【 セントレア(中部国際空港)の見学 】


【 2005年3月度STー21ツーリング・報告 】
<セントレアと中田島砂丘>
Ver.1.1 2005/05/10
Ver.1.2 2005/06/14

 今回はセントレア(中部国際空港)見学をツーリングの第一目的として、翌日は普段あまり行くことのない日本三大美砂丘の一つ中田島砂丘見学を加えることにした。

宿舎前で仲間との記念撮影+1名
1、日 程    平成17年(2005) 3月20日(日)〜21日(月) 晴

2、目的地    セントレア(中部国際空港)中田島砂丘

3、集 合
  【第一集合場所】中央道・談合坂SA    7:00 集合・出発
            KBさん、SM
  【第二集合場所】セントレア二輪駐車場  11:00 集合
            TBさん、EBさん、SDさん
  【バイク・メンバー】
 記号  メンバー愛称  所  有  車 
TBTeddy Bear HONDA ST1100 Pan European 
EBEnergy Boy SUZUKI Skywave 250 
SDSoft Daddy HONDA Silverwing 600ABS 
KBKyoto Boy BMW R1100-S 
SMSnow Man BMW R1100-RS 

4、コース

[第一日目] 3月20日(日)
          中央道 7:00集合36km 中央道 163km 中央道
自宅――――八王子IC――――談合坂SA――――諏訪SA――――岡谷JCT
6:15     6:25  中央道 6:42〜7:15    8:20〜8:50

中央道 282km   中央道     東海環状道     伊勢湾岸道 383km
――――恵那峡SA――――土岐JCT――――豊田東JCT――――大高IC(JCT)
    9:45〜10:05                       11:00

知多半島道 408km セントレアライン   11:00集合(二輪駐車場)  416km
――――半田常滑IC―――セントレア東IC―――セントレア見学―――セントレア東IC
    11:20              11:30〜11:50〜14:25   14:30

セントレアライン 南知多道      454km名鉄海上観光フェリー  国民宿舎459km
――――半田常滑IC――――豊丘IC――――師崎港〜〜〜伊良湖岬――――伊良湖岬信州
                   15:10〜16:15   17:00    17:10到着

[第二日目]3月21日(月)
 459km       469km        R42     浜名バイパス
伊良湖岬信州――――伊良湖フラワーパーク――――大倉戸IC――――篠原IC
9:15出発      9:25〜10:50

 R1  540km散策     551km昼食       東名道      東名道
――――中田島砂丘――――うな松――――浜松IC@――――牧之原SA――――
    12:20〜13:00    解散

707km      754km  R129   R16              789km
足柄SA――――厚木IC――――A――――-橋本――――GAS――――自宅(SM)
15:45〜16:05  17:15〜20                     18:45

  東名道    首都高速
A――――-東京IC――――自宅(KBさん)


[逆方向]東名道   東名道
@――――-上郷SA――――-自宅(SDさん、TBさん、EBさん)

5、走行距離

走行距離・給油等データ 【 BMW R1100-RS 】 ( ODO:56,009 km )
走行距離燃  料燃  費
789Km  47.6Litters (10.0+14.4+17.0+6.2) 16.6Km/L 
高速道路での高速走行距離が長いため燃費が極めて悪い。

6、今回のツーリング・ポイント(名所巡り)
名   称 説      明 
恵那山トンネル 日本第3位、8.6km長のトンネル。長野県・飯田IC〜岐阜県・中津川IC
東海環状道 一日前に開通した高速道路。(中央道・土岐JCT⇔東名道・豊田東JCT)
セントレア 開港したばかりセントレア(中部国際空港)を見学。
伊良湖フラワーパーク 宿舎の近くなので、のんびり散策。
中田島砂丘 静岡県浜松市にある日本三大美砂丘の一つ。

7、状況・感想
 今日は天気もよいツーリング日和で、久々の長距離ツーリングである。
今回は私が企画計画した。開港したばかりのセントレア(中部国際空港)が見学目標とあり、関西から1人、中部から2人のメンバーが参加してくれる。東京からは2人なので合計5人の参加である。

 【第一日目】
(1)寒い中央道
 いつものように中央道・談合坂で東京グループのKBさんと待ち合わせて次の休憩地点・諏訪SAに向かった。久々の中央道の走りは景色もよく快適だ。しかし寒い。
 もう春だと思いバイクスーツを冬用のゴアテックス製でなく春用のレザー製ジャケットにした。しかし気温は低く寒い。南アルプスは将に銀嶺だ。次の休憩地点まで1時間以上走るので指先が冷えて痺れてくる。走りながら左手をエンジンに触れて暖める。右手はアクセルのグリップを握っているので手を離すことは出来ない。
 諏訪SAで手を温めるためにトイレの温水を期待したが水しか出なかったので、熱い缶コーヒーを買って両手を暖めた。(談合坂SAは改築されたので熱い湯も出る)
 諏訪SAを出て岡谷JCTを過ぎると道路脇にまだ残雪がある。これでは寒いわけである。3月中旬といってもまだ春にはちょっと遠いようである。

(2)恵那山トンネル
 かつては良く通った「恵那山トンネル」だが、今回は久々だ。このトンネル(全長8.6km)は完成した頃日本一の長さを誇ったのだが今では日本第3位となってしまった。長野県・飯田ICと岐阜県・中津川ICの間にあり8km以上もあるので走っても走ってもトンネルという感じだ。(かつて私が関西から戻るときに走行車ゼロということを経験した。暗闇の中を一人走ると「宇宙に吸い込まれる」ような不気味な感じがした)
【註】
日本三大トンネル    = 関越トンネル(群馬・新潟) 恵那山トンネル(長野・岐阜) 新神戸トンネル(兵庫)
日本三大車道トンネル = 関越トンネル(群馬・新潟) アクアトンネル(東京湾) 恵那山トンネル(長野・岐阜)

(3)東海環状道
 今回は一日前に開通した高速道路「東海環状道」を走る好機をえた。当初の計画では中央道を終点小牧まで行き、名古屋の中部高速に入り南下する予定であった。
 しかし、ツーリング前日、地元のSDさんから「本日開通した東海環状道が良い」とのアドバイスを得て、急遽ルート変更した。この道路は、愛地球博(愛知万博)に間に合わせるため、突貫工事で作られた名古屋環状道路の一部で今回は中央道・土岐JCT⇔東名道・豊田東JCTが繋がった。
 昨日開通したばかりの道路を走れるなんてなんと幸運なのだろうか。SDさんからの 情報に感謝しつつ、この真新しい道路の走行を楽しんだ。

セントレア(中部国際空港)全景 ( 案内版を撮影)
(4)セントレアに30分遅れで到着
 高速道路はどれも順調で快適な走りを楽しめたが、談合坂SAが15分遅れ、諏訪SAが30分遅れで出発したのがその遅れを取り戻せずに、結局、集合場所のセントレア二輪車駐車場に30分遅れで到着した。SDさんとEBさんのバイクはあるので既に到着している。携帯で呼び出して10分ほどで駐車場に戻ってくれた。TBさんは五十肩でバイクに乗れず宿舎にバスで来るとの連絡が入った。

(5)セントレアの見学
 兎に角、万博会場にでも来ているかとの錯覚をするほど見学客でごった返している。
 中には TOYOTA F1 の展示がされていた。空港のボーディング・ブリッジには「LEXUS」とトヨタの海外向け高級車ブランドが書かれていた。そうだ、この空港は「トヨタ空港」と呼ばれるほどトヨタが資金を出した日本初の開設当初からの民間空港会社なのだ。
インフォメーション周辺 国際空港らしくNorthwestが駐機 TOYOTA F1 の展示

 早速、空港滑走路全体が見えるところまで行き見学したがここも人また人であった。滑走路は一本だけで、空港設備の規模は成田空港の1/4程度だろうか。でも、飛行機の離発着が良く見えるので飛行機に関心のある人はあまり飽きないで居られる。
 EBさんに「初めて飛行機を見たわけでもあるまいしもういいでしょう」と言われてしまった。確かにそうなのだが、私は子供のように次々来る離発着の飛行機を眺めていた。

(6)レストランも風呂も大混雑
 SDさんの事前調査情報によると、風呂から飛行機が見えるという露天風呂は人気があり連日1時間半待ちとのこと。皆諦めて入浴用のタオルはバイクのパニアケースに入れたままだ。昼食をとるにも1時間待ちという混雑振りでどうしようもない。念のため風呂に行くと、昼食時間帯のためか15分待ちで入れた。風呂は思ったより小さく、飛行機も浴槽で立たなければ見られず期待を裏切られた。タオルも通常100円位のものが250円と高い。でも「セントレア」と印刷されているので、この風呂に入ったという証拠が出来た。風呂から出てもレストランは混雑が続いている。風呂の中にある3種類しかメニューのない食堂で20分待ちで昼食にありつけた。
 「セントレア見学」という目的は達成したので、フェリーの最終便に間に合わせるべく、早めに「セントレア」を発ち、半田常滑ICから南下して渥美半島の南端にある師崎港に向かった。

(7)名鉄海上観光フェリー
 師崎港には出発時間の1時間前に到着した。これで安心だ。フェリー乗船には出発の30分前には到着していなければならず、もし乗車数が多いと時間に間に合っても載れないこともありうる。もしこの最終便に乗れないと長距離の陸路を2時間以上走らなければならない。師崎港〜〜〜伊良湖岬港へは40分で到着した。国民宿舎・伊良湖岬信州は港から近くすぐに到着した。

豪華な夕食で楽しい宴  .
(8)久々の宴会
 無事宿舎に到着し、暫くするとTBがバスで到着した。入浴後、久々に話題多きメンバーの長い宴会が続いた。
 それにしても良く遠路から集まってくれたものと感謝の心でいっぱいであった。

 【第二日目】
 EBさんは早めに帰りたいとのこと、TBさんはバスで帰るというので、とりあえず宿舎で一次の解散とした。SDさん、KBさんと私の3人だけが計画通りの2日目のツーリングに参加した。

(1)伊良湖フラワーパーク
 伊良湖フラワーパークは宿舎の近くなのですぐに到着し、中をのんびり散策することにした。小規模ではあるが花が咲き綺麗だったので散策したり、コーヒーを飲みながら久々の趣味に関する話を楽しんだ。SDさんは元々音楽好きで退職後はチェロを本格的に学び演奏会に出演するなど人生を謳歌している。KBさんはドイツのアウトバーンをツーリングするためにドイツ語の勉強中とのこと。昨年、既にアウトバーンでの200km/h巡行の体験をされている。
SDさんと伊良湖フラワーパークにて 菜の花と私

(2)中田島砂丘(静岡県浜松市)
 中田島砂丘は静岡県浜松市にあり日本三大美砂丘の一つである。
中田島砂丘のパノラマ (写真をクリックすると拡大されます。スクロールして全体をご覧ください)

 砂丘入り口近くに可憐な菜の花が咲きグレー一色の砂丘に明るい色を添えていた。

菜の花の可憐砂丘に色添える

【註】
日本三大美砂丘 = 鳥取大砂丘(鳥取)、中田島砂丘(静岡県)、九十九里浜(千葉県)
日本三大砂丘  = 南遠大砂丘(静岡県)別名「浜岡砂丘」、鳥取大砂丘(鳥取県)、吹上浜砂丘(鹿児島県)

8、費  用

 項   目    費     用   (円)
ガ ソ リ ン   6,077  (1280+1843+2223+731)
高速道路  12,250  (6550+900+900+200+3700)
フェリー   3,060  (750cc以上の二輪車)
飲   食   3,520  (120+800+250+250+2100)
駐車・入園     700  (200+500)
入 浴 料   1,150  (入浴料+タオル\250)
宿泊+酒宴  10,300  
土   産     250  
合   計  37,307  

 今回も好天と好メンバーに恵まれて、充実した「セントレア(中部国際空港)見学ツーリング」を終えた。

以上
 使用カメラ=NIKON COOLPIX 950 (Digital)
MT=15 VOR

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