【小河内ダム竣工50周年記念一般公開ツーリング】

[ The visiting of the Ogouchi-dam for the 50 years memorial after completion.]

【2007年8月度STー21ツーリング・報告書】
Ver.1.1 2007/08/27

午前8:35 既に70人程の待ち行列 .
1、日  程   平成19年(2007) 8月11日(土) 晴

2、集合場所・時間
 集 合 場 所  集合時間  メンバー 
高倉南公園・西口前AM6:30PSさん、SM

3、目的地
       東京都小河内村、小河内ダム(奥多摩湖)

4、メンバー
 記号  メンバー愛称  所  有  車 
PS Public Servant  BMW R1150-RS 
SM Snow Man  BMW R1100-RS 

5、コース

               20km         36km
自宅―――高倉南公園西口―――五日市コンビニ3―――都民の森Gate―――奥多摩周遊道路
6:30    6:35       7:05〜15       8:00
 
    73km                 80km        90km
―――奥多摩湖―――「小河内ダム」見学―――氷川(山城屋)―――古里(釜飯)―――
   8:30      8:35〜11:25      11:40〜50     12:00〜13:20

     T31                              130km
吉野街道―――五日市―――東京 サマーランド―――左入交差点―――GAS――自宅
                                    14:30

6、走行距離

走行距離・給油等データ 【 BMW R1100-RS 】 ( ODO:61,086 km )
  走行距離燃  料燃  費
Data 130 Km   8.7 Litters  14.9 Km/L 
今回の燃費は悪いが、出発前に既にタンクは減量していた。
 総経過時間     8 時間 00 分  .

7、今回のツーリング・ポイント
 名   称  説      明 
小河内ダム 小河内ダム竣工50周年記念でダムのエレベータで100m下まで降下するという一般公開。
奥多摩周遊道路 五日市から奥多摩湖に抜ける道路で昔は有料であったが今は無料となっている。

8、経緯
 今回は木曽福島にある木曽森林鉄道・鬼淵鉄橋(国産初の鉄道鉄橋)見学をする予定だった。しかし、夕方私は高校のクラス会があり遅れても出席する予定であった。ツーリング計画書をeメールでPSさんに送付すると、その返事に「@クラス会があるのですか A道路が帰省ラッシュで渋滞し計画通りには走れない可能性があります B無理しないで日程を変えてもいいですよ」とのことであった。
 ところが出発前日にNKHラジオニュースで明日、明後日の両日に「小河内ダム竣工50周年記念でダムのエレベータで100m下まで降下するというイベント(一般公開)があることを知った。上記のPSさんのありがたいアドバイスもあり、このニュースに飛びついた。何せ次は10年後にあるかないかというイベントだ。

9、状況・感想
(1)小河内ダムに決定
 その日のうちにツーリングの目的地は「小河内ダム」に決定した。9時受付、9時半に一回目の見学開始と知ったので、それに合わせて6時半自宅出発と決めた。

(2)早朝の走行は爽快
 いつものようにPSさんとの集合場所は自宅近くの高倉公園西口として合流した。早朝なので暑くもなく走行は爽快だ。PSさんは西多摩地区の道路事情を良くご存知なので目的地までのルートは彼に任せた。

(3)都民の森ゲートは閉鎖
 私のいつものルートは吉野街道経由であるが、PSさんは裏道を良くご存知で東京サマーランドわきの多摩川沿いの道を通り、五日市に繋がる広い道へと出た。なるほど私の経験したことのないルートであった。五日市線の終点・五日市駅正面に出た。立派な駅だった。ここを左折して、都民の森方面に向かった。都民の森ゲートにPSさんが到着したのは8:00の5分程前でゲートが締まっていた。このゲートは朝8:00から夕方18:00までらしい、幸い直ぐゲートが開いたのでそのまま走行を続けた。

(4)「奥多摩周遊道路」
 奥多摩周遊道路は快適な道路だ。この時間にもう自転車で走っている人がいるのには驚いた。相当早く出掛けたというだけでなく、ここまで登ってくるのも容易ではない。何人もの健脚者を見かけた。道が下りになると今度は反対方向から登ってくるバイクのグループがあり、所謂ローリング族だ。奥多摩湖に近づいた頃、下っている自転車が60km/Hで走っていたには驚いた。石などで転倒したら大怪我をするだろうに。

(5)午前中の見学に滑り込みセーフ
 奥多摩湖の駐車場には8:30丁度に到着した。計画通りであるのにも驚く。いつものルートではないので遅れが予想されたが時間通りだったことに満足した。
 ところが、今回の見学の受付に行ってみると既に70人以上の待行列が出来ていた。15分程待つと予定時間より10分ほど早く受付が始まった。猛暑なのでこの配慮はありがたい。1回当たり30人とWebに書いてあったので、待行列の長さから2回目見学も無理と予想できた。3回目は大丈夫だろうと思っているとその通り35人中の19番と20番であった。(希望者が多いので今回は35人/回としたとの説明があった)ほっとした。もしこのグループに入れないと午後2時になってしまう。なぜならこの後に特別教室が3グループが入っていて一般公開は14:00から16:00なのだった。どうにか滑り込みセーフであった。

(6)いよいよ見学
 10:20教室に集合で10:30から説明が始まった。スライドを使って小河内ダム開発経緯・目的から、埋没した村々、ダムの構造、4発電所等について説明された。
 この発電所は東京都民の飲料水確保が目的のダムで、この目的のダムは日本唯一だそうで意外な気がした。また、東京都に水は利根川水系と多摩川水系の2系統があり、パイプで両水系に相互供給できるようになっているのだそうだ。発電所はこのダムの下にある1番目が東京都交通局、その下流2番目も東京都交通局、3番目は東京電力、4番目も東京都交通局の管轄だそうで、これも初めて知った。私は咄嗟に送電路を質問したが、回答は「全て東京電力の高圧送電線で送られている」とのことで納得した。
 説明が終わると早速案内人に誘導されて照り返しの強いダムの上を歩き出した。周囲の景色を見ながら施設の説明をして頂いた。
 そして、ダム中央にあるエレベータに乗って一気に100m下まで降りる。そこは気温10度湿度74%の世界であった。(写真参照)
ダムの100m下は10℃ 地下での施設説明 自動水温器

(7)ダムから出た
 エレべータの位置から十数メートル水平に歩くとダムの外に出る。また灼熱地獄に舞い戻る感じである。鉄階段でまた下に降りるのだが、一番下からダムを見上げるとその大きさに改めて驚く。発電に使われた水は2本のパイプから放水されているがそれだけでもかなりの迫力がある。
ダムから出た 下から見たダム 発電放水

(8)帰りはマイクロバス
 見学終了後、又エレベータで戻ればよいのではと思って質問してみたら、見学が15分おきに来るので狭い一本道を逆戻りできない。そのため下の出口付近広場にマイクロバスが待機してもとの教室のある建物に戻るのだとの説明だった。下車時に今回見学の記念品として「東京水」というPETボトルの水と袋が配布された。

(9)お土産
 PSさんはグルメで各所の名物(つまみ)をよく知っており、今回は漬物で有名な「山城屋」に立ち寄り、「わさびキノコ」と「漬物」を買った。

(10)釜飯
 最後に、昼食にこの地で有名な釜飯屋さんに行った。幸い待たされることもなく座席に着くことができた。ここに来る客は皆食通らしく次々に見えて、いつもほぼ満席の状態であった。それだけあって味は十分満足できるものであった。

 今回も無事楽しいツーリングを終えた。

10、費  用
 項   目    費     用   (円)
 ガ ソ リ ン    1,296  
 入 場 料      300  
 飲   食    1,900  (釜飯1600+コーヒー300)  
 土   産      900  (500+400)  
 合   計    4,396  

以上
[使用カメラ] CANON Kiss Digital 6.3MPixels
[使用レンズ] CANON Lens EFS 18〜55mm(35mm フィルム換算 29〜88mm)
MT=5

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