【[風林火山館と野辺山天文台ツーリング】

[ The visiting of the Huurinkazan-kan and the Nobeyama astronomical observatory ]

【2007年5月度STー21ツーリング・報告書】
Ver.1.1 2007/06/25

山本勘助と記念撮影  .
1、日  程   平成19年(2007) 5月13日(日) 晴

2、集合場所・時間
 集 合 場 所  集合時間  メンバー 
高倉南公園・西口前AM6:30PSさん、SM

3、目的地
       山梨県北杜市、長野県野辺山

4、メンバー
 記号  メンバー愛称  所  有  車 
PS Public Servant  BMW R1150-RS 
SM Snow Man  BMW R1100-RS 

5、コース

                        36km
自宅―――高倉南公園西口―――八王子IC―――談合坂SA―――韮崎IC―――
6:50    6:50       7:00 ETC    7:20〜8:30
 
100km             137km       157km
双葉SA―――長坂IC―――「風林火山館」―――日本鉄道最高地点・撮影・昼食
9:05〜25           10:00〜11:30    11:50〜12:55

    159km                       175km
―――野辺山天文台―――展示館―――JR日本最高地点―――道の駅・南きよさと
   13:00〜14:00  〜15:00     Pass        15:10〜35

                   262km               301km
―――須玉IC―――甲府昭和IC―――談合坂SA―――八王子IC―――GAS 自宅
   15:30             16:30〜17:15   17:40      17:55

6、走行距離

走行距離・給油等データ 【 BMW R1100-RS 】 ( ODO:60,780 km )
  走行距離燃  料燃  費
  301 Km  17.4 Litters  17.3 Km/L 
今回の燃費は悪い。
 総経過時間     11 時間 05 分  .

7、今回のツーリング・ポイント
 名   称  説      明 
風林火山館 北杜市風林火山館は、武田信玄の館を時代考証に基づき再現したもので、
NHK大河ドラマ「風林火山」のオープンセットとして使用され今は一般公開されている。
日本鉄道最高地点 「日本鉄道最高地点の碑」は殆どの旅行雑誌に掲載されている程良く知られている。
標高1,375米と記されている。
野辺山天文台 ここには東洋一の直径45mパラボラアンテナ(電波望遠鏡)があり見学者を圧倒する。
道の駅・南きよさと 春は花、鯉のぼりなど観光客の心を癒してくれる。

8、経緯
 NHK大河ドラマ「風林火山」のオープンセットが山梨県北杜市にあり一般公開されているとの情報を得て、「風林火山館」の見学を目的とするツーリングを計画した。メンバーの皆さんは多忙で今回はPSさんだけが参加してくださった。

9、状況・感想
(1)二輪車用ETC
 私は二輪車用のETCを取り付けて最初のツーリングなので八王子ICの「二輪車のETCは左側」との案内板に従ってゆっくり走行し、動作確認をしながら無事通過した。PSさんは前回ツーリング時に動作確認しているので自動車と一緒の右側ETCゲートを通常速度で通過した。

(2)談合坂SAで時間延長
 談合坂SAで休憩してお茶を飲んで戻ると、我々のバイクの隣にBMW R1150-RT が2台停車しており、このお二人と会話を交わした。二人ともバイクの電装品に凝っており、自作の温度計やら無線機コントローラーなどをつけており、薀蓄を伺った。バイクだけではなくこのような電装品を自作して楽しんでいる人は初めてお会いした。
 しかし、一般的にこの手の方々は走りに重点を置いてないのでバンクを楽しむ人達からすると物足りない。ついバンクの程度を見るべくタイヤの接地面の跡をこっそり調べた。RTタイプはスポーツタイプではないのでどうしても平坦走りが多いのは否めない。
 色々話しているうちに休憩時間が長すぎて1時間10分も費やしてしまった。

(3)韮崎ICで一旦降りる
 ETC車では朝6時から9時までにICを入るか出て走行100Km以内であれば50%割引を受けられるので八王子ICから96Kmの韮崎ICで一旦降りてまた乗った。

(4)「風林火山館」
 長坂ICで降りて15Km程北上する。かなりの上り坂の連続であるがバイクではたやすい走りである。
 近づくと案内板や「風林火山」の幟が見えてきて、県道の右側にオープンセットが見えてきた。観光バスでの観光客も多い。

昔の時代にタイムスリップしたような山城と長屋風建物(土産店)
隅櫓(左)から右に広がる城 冠木門の右は長屋が縦に続く 大手門から長屋、冠木門方面を臨む

 石垣部分は土砂の崩れ防止に筵が貼り付けられているが、ドラマでは草が生えていた。

(5)中庭から見てみよう
 中庭もかなり広い。大手門を入ると正面に主殿が広がりその大きさが壮観だ。

二階櫓(左) 大手門(ハリボテでない本物の柱) ドラマで勘助がいた二階櫓(右)

 大手門はハリボテでなく本物の柱が使われている立派なもの。

主殿は壮観 武将と共に記念撮影
御番所 ↑厩     ↑二階櫓   ↑的場             ↑隅櫓

【風林火山館】
 北杜市風林火山館は、武田信玄の館を時代考証に基づき再現しました。 設計は、数多くの松竹映画で美術を担当してきた重田重盛氏が手がけ、建築工事は、東映株式会社京都撮影所が請負い、TV・映画のロケにも利用できるように造られました。 (北杜市のHPから抜粋掲載)

(5)日本鉄道最高地点
 日本鉄道最高地点の碑   小海線のディーゼルカー
 ここの見学はゆっくりしたので、次の目的地はPSさん希望の野辺山天文台に向かう。その前に日本鉄道最高地点を見て昼食をとることにした。
 「日本鉄道最高地点」の碑は殆どの旅行雑誌に掲載されている程良く知られている。標高一、三七五米と記されている。この写真を撮っていると丁度小海線のディーゼルカーが通過した。

(6)野辺山天文台
 「日本鉄道最高地点」の碑から2Kmの距離に野辺山天文台がある。ここには東洋一の直径45mパラボラアンテナ(電波望遠鏡)があり見学者を圧倒する。私はもう幾度となく来ているがPSさんの以前からの希望で今回訪問の機会を得た。氏も大変満足して頂けた。
ミリ波干渉計 直径45mの電波望遠鏡 電波へリオグラフ

 ミリ波干渉計は直径10mの中型パラボラアンテナ10台から構成されその位置を鉄のレールで移動できる。探査目的により丁字状に配置を変えて観測することも出来る。
 直径45mのパラボラアンテナは東洋一の電波望遠鏡であり、その大きさは見学者を圧倒する。
 電波へリオグラフは84個の小型パラボラアンテナで、太陽爆発現象(フレア)を追い続ける最新鋭の電波干渉計なのだ。この装置は直径80cmのアンテナが84台、東西500m、南北220mにわたって並んでおり広大だ。直径500mのパラボラアンテナがあるのと同じだけの解像度を持つ仮想アンテナだそうで不思議な気がする。

(7)展示館
 展示館では球形スクリーンのプラネタリウムなどがあるが、あまり興味もなかったのでコーヒーを飲みながら周囲の風景を楽しんだ。この展示館を出ると正面に八ヶ岳を中心とした山並と静かな田舎の風景が印象的であった。
八ヶ岳を中心とした山並と静かな田舎の風景

 今回も無事楽しいツーリングを終えた。

10、費  用

 項   目    費     用   (円)
 ガ ソ リ ン    2,470  
 高速道路    3,050  (2200/2+450+500+2000/2)  
 入 場 料      300  
 飲   食    1,100  (800+300)  
 合   計    6,920  

以上
[使用カメラ] CANON Kiss Digital 6.3MPixels
[使用レンズ] CANON Lens EFS 18〜55mm(35mm フィルム換算 29〜88mm)
MT=11

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