【2003年第1回ドライビング・レポート】

「小浜島と石垣島のドライブ」


Ver.1.1  2003/04/05
Ver.2.2  2003/04/10
1、日  程  平成15年(2003)1月21日(火)〜23日(木)

2、目  的  家族旅行 (同乗者:妻)

3、場  所  小浜島と石垣島

4、行  程

【1日目】小浜島訪問
ちゅらさんの家「こはぐら荘」、小浜島内一周、南西楽園(ヴィラ・パピラパナ)、石垣市内観光

【2日目】石垣島一周
石垣島内観光(米原ビーチ、ヒルギ群落、平久保崎灯台、玉取展望台、スーパー、唐人墓、みね工房、八重山民族園、石垣焼窯元、御神崎灯台)

【3日目】川平湾周辺散策
川平湾周辺散策、石垣空港、宮古空港、羽田空港

5、走行距離・費用・時間

 場  所  総走行距離  レンタカー費用  総経過時間 
第1日目(小浜島)未確認6,000円3時間
第2日目(石垣島)151km

5,200円(4000+1200)

9時間

6、ドライブ先
 
 島の名称  説      明 
小浜島  NHK朝のドラマ「ちゅらさん」の島 
石垣島  山・水・動植物と自然に恵まれた島 

7、経緯・出発

(1)経緯
 今回の旅行は妻とのんびり暖かいところに行こうと考えた。日本で暖かいところといえば沖縄だ。しかし、私は仕事で何度も行ったし、妻は娘と旅行した経験がある。
 そこで、次女が働いたことのある「小浜島」がどんなところなのか見てみようと思った。兎に角、島内には信号もなく小売店も2つしかないというところだ。こんな不便なところでよく頑張ったものだ。そこを見てみようと思い今回の旅行先が決まった。

(2)切符の手配
 石垣島への直行便は1日2便しかない。1ヶ月前に電話で申し込むと取りたい日にちはもう満席で取れないという。仕方なく空いている日にちにしたがそれも残り3席だけという。石垣島ってそんなに人気があるとは思わなかったので驚いた。
 東京から那覇まで飛んで、乗り換えれば沢山の便があるのかもしれないがそれも億劫なので直行便を選んだ。

(3)早朝の出発
 午前3時半起床、京王八王子駅4:30発のリムジンバスで羽田に向かう。石垣島直行便はJTA73便6:30発の1便しかないからだ。
 今回もJALさくらラウンジで出発までの時間をゆったりと過ごした。

8、旅日記

【1日目】小浜島訪問

  タクシー      直行バス    飛行機     タクシー
自宅――――京王八王子駅――――羽田空港――――石垣空港――――石垣港離島桟橋
4:00     4:15〜4:30     6:30離陸     9:50       10:30発

フェリー    徒歩        以降レンタカー
――――小浜港――――小浜総合案内所――――こはぐら荘――――大岳(小浜生活環境
    10:55着      11:20出発              12:20〜45

                                    フェリー
保全林展望台)――――はいむるぶし――――ヴィラ・ハピラパナ――――小浜港――――
                      13:15〜14:05      14:35発

    徒歩
石垣港――――市内観光(市立八重山博物館、宮良殿内、桃林寺、権現堂、公設市場)


             乗合バス
――――石垣バスターミナル――――川平――――ペンション「案山子の宿」
      18:00発                   18:50到着
(1)石垣離島桟橋
 10時に石垣空港に到着、空港からこの桟橋まではタクシーで10分ほどのところなのでタクシーで桟橋に向かった。10:30分発の高速フェリーに間に合った。

(2)高速フェリー
 乗客は70%位の乗船率で思ったよりも利用者が多い。このフェリーが高速船とは知らなかったので港を離れてからその速さに驚いた。下船時に船長に伺ったら最高速度32ノット(50km/h)だとの事、このような小型フェリーとしては大変早い。日本の巡視船が追いつけなかった北朝鮮の工作船と同じ速さなのだ。
 どういう訳か同じ航路を同じようなフェリーがついてきた。「同じ時間に競合会社のフェリーが出る」とタクシー運転手が言っていたが、そのフェリーだろうか。

小浜港と高速フェリー     
(2)小浜港には何もない
 フェリーからは立派な沖縄風の建物があったが、利用されている様子はない。
(帰りに立寄ってみると、そこは県が作ったと思われるフェリーの待合所だが中には売り場も何もなくただ待合の椅子が沢山並んでいるのと綺麗なトイレがあるだけでだった。)
 下船するとホテルの迎えのバスとタクシー数台であった。私はレンタカーを借りるつもりなので10mほど先の観光案内所とレンタカー屋さんに向かった。帰りの船は14:35しかない。ホテルに勤める娘の友人との約束が13時なのでレンタカーは3時間借りる必要がある。

(3)超高いレンタカー
 レンタカー屋さんには20歳代後半ほどの明るい感じの女性が独りでやっていた。予め調べた通り1時間2000円だという。島内一周観光でも1時間で終わってしまうというのだが、
   @ 帰りのフェリーまで3時間もあり他に行くところがないこと。
   A ホテル訪問の約束が13:00ということ。
   B いずれにせよこの港に戻らなければならないこと。
 従って、3時間借りなければならない羽目になった。料金は、2000円x3時間=6000円 プラス保険料1000円と燃料代(約500円)の合計7,500円だというのだから超高い。しかし、他に選択の余地がないので借りるしかない。
 その若い女性と「何故ここで働いているのか?」など話をしていたら、偶然、妻の実家の近く吉祥寺の出身で、暖かい沖縄が好きで石垣島などの離島を転々と移り住んでいるとの話だった。
 親しくなったところで、値切り交渉。「それにしても高いね。もう少しどうにかなりませんか?」と言うと、「小浜島でのレンタカー利用者が少ないので仕方ない」との事。それはそうだが、「6000円丁度」を提案したら、「出身地が近いとのよしみで特別サービス」で6000円を了承してくれた。
 車はトヨタのカリーナ1600ccだが外観も内部もトランク内も兎に角汚い。本土ならレンタカーは新車のピカピカが常識だ。こんな汚い車は見たことがないくらい土木作業用の車のようだ。沖縄の日本復帰時代の車を思い出した。

(4)ドライブ開始・「こはぐら荘」へ
 レンタカーは走り出した。話に聞いた通り信号はなく砂糖黍畑の中を走る。小高いところに立派な鉄筋コンクリート作りの建物があったあったが近づいて見ると小学校だった。それ以外は鉄筋の建物はなく集落についた。道路は狭く車のすれ違いはぎりぎりだ。
 NHKの朝のドラマ「ちゅらさん」の舞台になった家「こはぐら荘」を訪ねるが、地図で確認した地点周辺であるはずだが分からない。たまたまガソリンスタンドと一緒の小売店があったのでそこで道を聞いた。なんと、角を曲がって10m位の近いところだった。またこの店が島に2つしかない店の1つだった。この店に来られていたレンタ自転車の観光客2人はやはり「こはぐら荘」の場所を知らなかったとの事。
 私と妻が「こはぐら荘」に着いた時には観光客はなくゆっくり写真を撮っていると、先ほどの自転車の2人が到着した。その後、すぐにバイクの1人が見えて、その後すぐにマイクロバスの観光客が6人ほど見えた。「こはぐら荘」は急に大勢の観光客で一杯になった。
島内唯2つの店の1つ 「こはぐら荘」にて ちゅらさんの家のモデル

(5)次は展望台だ
 この島には小高い丘があるだけで山はない。この島の最も高い丘に展望台があるというのでそこへ行くことにした。最近整備されたばかりらしく展望台登坂口近くに沖縄調の公衆トイレがあり、坂の両側には策が作られていた。
 土を削って作った数十段の階段を登ると頂上に着いた。この展望台からは小浜島全体が臨める素晴らしいところだ。周囲にはブーゲンビリアンが咲き乱れている。
 遠くにバブル経済時代に作られたリゾート住宅が見える。後で行ってみよう。
展望台と花 リゾート住宅が散在 小浜生活環境保全林展望台からは全島が見える

(6)ホテル「ヴィラ・ハピラパナ」訪問
 いよいよ目的のホテル「ヴィラ・ハピラパナ」訪問だ。南西楽園の中にある小浜島に2つあるホテルの内の一つだ。
 次女の友人と初めてお会いしてお話したが、以前からの知り合いのように親しく楽しいひと時となった。
はいむるぶし入口 レストランにて
「ヴィラ・ハピラパナ」の庭からの全景

(7)石垣の街散策
 また、石垣港に戻ってきた。時間があるので石垣の街(八重山市)を散策した。
日本一南の博物館
 
石垣一の椰子
とシーサー 
宮良殿内
王朝時代の士族の家
南海山妙心寺
 
 シーサー=沖縄の家には必ずある魔除けの狛犬。
 ピーフン=門の内側にある石垣で目隠しのために積まれたもの。魔除けの役割もあると言われている。

(8)案山子の宿
 いよいよペンション「案山子の宿」に向かう。
 場所は石垣の町から北西にバスで30分ほどの川平(かびら)湾という大変景色の良いところにある。川平ロータリーという停留所が終点で、「案山子の宿の前で停めてください」といえばバスの運転手さんによっては停めてくれますとの女性スタッフの話だったのでその旨伝えると、バスはそのペンションの前で停めてくれた。その前で、ペンションのオーナーご夫婦とスタッフの女性が待っていて下さった。
 部屋は少しメルヘンチックな可愛い部屋だった。
 レストランは旧家を移築した大変趣のある落ち着いた部屋なので大満足だ。
 食事は、元経営者兼料理人のここのオーナーが自ら腕を振るった料理で大変美味しい。
 オーナーご夫妻とスタッフの女性は大変感じの良い人達ですぐにうちとけてしまった。
趣のあるカウンタ席 洒落たレストラン くつろぐ 美味しい夕食

【2日目】石垣島一周

案山子の宿――――米原ビーチ――――吹通川ヒルギ群落――――平久保崎灯台――――
 9:40      10:00〜15      10:30〜40      11:20〜12:00

           69km
玉取展望台――――伊野田幼稚園――――大里農道――――ジャマール楽園――――
12:20〜40     13:00〜       13:10     13:15〜14:25

 89km       100km         104km
大里農道――――宮良川ヒルギ群落――――スーパーマーケット―――マ―ミャかまぼこ
14:30       14:45〜55       15:00〜20        15:50

    115km     119km      122km
――――唐人墓――――みね工房――――八重山民俗園――――石垣焼窯元――――
   16:10〜25   16:30〜45    16:50~17:00     17:20

 141km             151km
御神崎灯台――――川平――――案山子の宿
17:50〜18:00          18:15
(9)「案山子の宿」の朝
 「案山子の宿」の朝はさわやかだ。「案山子の宿」の入口や内部をご紹介しよう。
「案山子の宿」入口 入口の飾り物 見た目も綺麗な朝食 ダチョウの卵

 外にはオーナーが動物園といっているようにいろいろな動物が飼われており、将に「小動物園」といった趣だ。
ブランコもある 馬もいる 鴨もいる 犬も慣れている

(10)島内一周に出発
 予め宿が保有するレンタカーを予約していたので宿から直接出発して又宿に帰ればよいので大変便利である。車はトヨタ・クラウン・ロイヤルサルーンだ。新車ではないが3000ccの車はやはり楽だ。
 しかし、私のトヨタ・プログレには叶わない。トヨタ・クラウン・ロイヤルサルーンといえば高級車の部類だ。しかし、プログレとはベースが違う。やはりプログレはセルシオの弟分というだけあって走りが全く違う。益々自分のプログレの良さが分かり小さいながら高級な車の良さを再認識した。
 道路はよく整備されていて快適だ。予め観光案内パンフレットで妻が調べてくれた名所を廻ることにした。川平から時計回りに島を一周する。
 海と海岸線が綺麗だ。途中、米原ビーチにある陶芸村のようなところで記念撮影した。ここに野良猫が2匹いたが大変人馴れしていて近づいてくる。中々可愛い。
 案内書に出ていた吹通川ヒルギ群落に来た。ヒルギとは海に群生するマングローブのように淡水に生える珍しい木なのだ。
米原ビーチの陶芸村 吹通川ヒルギ群落

(11)石垣島最北端・平久保崎灯台
 ついに石垣島最北端に来た。最北端の看板を入れて記念撮影した。
 小高い丘の頂上に上ると360°のパノラマが見られる。普通の人は中々ここまで登ってこない。大変素晴らしい景色だ。
平久保崎灯台 小高い丘の頂上にて
小高い丘の頂上からのパノラマ

(12)北部
 観光パンフレットに載っている主要な観光場所を順番に廻る。玉取展望台があったので立寄ると展望台の東屋に行く途中にはハイビスカスが咲き乱れとても綺麗だ。この展望台から岬を見るとハワイのワイキキの浜から見るダイヤモンドヘッドに似た景色が展開する。
 又車を走らせると右側に花一面の幼稚園と小学校が見えた。ちょっと通り過ぎたのでUターンしてこの伊野田幼稚園の花壇を写真に収めていると園長さんらしき人が「園児が植えて育てたのですよ」と説明してくださった。石垣の人や子供の心の優しさを感じた。
 又暫く大里農道を走り昼食時間に近づいた。このようなところではレストランなど殆どない。どうしようかと思っているうちジャマール楽園・食事処の看板が見えた。兎に角行ってみるとそこはゴルフ場が経営するレストランだった。なるほど、本州でもレストランが見つからないときにはゴルフ場に行く手もあることを学んだ。このレストランの前に大きなガジュマルの木があったのでゴルフ場の係りの人の許可を得てゴルフ場に入り写真を撮った。
玉取展望台のハイビスカス ダイアモンドヘッドのよう 花一面の幼稚園 ジャマール楽園・大ガジュマル

(13)南部
 あとは一気に南下する。石垣空港のすぐ北東にある宮良川ヒルギ群落に到達した。興味のある人しか来ないので人はまばらだ。でも若いカップルがいたので安心した。若い人でもこのような自然を楽しむ心を持っている人もいるのだと。
 その後、石垣の街中にある大きなスパーマーケットに立ち寄り店内を散策、少々の土産や食料を買い込んだ。 石垣市内は昨日散策したが、次女が土産に買ってきて欲しいと言う「マ―ミャかまぼこ」に立寄った。
 宮良川ヒルギ群落(林)
 普段は水面下の砂に立つ

 その他はパスして、昨日バスで通過した「唐人墓」に立寄った。史跡によると昔中国からアメリカに連れて行かれた苦力(労働者)128人が眠っている墓だと言う。当時のアメリカ人が中国人を苦力(奴隷)としてアメリカに移送中死者や病人が出て苦力にひどい仕打ちをした事から反逆が起こり船長を殺し船が難破した。石垣の人が救助したがアメリカの執拗な追跡で多くの苦力が殺された。その墓だと言う。アメリカはこんな昔から結構悪いことをしていたのだと何ともいえないむなしさを感じた。
  悲しい歴史の唐人墓

 唐人墓から北上して、みね工房、八重山民俗園、石垣焼窯元を訪ねた。どこもウィークデーと言うこともあり空いていた。八重山民俗園では八重山の物産の展示販売をしていたがバッグ類は既に次女が土産に買ってくれたりして持っていたので今回は買う物はなかった。石垣焼窯元では「石垣焼」の特徴について説明を受け「油滴」という模様を知ることが出来た。

(14)西部
 時間も遅くなったが御神崎灯台に立寄ることにした。御神崎は「オカンザキ」とも「ウカンザキ」とも読む英文字表記も両方あったが「ウカンザキ」が沖縄訛り読みらしい。
 この岬に通じる周遊道路は片側に歩道がついた立派な道路だ。しかも車道と歩道の境目には椰子の木が植えられた並木になっている。こんな良い道路が必要だろうか? ここを通り車は殆どなく、このドライブでは車が1台通り過ぎただけだった。ましてや、この歩道を歩く人はまずいないのではないかと思った。東北一周した時にも下北半島で同様に車が殆ど通らない立派な道路(トラクターを1台見ただけ)を見たことがある。ここにも道路族による国費の無駄遣いが見られた。
 御神崎灯台に到着した頃、既に薄暗くなり雨が降り始めた。灯台の展望台から御神崎の奇岩を鑑賞した。
御神崎灯台 御神崎の奇岩

 無事、石垣島一周は終了した。総走行距離は151kmだったが、宿のスタッフ曰く、「1日で150kmも走ったお客様で初めて」との事だった。私の大型二輪車での実績では一般道だけで350km/日、高速道では720km/日なので、151kmは半分の距離でしかない。

(15)楽しみの夕食

   大きな蟹の夕食

 又楽しみの夕食だ。本土ではよく公共の宿「国民休暇村」や「かんぽの宿」を利用する。日本旅館のような食事のよさは期待できないが、贅沢を言わなければそれなりに美味しい。
 しかし、この「案山子の宿」の料理は前述の通り職人芸の食事なので楽しみだ。私の「夕食の定番」、先ずビール、次は地元の酒、ここでは泡盛・古酒(クースと読む)を飲みながらシェフの心のこもった夕食を頂く。本当に幸せのひとい時である。
 写真の通り左の赤い蟹は沖縄の蟹とのこと、通常蟹と言えばかさの割りには肉が少ない。ところがこの蟹は挟みや手足が太く肉がいっぱいだ。したがって、この大きさの蟹で一人で食べきれないほどの肉があり、味噌も充分の量がある。
 以前、南伊豆の「高足蟹を食べに行くツーリング」というのをやったことがあるが、値段が高く食べるところが殆どないといった経験をしたので、この量の多さに本当に驚いた。
 全く反対の嬉しい経験であった。

【3日目】

                      宿の送迎車    飛行機
案山子の宿――――川平湾散策――――案山子の宿――――石垣空港――――
 9:00      9:05〜55     10:10出発    11:45離陸

    飛行機     モノレール    JR    タクシー
宮古空港――――羽田空港――――浜松町駅――――豊田駅――――自宅
12:10〜50   15:05到着                  17:00到着
(14)「案山子の宿」の朝

 「案山子の宿」の朝はさわやかで、朝食が楽しみだ。今日は純日本的な朝食でこれも美味しい。
 お米の御飯が又美味しい。しかし、御飯の盛り付けが少ない。良いお米なので少なめなのだろうと思って、もう少し食べたいと思いながらよく味わって食べた。食べ終わった頃、女性スタッフが「御飯のお代わりは?」という。残念、全て食べ終わってしまった。今度は宿の奥様が「ご飯のお代わりは?」と言われた。「残念ながら食べ終わってしまいました」と言って悔やんだ。なんだ遠慮せずに途中でお代わりをお願いすればよかった。こんなに美味しいお米を食べ損ねて最後の思い残しとなった。

 この日はやや肌寒く、ご主人がメキシコから買って来られたという焼物で出来たストーブに炭火を入れて下さり、ほのかな暖かさを楽しんだ。

(15)川平湾散策

   カビラ・ガーデン

 川平湾は石垣島一の観光スポットだ。カビラ・ガーデン周辺にはバスやタクシーの駐車場があり観光客の送迎を待っていた。
 川平湾は今日も沢山のグラスボートが出ていた。グラスボートとは「船底がガラスで出来ていて海の中が船の座席から直接見られるという船」である。  今日は強風なので観光客が少ない。我々は時間が少ない事もあって大事を取って乗船しなかった。白砂の浜を歩くのも楽しいので貝殻を拾ったりして周囲の景色を楽しんだ。


川平湾は石垣島一の観光スポットだ

(16)空港へ送迎
 宿から空港へは「案山子の宿」のご主人と奥様がワンボックスカーで送迎してくださった。交通状況をよく知っておられるので途中砂糖黍畑を横切りショートカットしたので順調に空港に到着した。そして、心のこもったお二人のおもてなしに感謝してお別れした。
 お二人はこの後仕入れをかねて買い物に行かれたようだ。

(17)宮古

 帰りの飛行機は宮古経由のトランジット便だった。宮古空港で給油のため1時間ほどの休憩となった。それでも偏西風の関係で帰路の所要時間は行きより30分ほど余計に掛かるだけだ。
 宮古空港の待合室で一足早い桜の花を見ることが出来た。勿論、桜と言っても本土とは違って早咲きの緋寒桜だ。

   宮古空港の緋寒桜

9、費 用

 費 用 項 目  第1日目  第2日目  第3日目  項目合計 
バ  ス3,400+1,400・・・・・・4,800
モノレール/電車・・・・・・940+1,5602,500
タクシー/フェリー 800+3,920・・・9605,680
レンタカー6,0005,200・・・11,200
昼  食1,9642,3108005,074
土  産1,0002,6971,9085,605
宿泊費(酒含む)・・・・・・46,37046,370
日 毎 合 計18,48410,20752,53881,229

(註) 航空運賃はJALマイレージ使用のため無料。

 今回も大変よいドライブの旅を楽しめた。

以上  


前のページに戻る