【 鳴沢村・元「どさんこラーメン」女将宅を訪問 】

[The visiting the past madam's hous of DOSANKO Chinese noodles's shop]

【 2007年2月度STー21ツーリング・報告 】
<旧知の人宅への訪問>
Ver.1.1 2007/03/23

 今回は晴の良い天気、山梨県鳴沢村・元「どさんこラーメン」女将宅を訪問すべく、事前の電話をしたところ「多忙ながらお待ちしてます」とのことで急遽出かけることにした。
 「どさんこラーメン」のお店は数年前に閉じたが、この度、その店舗から近い大きな家に転居されたとのことで、訪問することにした。

お元気なご夫婦が歓迎して下さった。
1、日 程    平成19年(2007) 2月27日(火) 晴

2、目的地    山梨県・鳴沢村(河口湖と西湖の中間点)

3、集 合    ソロ・ツーリング
 記号  メンバー愛称  所  有  車 
SMSnow Man BMW R1100-RS 

4、コース

   R16      中央道    中央道 ???km  R139  96km
自宅────八王子IC────大月JCT────河口湖IC────元どさんこラーメン宅
14:30    14:40                     15:40〜17:40

 R139     中央道     中央道      R16       169km
────河口湖IC────大月JCT────八王子IC────GAS────自宅
                                 18:30

5、走行距離

走行距離・給油等データ 【 BMW R1100-RS 】 ( ODO:56,460 km )
走行距離燃  料燃  費
169Km  12.4Litters  13.6Km/L 
燃費が極端に悪いが原因は不明

6、今回のツーリング・ポイント
名   称 説      明 
中央高速 緑の谷間を縫うように走る中央道は素晴らしい。
元「どさんこラーメン」 山梨県鳴沢村の名物ラーメン屋であった元女将宅を訪問。

7、状況・感想
(1)バイクはやはり最高
 今日は晴の良い天気。平日のため中央道は空いており快適な走行を楽しめた。
バイクは四輪車と異なり、風を切る音が音楽のように聞こえるし、気温の変化はそのまま感じ取ることが出来て自然との対話をしているようである。もう、走っているだけで楽しいのである。

(2)大月から急に風は冷たくなる
 中央道の八王子から山梨県に抜けるまでの間は「緑の谷間を縫うように走る道路」なので走っているだけで楽しい。大きなワインディング道路のようだし、大きなジェットコースターのようでもあるのだ。
 元八王子バス停前を越えて暫くすると圏央道と連結する八王子JCTが見えてくる。もう少しで全体工事が終わりそうで今年(2007)6月の開業が楽しみだ。
 全長2Kmの小仏トンネルを抜け右カーブしてすぐ、前方左に相模湖が見えてくる。この景色も私は好きだ。しかし、相模湖PAから出てくる車があるので景色を堪能してはいられない。上野原ICを過ぎると3車線になり一層高速道路の醍醐味を感じさせる。
 今回はソロなので談合坂SAはパスして進むと左ルートと右ルートに分かれる。これは旧往復路線を下り専用に使い合計4車線となり一層流れがスムーズになる。そこから間もなく河口湖方面と甲府方面の分岐点に差し掛かる。河口湖方面に行くため左車線に入り、そして大月JCTになり本線とは離れていく。
 分岐して小さなトンネルを抜けるとそこは都留市で気温が急に下がるのが分かる。これはバイクならではの自然との会話である。

(3)リニア実験線と富士山
 トンネルを抜けてすぐにJRリニア実験線高架橋の下をくぐるり右カーブに差し掛かる。これを超えると直線だ。山の谷間の富士山が正面にに見えてきて最高の景色だ。暫くほぼ直線なのでスピードを出し過ぎないように注意しながら走る。ここには日本ではオービスと言われているスピードカメラが設置されている。
 車が殆どいないので自分の専用道路のようでゴージャスな気分に浸れる。

転居された大きな家    .
(4)「目的の家」に到着
 目的の家(Wさん宅)は予め電話で伺った道順と、インターネット GOOGLE MAPで調べたとおり間違うことなく辿り着いた。家の形などは知らないので一軒分通り過ぎてしまい、元女将さんが後を追って声をかけてくださった。そこには広大な敷地と大きな家そして作業場兼車庫があった。

(5)家の中を案内いただく
 写真で見るより大きな家で一階部分だけで10部屋あるという。写真の左側の新しく増築した部分が8疊の和室、玄関との間(黒い部分)に10疊の居間があるのだ。
 玄関を入ると大きな広間があり、素敵な内裏雛等が綺麗に飾られていた。
当時の立派な内裏雛 昔の火鉢を人形ケースに 可愛い内裏雛

(6)暫く歓談
 居間でご主人を交えてここに引越されたいきさつを伺うことからお話が始まった。ご夫婦の出会いから今迄の苦労話を伺った。それは小説のような人生であった。
 当時親が奨めた人とお見合いをして2週間後に結婚式を挙げたのが今のご主人で、お見合いの日まで顔も知らされてなかった由。当時貧乏の中、夫婦力を合わせて苦境を乗り切り、一男二女をもうけた。ご主人は当時花形の自動車修理業を開業して順調に発展して行った。その後、道路も良くなり自動車の故障も少なくなると自動車修理業は斜陽となって行った。その途中、奥様はラーメン屋さん「どさんこ」を開業。これは高度経済成長の波に乗り7人もの人を使うほどに発展して大いに栄えた。その後バブル経済がはじけて、観光客、ゴルフ客が減少してついに数年前、店を閉じた。ラーメン屋の後半、ご主人のアドバイスからご子息が浄化槽事業の免許を取得し事業を開始。今は、元「どさんこラーメン」の跡地に事務所を設けて順調に業績を伸ばしている。自動車修理業、ラーメン屋、浄化槽事業と、その時の波に乗り家族の連携よろしく、家業は順調である。ご主人は当時村会議員を3期務め人の身になって相談に乗るなどの人柄からか今でも村内の人望が厚い。

姪御さんの仕草美し    .

春求め訪し人に笑みもらう

 そのようなことで今は夫婦仲良く人生を謳歌していらっしゃるとのことであった。
 もうお暇しようとしたところ、姪御さんがこられた。大変明るく良い性格の方であることをその仕草から感じられた。

(7)帰路は一気に自宅へ
 丁度、2時間ほど経過してよいタイミングなので帰ることにした。国道も空いており河口湖ICからの中央道も前には数台の車が走っているほどの空き具合なのでバイクは順調に走る。大月JCTからは車が増えたが滞ることなく流れ、気持ちの良い走りで終点八王子ICに到着した。

(8)お土産を頂く
 今回又、お土産を頂いた。 「菜の花のお浸し」「カレールー」「チョコレート」であった。帰宅後、早速、頂いたが「菜の花のお浸し」は高級料亭のそれのようで大変美味しかった。「カレールー」はプロのお店から取り寄せたものなのか、所謂スーパーマーケットなどで売っているものとは格段の違いで今迄食したことのないほどの美味しさであった。我家では昼食後にデザート的にチョコレートを食べているのでお土産の「チョコレート」は最適で家内と一つづつ頂いた。後日、御礼の手紙にその旨を記し、当日の写真を同封させて頂いた。

8、費  用
 項   目    費     用   (円)
ガ ソ リ ン   1,567  
高速道路   3,100  (1550*2)  
合   計   4,667  

 今回は「ご夫婦のこれまで」を伺う楽しい旅となり、心に残るツーリングとなった。

以上
 [使用カメラ] CANON Kiss Digital (6.3Mpixel)  [使用レンズ] CANON LENS EF-S 18〜55mm (35mm フィルム換算 29〜88mm)
MT=9 

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