【 1月度 ドライビング・レポート 】

「フルーツパーク富士屋ホテルで誕生会をする旅」

Ver.1.1 2006/01/25
Ver.2.1 2006/02/05

「フルーツパーク富士屋ホテル」客室からの眺望
1、日 程  2006年1月22日(日)晴〜23日(月)晴

2、主 題  「フルーツパーク富士屋ホテルで誕生会をする旅」

3、場 所  「笛吹川フルーツパーク」にある「富士屋ホテル」
        山梨県山梨市

4、同行者  妻

5、ルート

【1日目】
       6km  中央道  36km   中央道 70km
自宅────八王子IC────談合坂SA────勝沼IC────山梨市駅────
13:45    13:55      (Pass)      14:35

        83km 
フルーツパーク富士屋ホテル−−−(部屋でくつろぐ/入浴/和風レストラン/入浴)
 15:00 Checkin          15:10〜       18:00〜20:00

【2日目】
                    83km         90km
(入浴/朝食/入浴)−−−フルーツパーク富士屋ホテル────窪八幡神社────
 6:00 8:00 10:00    Checkout 11:00  11:20     11:35〜12:00    

 99km(昼食)      103km      136km  中央道  167km     173km
ほうとう「皆吉」────勝沼IC────談合坂SA────八王子IC───自宅
12:15〜13:00      13:15      13:35〜50     14:10     14:20

6、走行距離

走行距離・給油等データ 【 TOYOTA PROGRES NC250 】
走行距離燃  料燃  費
173Km 18.5Litters  9.4Km/L

7、内 容
 昨年11月に「フルーツパーク富士屋ホテルで昼食をする旅」で訪問したときに、是非このホテルに宿泊してみたいと思った。今回、三女が我々両親の誕生日祝いにとこのホテルの予約を取ってくれた。たまたま我々の誕生日は3日違いなのでいつも合同の誕生会をしている。今回はこの娘の好意に甘えて早めの誕生日を祝うことにした。

(1)前日は初雪で終日降り続いた
 今まで殆ど晴れ又は多少の雨と言う天気だったのに、珍しく南関東全般が雪が降るとの予報だった。誤報であればと祈ったが天気予報通前々日は快晴から午後急に雲が出てきて前日の夜明けから雪が降っていた。それも終日降り続き夜中まで降った。昼間5cmほど積もったので翌日は20〜30cmは積もるかと思われた。
 心配になり前日にホテルの雪の状況を伺うと「霙混りで少し白いだけ」との意外な返事が返ってきた。半信半疑であった。山梨市は八王子市より標高も高く一般的に雪も多く降る。しかも、笛吹川フルーツパークへの道は曲がりくねった急坂なのでスタッドレスタイヤでも登板出来るか大変心配だった。

(2)「フルーツパーク富士屋ホテル」へ直行
 1月22日(日)晴 朝から快晴のよい天気。目的地は直行すれば1時間と言う近場なので昼食をしてから出掛けることにした。中央道も路面には雪がないので安全であるが、80Km/Hの速度規制が出ていたのでゆっくり80Km/Hで走り、途中談合坂SAはパスしてホテルに直行することにした。

(3)長い「笹子トンネル」を抜けると「茶色の世界」だった
 川端康哉の小説「雪国」の書き出し、長い国境のトンネルを抜けると雪国だったを想像していたが、以外にもトンネルを抜けると白ではなく茶色の世界だったことにことに驚いた。山には殆ど雪がなく山全体が茶色に見えるのだ。いくらホテルの情報があったとはいえ八王子程度の雪はあるものと思っていた。

(4)富士屋ホテルに丁度午後3時に到着
 「フルーツパーク富士屋ホテル」に丁度午後3時に到着したのでそのままチェックインした。
 部屋は5階建ての最上階中央付近なのでここから見る景色は最高である。眼下に甲府盆地全体が広がっており何の障害物もない。
 トップの写真は私達の部屋から正面やや左方を見た景色で、右方には富士山が見え、下に広がる甲府盆地全体をパノラマのように見ることが出来る。

(5)天然のパノラマ鑑賞と温泉三昧
 右方には富士山がご覧のように見える。
 この景色を見ているだけでご馳走だ。まずは温泉に入ろう。地下1階に露天風呂があり温泉には浴衣でいけるように考慮されている。「万葉の湯」:室内浴槽は温めと熱めの二つがあり、ガラスの外に露天風呂がある。ホテルの露天風呂では仕方がないが天井があるので開放感と言う点では「いまいち」である。





(6)最大の楽しみは夕食
 なんといっても夕食が楽しみ。二人が好きな和食を予め予約しておいたので和食レストランでゆっくり楽しむことが出来た。富士屋ホテルなのでウェイターの応対は完璧だ。料理長署名の献立表に従い会席料理が運ばれてくる。私はお酒が好きなので最初生ビール、その後、冷酒「八ツのからっ風」(山梨県北杜市大泉町谷桜酒造)純米酒でアルコール15〜16%、日本酒度+13度という超辛口、500ml ボトルを氷で冷却。日本酒度+10を超える酒は始めてである。大変美味しかったが強い酒約3合で久々に顔が赤くなった。

「先付」 「八寸」 「お造り」 「焼き物」

「紙鍋」(ワイン豚) 「揚げ物」 「食事、汁物、香の物」 「水菓子」
 料理の話に戻るが、この食事の名物は「紙鍋」(ワイン豚)で、「ワイン豚」とは豚にワインを飲ませて育てると柔らかい肉になるのだそうだ。確かに柔らかく美味しい豚肉であった。それにしても豚にワインとは贅沢な! 西洋のフォアグラを思い出した。
 料理の種類も量も多いので満腹となり、私は日本酒を頂いたので時間もフルに2時間かかってしまった。

(7)百万ドルの夜景はここにもあった
 日が沈むと急に暗くなり街の灯が点きだし満天の星のようだ。それよりむしろ、宝石を散りばめたような綺麗さだ。将に、「百万ドルの夜景」がここにもあった。日本三大夜景を私は見たことがあるが、この夜景も四大夜景としたい位である。
 この素晴らしい夜景を自室から見られるという点では日本一かもしれない。その上、街の灯だけでなく笛吹川フルーツ公園全体が照明され大きなガラスのドームが浮き上がりその美しさは形容しがたい。
 その後、当ホテルホームページで確認したら、「笛吹川フルーツ公園」は新日本三大夜景の一つに選定されていたことを知った。(2006/02/05)
【註】
 新日本三大夜景=山梨県山梨市「笛吹川フルーツ公園」、福岡県北九州市「皿倉山」、奈良県奈良市「若草山」。国内500ヶ所以上ある夜景スポットより選定。2003年4月に「新日本三大夜景」、2004年8月に「夜景100選」が生まれた。

「富士屋ホテル」505号室からの日の出 午前7:14 .
 朝6時に起きて朝風呂に入った。誰もいない広い浴槽を独り占めにするのもなんと贅沢なことか。露天風呂を含めて3つの浴槽に浸かりのんびり過ごした。若い頃好きだったサウナには今日も入らず、自動マッサージ機で少々時間を過ごした。
 7時頃、日の出の気配なので部屋に戻り写真の準備をした。朝日夕日の撮影は難しい。絞りやシャッター速度を色々調整してこの写真が撮れた。日が出初めて完全に出るまで5分程しかない事の知識はあったので急いで準備した。

(8)朝食
 のんびり過ごし、朝の景色を見ているだけで時間が過ぎていく。いよいよ今朝も楽しい朝食の時間である。朝食の割におかずが多く朝からご飯をお変わりした。

(9)ホテル内紹介
 このホテルは5階建てで程よい大きさのホテルだ。エントランス、廊下の先のホール、宴会場の廊下などゆったりしていてとてもよい。特にこの廊下はまるで画廊のようだ。
「エントランス」 「廊下先のホール」 「宴会場の廊下」

【註】
 JTBによる顧客満足度調査で、当ホテルは「顧客満足度=90%」に選ばれた数少ないホテルの一つだそうだ。

 FURUIT PARK FUJIYA HOTELのホームページにリンクすると素晴らしい夜景と建物が紹介されます。
  http://www.fujiyahotel.co.jp/fruitpark/  ← クリックするとリンクします。

(10)窪八幡神社
 11:00のチェックアウト時間ぎりぎりまでホテル内で過ごしいよいよ帰宅だ。折角なので山梨市内の名所を一つ見て帰ることにした。
 選んだ先は窪八幡神社。近くまではほぼ一本道で問題なかったがカーナビが細い道を案内し閉口した。実際には通常の道があったが、行ってみると「大井八幡神社」と書いてあり、駐車場に行く案内板には「窪八幡神社」と書いてあった。どういうことか信じられない。 古びた神社で手入れもあまりされてなくあまり綺麗でない神社だった。しかし、良く読んでみると日本最古の木製鳥居とかで神社も荘厳に見えてきた。風が冷たいのでそこそこに引き揚げて、ほうとうで有名な「皆吉」(みなき)に立ち寄った。いつ来てもお客が多い。

 中央道は空いており順調な走りであった。談合坂SAで小休憩して、自宅には14:20に到着した。

 今回はほんとうにゆったりパノラマの景色を眺め温泉三昧の「誕生会プレゼント」を楽しむことが出来、想い出深い「フルーツパーク富士屋ホテルで誕生会をする旅」が出来た。

以上
[使用カメラ] CANON Kiss Digital 6.3MPixels
[使用レンズ] CANON Lens EFS 18〜55mm(35mm フィルム換算 29〜88mm)

MT=13 

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