2、主 題 「フルーツパーク富士屋ホテルに家族で宿泊」の旅
3、場 所 「笛吹川フルーツパーク」にある「富士屋ホテル」
山梨県山梨市
4、同行者 妻、次女、三女
5、ルート
【1日目】晴天 5km 中央道 36km 中央道 70km 昼食 74km 自宅───八王子IC────談合坂SA────勝沼IC────ほうとう「皆吉」 10:10 10:25 10:45〜11:00 11:20 11:30〜12:50 81km 92km ────甘草屋敷────フルーツパーク富士屋ホテル(くつろぐ/入浴/夕食/入浴) 13:10〜14:25 14:45 Checkin 【2日目】曇のち雨 92km 104km (入浴/朝食)−−フルーツパーク富士屋ホテル────土産店────原茂園──── 6:00 7:30 Checkout 10:00 10:40〜 11:05〜15 昼食 108km 110km 中央道 175km 180km レストラン「セパージュ」────勝沼IC────八王子IC───自宅 11:30〜13:25 13:30 14:05 14:25
6、走行距離
走行距離 | 燃 料 | 燃 費 |
---|---|---|
180Km | 17.7Litters | 10.4Km/L |
7、内 容
今年1月に妻と二人で「フルーツパーク富士屋ホテルで誕生会をする旅」で訪問した。このときは三女が我々両親の誕生日祝いにとこのホテルの予約を取ってくれたのだった。
今回は家族が一緒に旅することに意味があるので4人が都合のつく土日に出かけることにした。このシーズンはホテルも通常料金故、少々高額であるがこの日に決めた。
(1)晴天のドライブ日和
今回は宿泊以外は特別の目的は無いので日常の用事を済ませてから出発した。今日は晴天のドライブ日和である。高速道路は割と空いているので走行車線をのんびりと走行する。家族と話をしたり音楽を聞いたりしながらののんびりドライブも悪いものではない。
(2)ほうとう「皆吉」で昼食
勝沼方面に行くといつも立ち寄る店「皆吉」(ミナキ)でほうとう料理を食することにして早めの11:30に店に行ったが20分ほど待たされた。でも良い方で12時過ぎでは1時間待ちにもなる人気のお店である。
(3)「甘草屋敷」の見学
「甘草屋敷」はこの地では名所らしいが知らなかった。妻が数週間前に新聞で「古い由緒ある雛人形が展示されている」との情報を得て立ち寄ることにした。ここは徳川時代に幕府の薬草を栽培したことから栄えたといわれる由緒あるお屋敷なのだ。昔ながらの大きな藁葺き屋根は見応えがある。この中には沢山の雛人形が飾られ特に吊し雛が綺麗だ。
内裏雛・享保年間(1716〜36)上段 五楽人・文化年間(1804〜18)下段 |
吊し雛 |
各種雛の説明を聞く |
吊し雛教室での豪華御殿 |
平成14年9月13日に皇太子と雅子妃殿下が行啓された。その記念碑も園内に設置され、訪問時の写真も展示されていた。この地は「樋口一葉」誕生の地故、樋口一葉にまつわる写真や「幻の五千円札」も展示されていた。
園内には別の建物で「昔ながらの家」を開放して「吊し雛手作り教室」が開かれていた。その前には「甘草子ども図書館」があり、ここで読書をしている子どもたちは本当に楽しそうで昔よき時代のほのぼのとした光景が見られた。
甘草屋敷全景 | 皇太子妃殿下行啓記念碑 | 甘草屋敷・子ども図書館 | 幻の五千円札 |
(4)富士屋ホテルに14:45 Checkin
「フルーツパーク富士屋ホテル」に14:45 にチェックインした。 ここはリゾートホテルなので外観も十分その雰囲気を出していて素晴らしい。 部屋は5階建ての最上階中央付近(前回よりやや奥)なのでここから見る景色は又格別である。前回ご紹介しているのでここでは省略させていただく。
部屋でくつろいでから、ホテル前に広がる「笛吹川フルーツパーク」内を散策した。今日は晴れているのにうす曇のようにどんよりしている。帰宅して知ったのだがTV報道によると中国の黄砂が飛来して本州の殆どの空が黄色く濁ったのだそうだ。
園内は広く、いつ散策しても気持ちのよいところである。桃の蕾も膨らみ各種の花が咲き始めて園内を彩り、球状の温室が又よい光景を作っていた。温室内には世界の色々なフルーツの樹が植えられていて今回はグレープフルーツを楽しむことが出来た。外にはフィールドアスレチックスやアドベンチャーランドがあり子ども連れでも大いに楽しめる。 |
花園 | 桃の蕾と球状温室 | 温室内のハッサク | フィールドアスレチックス |
(5)温泉三昧
まずは温泉に入ろう。地下1階に露天風呂があり温泉には浴衣でいけるように考慮されている。「万葉の湯」:室内浴槽は温めと熱めの二つがあり、ガラスの外に露天風呂がある。そのほかサウナ風呂もありここにも入ってみた。風呂から出ると冷水も用意されていて自由に飲むことができる。広いホールには5台の自動マッサージ機もあり体を揉んでもらえる。一流ホテルでありながら風呂は温泉旅館風のサービスである。
(6)最大の楽しみは夕食
なんといっても夕食が楽しみ。家族4人共が好きな和食を予め予約してゆっくり楽しむことが出来た。富士屋ホテルなのでウェイターの応対は完璧だ。料理長署名の献立表に従い会席料理が運ばれてくる。私と次女はお酒が好きなので最初は生ビールそのあとは赤ワインを1ボトルオーダーした。ワインの選定はワインコーディネーターの資格を持つ次女に任せた。他の二人は酒を飲まないが素敵な日本料理に舌鼓を打った。
料理名:「卯月 花乱舞の頃」 料理長:加藤正夫氏
先付 | 八寸・お椀 | お造り | お凌ぎ | 焼き物 |
煮物 | 揚げ物 | 食事・汁物・香の物 | 水菓子・甘味・抹茶 |
(7)新日本三大夜景
【註】
新日本三大夜景=山梨県山梨市「笛吹川フルーツ公園」、福岡県北九州市「皿倉山」、奈良県奈良市「若草山」。国内500ヶ所以上ある夜景スポットより選定。2003年4月に「新日本三大夜景」が生まれた。
【翌日】 曇
(8)朝風呂を楽しむ
朝6時に起きて朝風呂に入った。誰もいない広い浴槽を独り占めにするのもなんと贅沢なことか。露天風呂を含めて3つの浴槽にのんびり浸かってから自動マッサージ機で身体をほぐした。
(9)朝食
のんびり過ごし、朝の景色を見ているだけで時間が過ぎていく。いよいよ楽しい朝食の時間である。朝食の割におかずが多くデラックス朝食だ。 |
(10)周辺の散策とショッピング
笛吹川フルーツパーク内にある「フルーツ公園直売所」に行って土産類の物色をした。特に欲しいものは無いが野菜類が新鮮で格安なので自宅用に妻が買った。
(11)昼食はセパージュでフランス料理
以前次女が旅行雑誌で見つけて妻と二人で来たというフランス料理店に決めた。このレストランは田舎の畑の中にぽつんとあるのだから驚く。中央本線勝沼ぶどう郷駅から徒歩10分くらいのところにあり、この店を知る客以外は到底立ち寄ることは無い。それでも「知る人ぞ知る」でそれなりの食通の方が客として来られる。
私たちは11:25に到着したらCLOSEでJR駅でUターンして再度来たらOPENになっていてホット胸をなでおろした。このお店は個人の住居を買い取ってレストランに改装したらしく入ってすぐは和室を改装した洋間その続きに元々の洋間となっていて全体で広い一室になっている。和室だった証拠に内法長押がそのまま残ってるのだが違和感は無い。室内には静かなシャンソンが流れており中々の雰囲気をかもし出してくれる。
ウエイターは若い男性二人で一人はオーナーなのだろうか? 二人とも物腰が低く言葉丁寧で大変感じがよい。メニューは1600円と3000円コースの2種類だった。
暫くすると一人の男性と3人の女性がワイン談義をしながら入ってこられ、その後に中年夫婦が来られ満席となった。
Cepageセパージュ | メインディッシュ | デザート |
中央道は空いており順調な走りであった。談合坂SAはパスして自宅に直行、14:25に到着した。
8、費 用
項 目 | 費 用 (円) |
---|---|
ガ ソ リ ン | 2,388 |
高速道路 | 3,600 (1800+1800) |
宿 泊 | 103,668 (24300*4+Drinks6468+Bath600) |
昼 食 | 11,860 ((Hohtoh1365+French1600)*4) |
入 館 料 | 1,200 (300*4) |
土 産 | 860 (Flower/Greens) |
合 計 | 123,516 |
今回は久々に家族四人でゆったりパノラマの景色を眺め温泉三昧の「フルーツパーク富士屋ホテルに家族で宿泊」の旅となった。