【二輪車ツーリングのすすめ】 Motorcycle Technique

第20回:高速道路の切符  The ticket of Highway.


Ver.1.1 2004/02/01
 トールゲート(料金所)をスムーズに通り抜ける方法

 バイクに乗って一番厄介なのは「高速道路の切符と料金支払」である。何しろ、厚手のグラブ(手袋)をしているので思うように小金が出せない。余りもたもたしていると後続の車からホーンを慣らされて一層慌てるというものだ。

(1)ウエストポーチ
 バイクに乗った人なら誰でも感じることである。バイクでは手袋をしているので小銭で払う時は手袋を取って処理しなければならず厄介極まりない。雨が降っていたら一層厄介が増長される。車に乗っている人には先ず理解できないだろうし、むしろバイクが前にいたらいらだつだけだろう。
 一番良いのは、バイク専用のウェストポーチを買うのが手っ取り早い。バイク専用はバイカーの身になって設計されているので使い易い。形が同じでも通常のウェストポーチでは使い勝手が悪く役立たない。
 高級車に乗っている方はバイクにカード入れや小銭入れがついているので勿論その必要はない。

(2)手袋をしたまま処理するには「ハイカ」
 そこで、当たり前ながら手袋を取らずに処理することを考える。今はハイウェイカード(略称:ハイカ)が出来たので、これを買って置けば殆ど間に合う。従って、ハイカはバイカーにとって必須といっていいくらいである。

(3)ETCカードの活用
 最近はハイカの偽造問題から高額券の発売と使用が中止となったので長距離のツーリングではハイカでは用を成さない。もし四輪車をお持ちならETCの会員になることをお勧めする。四輪車での割引はもちろんのこと、二輪車でもこのカ−ドをクレジットカードとして利用できるので割引の恩恵も受けられる。

(4)「ハイカ」と「ETCカード」の使い分け
 有料道路では「クレジットカード」は使えないところが殆どだが、カイカを持っていれば殆ど用を成す。高速道路では「ETCカード」がどこでも使えるので、両方のカードを使い分けるのが良い。

「ハイカ」と「ETCカード」を巧く使ってスムーズにトールゲート(料金所)を通り抜けよう。

以上

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