出羽三山神社───GAS───鶴岡IC────酒田みなとIC
 9:00出発     9:05〜10:05   10:20〜25  10:55      11:20

     鳥海ブルーライン 727km      730km  鳥海ブルーライン 755km
────鳥海山入口────鳥海展望台────鳥海ビジタセンター────鳥海山出口
    11:40      11:55〜12:25    12:35〜45         13:10

    755km              (分岐誤)   799km       (戻る)
────道の駅・象潟────本庄市────松ヶ崎───道の駅・岩城────松ヶ崎
    13:15〜                    15:15

  R341   (目差)  R46  875km             944km
──林道状──協和(IC)────角館の桜────雫石町────休暇村・岩手網張温泉
 (時間ロス)        17:00〜17:45           19:05

(9)出羽三山神社
 休暇村・羽黒から車で5分のところに出羽三山神社がある。
 約1400年前に開山したと伝わる古社で出羽三山を祭った三神合祭殿や特別天然記念物に指定されている参道の両側に立つ杉並木、国宝の五重の塔など見応え十分である。
 出羽三山とは月山、羽黒山、湯殿山を言うが、出羽三山神社は夫々を祭る3つの神社がここに三神合祭されていて、3つの山に登らずにこの神社に参拝すれば同じ効果(ご利益)があるという伝えがある。

深春のしじまを我に帰りけり

出羽三山神社の鳥居 三神合祭殿 三神社の名前 参道の杉並木

夏迎う雑念糺す杉並木

(10)山形自動車道
 鶴岡から酒田までは山形自動車道が開通しているので時間節約のために利用した。酒田ICから酒田みなとIC迄はどういう訳か別料金だ道路幅も片道1車線で小規模な道路であるが交通量も少なく田圃の中を一直線に走るので何とも気持ちが良い。バイクならではの醍醐味だ。

(11)鳥海ブルーライン
 今回ツーリングの最高のビューポイントだ。現地に来るまでは天候や山の状況がわからないので幸運を祈ったが、幸運の女神は我等に微笑んだ。
 全山雪に覆われた鳥海山は遠くから見えていたがここに登れるとはラッキーというほかない。ルンルン気分で自動二輪は走る。道路の両脇には雪があり気温も段々下がってくる。国民宿舎のあるところに展望台兼駐車場がありここで休憩し写真を撮った。冒頭の写真はここで撮ったものである。
 この先少し走ると道路両側の雪は益々高くなり壮観だ。10分程で鳥海ビジタセンターに到着。レストランは混雑しているので昼食を我慢して下山してから食事することにした。

花を追う友と迎えし白き山

鳥海山と3台のバイク 道路両側の高い雪

(12)角館の桜
 2つ目のハイライト、東北有数の桜の名所だ。今回は運良く丁度満開との情報。
 鳥海山から角館の桜まで約150kmもあるので時間が心配だ。途中R341は林道のような道でスピードは出せない、予定より大幅に遅れているので「泣き面に蜂」の心境だ。地図ではどのような道路か分からないので今回は予想外の苦戦を強いられた。結局昼食時間も入れて4時間かかり17:00に到着した。夕方で薄暗くなり始めたので本来の桜の美しさは楽しめなかったが「角館の桜」を知ることは出来た。
 近くに来られた若い警官に見所を聞いたら、「ここが”たそがれ清兵衛”を撮影した場所です」と案内してくれた。

 みちのくの盛りの花に迎えらる

《以下3枚の写真はクリックすると拡大できます》
武家屋敷の桜と私 17:16
 
武家屋敷の枝垂桜 17:23
「たそがれ清兵衛」撮影場所
長〜い土手の桜並木 17:34
 

夕映えの花でにぎわう武家屋敷

(13)休暇村・岩手網張温泉
 宿舎まで一般道をまだ70kmも走らなければならない。暗い道路を只只走る。休暇村・岩手網張温泉も山の上の方にあるのでまたバイクは山を登る。今回も19時過ぎに到着したのでまた風呂はシャワー並の短時間で夕食についた。
 今回もゆっくりした夕食は取れずスピードを上げて生ビールと地元ワインを飲み夕食を取った。あとは、ゆっくり温泉で疲れを癒し眠りにつく。



【3日目】 嵐の朝の苦難

 944km           967km             967km  東北道
休暇村・岩手網張温泉────GAS────小岩井道路────滝沢IC────
 10:00           10:30

1002km 東北道      東北道 1115km  東北道     東北道 1216km(GAS)
紫波SA────北上JCT────長者原SA────村田JCT────国見SA
11:05〜35             12:45〜13:45          14:50〜15:45


東北道  1341km               1367km
────那須高原SA────那須IC────休暇村・那須
    16:35〜17:00             17:45

(14)嵐の朝の苦難
 天気予報で雨は予測できたが、朝起きると土砂降りの雨と強風が待っていた。大嵐なのだ。岩手網張温泉の周辺を散策する予定は中止し、雨の中、東北道を南下し那須に向かうことにした。
 バイクを宿舎の軒下に移動させるだけでも大変で、暖機するまで傘を差してバイクのそばに居るだけでも風で吹き飛ばされそうになる。バイクを軒下に移動しても風雨が強く雨を避けられない。荷物をバイクのバニアケース(荷物入れ)に入れる間にも雨が入ってしまう位なのだ。
 ようよく準備完了したらワンボックスカーがすぐ後ろに来て仲間を乗せるのにバイクを移動してくれと言う。私のすぐ前に仲間のバイクが準備中なのでバイクを後退しなければ出られないのに車がすぐ後ろでは動き様がない。車の人は自転車でも動かすようにしか思えないらしい。入口が傾斜しているので重量250Kgもあるバイクは一寸傾いても転倒してしまう。

(15)東北道を南下
 強い風と雨の中をバイクは山を下り、小岩井道路経由で東北道・滝沢ICに入った。
 紫波SAをパスして長者原SAで給油・昼食休憩。幸い雨が上がったのでレインウェアを脱いだ。高速道路のSAは50km毎なので給油のための距離を推定し易い。
 国見SAをパスし、那須高原SAで小休憩して那須ICを降り、そのまま休暇村・那須に向かった。走行距離420kmもあるので今日は走るだけで終わった。

【4日目】 朝起きると一面の銀世界

 1367km      1372km    1383km                東北道
休暇村・那須────殺生石────菓子の館────GAS────那須IC────
 9:10       9:20〜40   10:00〜15    10:20

      東北道  1483km 東北道     東北道 1550km  首都高速
栃木須賀JCT────佐野SA────蓮田SA────川口JCT───小菅JCT
          11:20〜13:30   (Pass)     14:00

首都高速・湾岸線   レインボーブリッジ       首都高速
────有明JCT=============品川JCT────港区────新宿
(Pass)

首都高速     中央道 1630km                     1634km
────三鷹料金所────石川PA────八王子IC─┬──@──GAS──自宅
             14:20〜55          │         15:10
                           └──A──────名古屋
(16)朝起きると一面の銀世界
 昨夜、宿舎に着くまで大変寒く震えたが、雪が降ることは予想外であった。路面が凍結するとバイクは全く走れないので心配だ。10年程前のゴールデンウィークに軽井沢菅平ツーリングをした際、積雪10cmにもなり雪が溶けるまで丸1日寝て過ごし翌日帰った経験がある。
 午前6時に、一人着替えて凍結状況を見に行った。傾斜した駐車場はガリガリに凍結している。幸い晴天なのですぐ溶けるだろう。外は寒くカメラを持つ手が真っ赤になり痺れてくる。心配してやはり様子を見に来た女性が「よくセーター姿で耐えられますね」と感心したほどの寒さなのだ。
うっすらと一面の雪 ・ 幸い晴天 路面凍結・バイクにも雪

(17)那須高原の散策
 EBさんは京都へ、TBさんは名古屋まで帰らなければならない。そこで那須高原の散策は少しだけにした。EBさんは仕事のことが心配で散策せずにすぐ帰ることになった。そこで殺生石の河原でお別れし、TBさんとここの観光をした。
 ここにも芭蕉の句碑があった。

       石の香や夏草赤く露あつく  芭蕉

 その後、菓子の館を見学したが二人とも見慣れた所なので早々に引き上げた。

(18)佐野SAでバイク好きの子供
 当初の計画では蓮田SAで最後の休憩と考えていたが、TBさんが勘違いして佐野SAに入った。私は彼が間違って入ったことに気付き、2車線目にいた私はぎりぎりで左に寄り佐野SA入口に入ることが出来た。ここで分かれると蓮田SAで再度休憩となり時間のロスが懸念された。しかし、どちらで休憩しても良かったので問題はなかった。
 駐輪場にバイクを停めると、おばあちゃんに連れられた3才位の男の子が「バイクだバイクだ」といって近づいてきた。「座席に乗っても良いよ」というとおばあちゃんが喜んで「この子はバイクが好きなので乗せてもいいですか?」と仰る、「どうぞどうぞ」と言っているうちに、丁度その子の若いご両親がこられて大変喜んで下さった。
 こんな小さな子供が「格好いい!格好いい!」を連発していた。
 「記念に写真を撮らせてください」というので快諾し、私も写真を撮った。

(19)レインボーブリッジ
 佐野SAでゆっくりしたので、蓮田SAでの休憩はせずに、首都高速に入った。箱崎経由かレインボーブリッジ経由か迷ったが、当初の計画通りレインボーブリッジ経由とした。この旅が少しでもTBさんの思い出に、あるいは印象に残ればと思った。
 品川IC付近が相変わらずの渋滞で、TBさんの誘導が難しい。どうにか都内を通過して中央道・石川PAに到着した。ここを最後の休憩としてホットコーヒーを飲んだ。
 TBさんは都内のルートも分からない中での首都高速の走行はかなり神経を遣ったに違いない。
 でも無事に通過したことを喜び、名古屋の自宅への無事な走りを祈って分かれた。

10、費  用
 項   目 総費用(円)4/284/294/305/1
ガ ソ リ ン 10,124 2648161833792624
高速道路 19,410 800055062504610
飲   食 3,340 1232735893830
宿   泊 38,250 132501200013000
合   計 71,474 11880161532252221064

特別損 : 休暇村・岩手で精算処理をしたのち、残額7500円のハイウェイカードを紛失した。

 今回もトラブルもなく無事「GW東北方面半周ツーリング」を終えた。

≪花日記≫
 2月度[南伊豆・河津桜鑑賞ツーリング](河津桜満開)、3月度[水戸偕楽園、犬吠崎、九十九里浜ツーリング](偕楽園の梅満開)、4月度[GW東北方面半周ツーリング](角館の桜満開)と花を追って静岡県南伊豆から秋田県角館まで来た旅はこれで終了した。

南から北へ旅する花日記

 その他、3/13[川越・旧友との旅](喜多院の梅満開)、4/1[三島大社・桜撮影の旅](多種の桜満開)、4/6[井之頭公園の花見](染井吉野桜満開)、4/13[新宿御苑ピクニック](各種八重桜満開)、4/20[日立中央研究所・緑の桜鑑賞](緑の桜と八重桜満開)と観梅、花見の旅が続いた。
以上

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