【二輪車ツーリングのすすめ】

第5回目のユーザー車検(2008年版)


Ver.1.01 2008/11/13
 ユーザー車検は本当に簡単です。是非皆様も取って見ませんか?

【ユーザー車検 第5回目】
 2008年(平成20年)5月23日(金)BMW R1100-RS の車検を自分で取りました事ご報告します。
 以下の記述は東京都陸運局八王子支局での事例です。
 (定期点検は2008/04/05(土) 13:30〜17:30 4時間で完了済)

 今回はハプニングがあり、事前準備の車検時には検査が受けられず、法定有効期限ギリギリ(最終日)に受験できた。
 当初は5月13日(火)に車検を取るべく事前の予約もしていた。 しかし、5月12日(月)早朝に緊急事態の連絡があり、急遽、アメリカに行くことになった。そのため、明日に控えていた車検をキャンセルした。 21日(水)帰国して、翌日は、帰国する娘夫婦を成田空港に迎えに行かなければならず日程ギリギリ。22日(木)検査場に車検の申し込みをして、その翌日(車検有効期限最終日)に受験できた。これぞ間一髪であった。

[事前の申し込み]
電話で前日までに申し込むこと。
コンピュータが声で案内するので案内にしたがってボタンを押し選択すると、予約が取れます。自分の暗証番号(4桁)を記憶し、予約番号をメモしておくこと。
暗証番号は再問い合わせや予約の変更・削除に必要。予約番号は当日受付時に必要です。

[通常所要時間]
車検場に入って出るまで、僅か40分。
書類を買って記入し、検査が終わるまで30分。

 前日法廷点検項目を全て点検し問題なし。フロント・タイヤ、リヤ・タイヤ共に十分な溝の深さあり、ブレーキパッドもフロント/リヤ共に十分な厚みがあり心配無し。「光軸」は2年前に調整したままで今回は全く確認してなかった。やはり光軸で不合格となった。
 前回知った「光軸を1000円で調整してくれる業者」がここから5分の近場にあり、今回もお世話になった。
 検査場に戻り、光軸のみ再検査を受け無事合格。

[費用]
 書類代:30円、検査料:1400円、重量税:5000円、計:6430円也
 その他、事前に自賠責保険:28,000円を取っておくこと。
 当日、検査場内でも更新できるようですが、事前に調べておいた方が良いでしょう。

[書類]
 (1) 納税証明書
 (2) 今までの車検証
 (3) 新しい自賠責保険証
 (4) 今までの自賠責保険証と前回の自賠責保険証(期間が跨っている場合)
 (5) 検査用書類3枚(当日30円で買う)
 (6) 定期点検簿

[状況]
1、書類の購入
 書類窓口
 @申請書類 30円
 A証紙 1400円(検査料)+重量税5000円(大型二輪)
 以上をまとめて購入。

2、書類の提出
 申し込み受付は隣の建物
 免許更新のように記入サンプルを見て記入する。
 ・登録番号(ナンバープレート)
 ・車体番号(車検証に書いてある)
 ・住所、氏名

 3枚とも記入内容は同じ。2枚はボールペン記入(ボールペン常備)
 1枚はコンピュータ入力用のOCR用紙(鉛筆で記入:鉛筆も常備)

 書類を揃えて提出
 (1) 検査申込書
 (2) 納税証明書
 (3) 今までの車検証
 (4) 自賠責保険証(新旧1通ずつ)
 (5) 定期点検簿

 受付の人:  (1)「予約番号」の確認
 (2) 必要書類の記入項目確認

3、自賠責保険の継続証明
 「隣のビルで自賠責保険が継続している証明の印を受ける」

4、最終書類確認
 最初の受付に戻り最終書類確認を受ける。

5、検査場へ
 この書類を持って検査場の1番にバイクに乗って行く。
 今回は先客がなく、結果待ち時間は無し。

(1)電気系統、クラッチやブレーキなどの動作確認、車体番号、タイヤその他、全体を検査官が目視で確認。
  (1)右方向指示器を!   OK
  (2)左方向指示器を!   OK
  (3)前ブレーキをかけて! OK
  (4)後ブレーキをかけて! OK
  (5)前照灯を上下に!   OK
  (6)車体番号の確認
  (7)リフレクターの確認 (検査場内で購入可)

(2)前後輪のブレーキテスト
 前回は遠いところからスピーカーで指示したが、今回からは検査員がバイクの近くに来て、優しく指示してくれる。(民間になったためにサービスが良くなった)「前に進んで、そこに前輪を載せてください」
 下からローラーがせり上がってきて「前輪ブレーキをかけて!」「はいいいですよ」
 「前に進んで後輪を載せてください」「後輪ブレーキをかけて!」「はいいいですよ」

(3)光軸テスト
 「線の引いてあるところ迄進んでください」
 10m位?右側から検査機械が中央に移動、検査開始(2年前と異なる)
 「はい、前照灯を上向きにしてください」
 「はい前に進んでください」
 今回も光軸検査が不合格で、近くの民間工場で調整をしていただき再度検査後合格。
 「総合検査所(すぐ隣)に行ってください」

6、合格印
 「総合検査所」では書類を全部確認し、大きな丸いゴム印を押す。(合格印)
 「最初の窓口に行く」

7、最終受付
 「書類を提出」内容を確認し、OCRに入力「椅子のあるところでお待ち下さい」
 3分程で「XXさぁ〜ん」『はぁ〜い』「ご苦労様でした」『ありがとうございます』
 新しい車検証と証紙(ナンバープレ−トに貼る期限のワッペン)そして、その他、自分の新旧自賠責保険証等一緒にを受け取る。

 自分のバイクにのところに行きナンバープレートの証紙を貼りかえる。
 これで、全て終了。

 簡単でしょう!

 帰りは軽快な気分で自宅に向う。15分で帰宅。

 【註】エンジンやマフラーを改造していると厳しい排ガス検査もされます。まじめな皆さんはしないと思いますが検査時間もかかり後続の人に大変迷惑を掛けます。

以上

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