2、目 的 観梅
3、場 所 東京都府中市「郷土の森」
4、同行者 妻、次女、三女
5、状 況
今回は「観梅」で知られた東京都府中市(武蔵府中)「郷土の森」を目標にした。従って、ドライブを楽しむのではなく「観梅」を楽しむ訪問となった。
「郷土の森」は私の自宅(八王子)からは大変近い。それなのに、私は一度も訪問したことがなかった。駐車場の心配をしたがかなり余裕があり無事駐車でき、しかも、市営で無料であった。
(1)「武蔵国府太鼓」
入口近くで人溜りがしていた。11時から「武蔵国府太鼓」の演奏があるというので5分ほど待ってこれを鑑賞した。和太鼓は迫力があって見応えがある。
「武蔵国府太鼓」の演奏 | 迫力ある和太鼓 |
(2)「郷土の森」の建物保存
道なりに奥へ進むと左側に蔵が並び美しい。洋風の学校も保存されている。黒壁の蔵の中も公開されており、正面に立派な雛人形五段飾りがあった。最上段の御殿は特に立派なのでご紹介しよう。
蔵が並び美しい | 洋風の学校 | 黒壁の蔵 | 雛人形・最上段の御殿 |
(3)まいまい井戸
その他、この郷土にあった竪穴式住居跡(石畳の床)やもっと後の時代の「まいまい井戸」が昔のままに保存されている。「まいまい井戸」とは舞舞螺(まいまいつぶり)のように螺旋状に降りていく井戸のことである。昔は井戸を深く掘る技術が無かったのでこのようにしてある程度まで掘り下げてから井戸を掘ったものと思われる。このようなものも、当時の知恵がうかがえて楽しい。 汲み上げた水を桶に入れて螺旋状の道を登って行くのだから「水汲み」は大変な作業だったことだろう。 |
(4)「郷土の森」の観梅
この森の奥には各種の紅梅白梅、中間のピンクの梅などが沢山植えてあり将に「観梅」の名所である。
枝垂白梅 | 紅梅のつぼみ | 梅の華 | 白梅乱舞 |
美しい梅をご観賞ください。先ずは、紅梅の赤がいい色合いである。白梅の太い幹の下から紅梅の細い枝が出ているのも自然のものなのか人工的なものなのかは不明だがバランスは美しいと思った。また、紅梅、桃(?)梅、白梅と3色が棲み分けしているのも面白い。ピンクの梅はなんと言うのか知らないが桃(?)梅というのも桃と梅の掛け合わせでもないのでおかしいかもしれない。何方か教えてください。
紅梅 | 白梅の根元から紅梅 | 紅梅、桃(?)梅、白梅 |
(5)ピクニック
丁度昼になったので、ピクニックの弁当を白梅の木の下で楽しんだ。まるで「花見」をしているようであった。
【 梅の花を見るのは観梅といい、花見とは「桜の花を見て遊び楽しむこと」を言う。通常日本では「花」といえば「桜」を意味する。従って、桜以外の花は「○○花」と言わなければならない。(例:彼岸花)〔俳句の世界では常識で「花」は「桜」で春の季語〕】
梅のお花見? | 蕾の美 |
(6)午後は合気道稽古
私は午後は合気道稽古があるので昼食後退園して、家族はそのまま観梅を楽しんだ。