【2003年5月度 ドライビング・レポート】

「三女のドイツ行き見送り」


Ver.1.1 2003/07/15
Ver.2.1 2004/02/02
 このレポートは2003年7月に作成され掲載を保留していたものを2004年2月に掲載するものです。

1、日  程  平成15年5月31日(金) 雨(台風)

2、目  的  成田へ見送り (同乗者:三女、妻)

3、場  所  成田空港(新東京国際空港)

4、コース
  (省略)

5、走行距離
  (省略)

7、状況
 成田空港へは何度見送りと出迎えに行ったことか。三女が高校2年でイギリス留学して大学卒業までの5年間に夏休みなどの一時帰国の度に「出迎えと見送り」に行ったし、長女の義理の母(New York)の「出迎えと見送り」にも行った。

(1)三女のドイツ行き
 今回は三女がワーキングホリデーでドイツへ行くことになった。しばらく会えない見送りはいつでも淋しいものだ。

(2)難関「荷物の通過」
 旅行ではなく一時滞在なのでどうしても荷物が多めになり規定の重さに荷物をまとめるのは大変だ。チェックインで通過できるぎりぎりに荷作りするが通過できるか何時も気になる。しかし無事通過した。
 以前は重量オーバーで重い荷物をスーツケースから出して手荷物として持って行ったことがある。(手荷物として持ち込めるのもおかしな話しだが助かった) 国際協定では「1荷物20Kgまで無料」と決まっているが、航空会社によって許容される超過重量が異なるのだ。

(3)別れは辛い
 空港での税関に入って行くときがやはり一番目頭が熱くなるときだ。何回も見送りになれていても今回のように1年間帰国しないので三女はやはり涙ぐんだ。送るほうも目頭が熱くなる。

梅雨時の別れはやはり湿りがち

(4)税関で引っ掛る
 税関窓口で書類審査を受けている背中が見えたが、その後5分発ってもガラス越しに見えるはずの場所に現れない。何が起きたのだろうと気遣う。10分経過後やっと現れた。やれやれ。ガラス越しで姿や顔は良く見えるが声が全く聞こえないので実情が掴めない。口の形から「変圧器」と分かった。手荷物のX線写真で引っ掛ったらしい。しかも、私は専攻が電気だったので通常「トランス」と言っているが、娘は一般的な用語で「変圧器」と言っており、口の形からでは中々推測して解釈することができない。聞きなれない単語の英会話が中々聞き取れないのと似ている。
 ドイツの商用電圧が200Vで日本国内用電気器具をいくつか使うため中容量の変圧器をリュックに入れてある。しかも、ぎゅうぎゅう詰のリュックの底に入れてあるので荷物を全て出さねばならなかっららしい。

 <ドイツ到着後の報告>
 BA便でイギリス・ヒースロー空港経由(トランジット)でドイツ・ミュンヘンに行ったのだが、ヒースロー空港ではこの「トランス」は引っ掛らなかったらしい。日本のほうが検査が厳しいのだろうか。

(5)台風接近
 台風接近で出発が心配されたが、熱帯低気圧に弱まって無事予定の飛行機は離陸できた。
 人生、特別なときは色々気に病むものだ。通常ならばこの程度のことは無視できることなのに、一寸した事を心配することも子供に対する愛情なのかもしれないと思った。

 今回の帰路は妻との特別な話題も無く(淋しさに耐えているのだろう)一寸淋しいドライブとなった。

以上  

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