【二輪車ツーリングのすすめ】 Motorcycle Technique

アイドリング調整/スターターの分解検査
The idling adjustment and the taking starter apart


Ver.1.1 2011/02/07
 軽微な修理は自分でしよう。

【保守の重要性】
 先ずは日頃の保守(メインテナンス)が重要です。洗車、注油、タイヤ空気圧確認、オイル確認、電球類の点滅確認、等々色々あります。
 その中で、多少の異常が発見できれば保守できます。また、将来の故障が予測できることも有ります。

【修理は簡単なものから】
(1)簡単なものから始めよう。
 修理は初めからプロに任せるのではなく簡単なものは自分でやってみましょう。例えば、電球類は近くのDIY店で同じ規格の物を購入し自分で交換する。保守点検で電球が黒くなっているものはそろそろ寿命なので早めに交換しましょう。
(2)メンテナンスマニュアルを購入する。
 自分の購入した二輪車のメインテナンスマニュアルを購入すると簡単なものは手順が書いてあるので容易に修理できます。

【今回はアイドリング調整/スターターの分解検査】
 2010/06/03実施

(1)アイドリング調整
 アイドリングはその調整ねじで行う。ここでは記述を省略します。

BMW R1100-RS全体     .
(2)スターターの分解
 スターターはエンジンを掛けるたびにモーターが回って、ピニオンギアが飛び出し大きなギアに連結してエンジン軸を廻す構造になっています。
 スターターを取り外すと(赤線で囲まれた部分)大きなギアが見えます。そして、それに繋がっているクラッチを見ることが出来ます。
 
スタータを取り外した所 クラッチが見える

(3)モーターの取り外し
 取付ねじ4本を取外すとモーターを取外すことが出来ます。問題は回転子へ電流を伝えるカーボンブラシの磨耗状態でありこれを点検。十分残量があり今後も問題なし。このブラシを抑えるスプリングもしっかりしており流石BMWという感じがする。10〜20年もメンテナンスフリーの頑固さを持っていた。これに付いていた銘板を見ると MAID IN FRANCE と書いてあった。
本体から取り外した所 カーボンブラシも堅固 スタータ全体

  今回は点検が目的、点検結果は今後も安心して使用できることを確認して完了。

以上
前のページに戻る
MT=5