2、主 題 「TOYOTA Majesta & LEXUS IS250 の試乗」ドライブ
3、場 所 東京トヨペット日野&LEXUS 府中
4、同行者 なし
5、ルート
T394 T394 自宅────東京トヨペット日野────自宅 10:50 11:00〜12:00 12:10 R20(日野バイパス) R20 R20 (日野バイパス)R20 自宅────国立府中IC────LEXUS 府中────国立府中IC────自宅 14:30 15:00〜17:00 17:30
6、試乗車種
試乗店名 | 試乗車種 | 排気量 |
---|---|---|
東京トヨペット日野 | TOYOTA Majesta | 4600cc |
レクサス府中 | LEXUS IS250 | 2500cc |
7、内 容
今回は偶然トヨタ系販売店2社からの試乗のお誘いがあり、午前と午後試乗させて頂いた。
愛車は TOYOTA PROGRES(プログレ)で、東京トヨペット日野店からの試乗のお誘いが時々あり、今迄も色々試乗させて頂いた。今まで印象のある車は初代のプリウス、最初のクラウン・マイルド・ハイブリッドだ。ハイブリッド車は「アイドリング・ストップ」の先駆車のようなものだった。また、発進時にエンジンを使わず電気モーターだけ使うので音が静かで加速が良いという印象であった。
さて今回はどのような印象を与えてくれるのだろうか? 胸がときめく。
(1)TOYOTA Majesta の試乗
Majesta の意味は「陛下」「王者の風格」という事はご存知の通りであり、クラウンを高級化した車種である。従って昔はクラウンより2割ほど高い車であったが、いまはそれ以上に高級化されている。
TOYOTA プランドの高級車(セルシオ、アリスト等)がLEXUS ブランドに移行され PROGRES は製造停止されてしまい、TOYOTA ブランドに高級車が無くなってしまったためか、Majesta を急速に高級化したように思えた。
【試乗】
兎に角、排気量が4600ccだという。今までのクラウン級には無い大型エンジン搭載であり、加速性能は抜群である。何しろランド・クルーザと同じ大きさのエンジンを載せているのだから驚く。静粛性も抜群、内装も良い。ブレーキ特性もよく、特に注文をつけるところは無かった。
【感想】
当初、期待していなかったので、大変よい印象を受けた。
(私の家のガレージは狭く PROGRES を超える大型車は入らない)
私は約束の時間に店に行ったが担当SMは不在で暫く待った。「飛び込みのお客様が試乗を希望し同行した」との事であった。いくら顧客優先でも約束の人を無視するのは何ゆえか。只で試乗させて頂くので何も言わなかったが、そのセンスは私には理解できないものであった。
(2)LEXUS IS250 の試乗
LEXUS 府中は初めての訪問だった。この店が開店してから年数回試乗のお誘いを受けながら、今迄タイミングが合わず私が失礼をしていた。
甲州街道(国道20号)に面しており分かり易い所にある。車が到着すると既に営業マンが待ち受けていた。指示させたとおりに駐車し、店内に通された。 LEXUS は高級車イメージを売りにしているので、店の風格は超高級で天井は高く、店内の空間も十分で、その上、トイレも高級であった。 (ホテルや、デパートなど一般のお店でもトイレを見るとその高級さの尺度にもなるので私は必ずトイレをお借りすることにしている)
店員の接客態度は高級ホテル並みで驚いた。受付嬢、SMの制服的スーツ姿など高級ホテルマンのようであった。
【試乗】
ところで車の試乗である。試乗希望は LEXUS の最小型車 IS250 をお願いした。この車は PROGRES からの移行を狙ったものらしい。 ISとはインテリジェント・スポーツの略なのでスポーツタイプのの車である。実は、TOYOTA アルテッツァをベースに開発されたもので、従来のアルテッツァと殆ど形状が似ている。
国産車のドアは中々満足するものは少ないが、今日のこの車はBMW並みの感覚を味わえた。ドアは満足。
【感想】
ま、若者向けの車で、 PROGRES の客を狙ったとはいえ、コンセプトが違いすぎる。落ち着いた中に高速安定性をもった PROGRES には程遠い。 加速性能は良いように思えるが、ブレーキ特性や足回りには高級車感がない。PROGRES 客の行き場は無くなった。
当店のSMはこの店が開店して以来熱心に試乗を勧めてくださったが、「私は買わないので試乗は結構」と何度もお断りしてきた。今回この方とゆっくお話して驚いた事は、この店に来られる前は東京トヨペットのメカニックだったとの由。言葉遣い、客の話を聞く「間」の持ち方などベテラン営業マンのようであった。試乗した車は特に満足するものでは無かったが、この営業マンの姿勢には大いに感心させられた。「営業マンは、先ず自分という人を売れ」と言われるが、彼はそのモデルの様であった。
(3)試乗会の感想
Majesta は思ったより高級感があり、その走りも十分満足できるものであったが、高速安定性はテストできないので真の高級車か否かは判断できなかった。
LEXUS は高級車を売りにしたブランドなので店舗、営業マンの教育、資料の高級感など申し分はない。いま、高級車が売れない時期だけに少なくとも今は LEXUS ブランドは厳しいのではないかと思ったが、従業員にその悲壮感は感じられなかった。流石。
今回の「TOYOTA Majesta & LEXUS IS250 の試乗」ドライブは夫々を理解するのに大いに役立った。