1、日 程 平成10年12月12日(土) 晴
2、場 所 富士五湖周辺
(同乗者:なし)
3、目 的 新車・プログレ(TOYOTA PROGRES)の高速走行テスト
4、費 用
ガソリン 2,524
高速道路 3,900 (1900x2+100)
飲 食 250
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合 計 6,624
5、走行距離
総走行距離:194.0km 燃料:23.8L 燃費:8.2km/L
( TOYOTA PROGRES ODO:205 km ) (−α) (+β)
6、ドライブコース
中央道 36km 41km 73km
自宅────八王子IC────談合坂SA────大月JCT────河口湖IC
5:50 6:05 6:25--45 7:10 7:20
94km 106km 113km 144km 189km
精進湖────西湖────河口湖────大月JCT────八王子IC────
7:30--40 8:00 8:25--35 9:00 9:25
194km
(GAS)────自宅
9:40
7、内 容
(1)いよいよ出発
昨日納車されたばかりの新車プログレを、今日は高速道路でテスト走行をする予定であ
る。ツーリングと同様に早く(5:00)起床し、5:50自宅出発となった。
天気も良く、出掛ける車も多い。16号バイパスも流れてはいるが、ほぼ車が一杯の状
況故、八王子ICまでほぼ15分もかかってしまった。
(2)車酔いか
6:05に八王子ICを通過し、順調な走り出しである。高速走行の特徴がまだ分から
ないので左側の走行帯をを走ったが、目が覚めていないのか、頭がぼーっとした感じでふ
わふわした感じがする。その上、スピードが出ているようなのに追い越し車線をどんどん
他の車が追い越していく。走行メータを見ると80km/hである。これでは追い越され
るのは当然だ。なのに自分ではないようでスピードが怖い。相模湖付近に来たとき頭痛が
してきて気分が悪くなってきた。まるで車酔いの症状だ。自分で運転していて車酔いした
ことはない。
車のサスペンションが柔らかすぎるのか? タイヤがふわふわしすぎるのか?
「プログレを買って失敗したかな?」と思いつつ運転し、談合坂SAに到着した。
(3)小休憩後河口湖に向かう
ツーリング時と同様、談合坂SAで休憩。サービスのお茶を頂き15分後に出発。その
後は順調に大月JCTを経て河口湖方面に向かう。ここは車の数が少なく大きなカーブと
直線故、テストには向いている。しかし、自動速度取締機(OBIS)が設置してあるの
で要注意だ。都留ICを通過後の直線コースを高速で走行したら早速OBISの青看板が
あり、速度を落とす。高速性は抜群で静かな上、車の揺れが殆どない。しかし頭がすっき
りしないので何か満足感がない。
(4)写真撮影の場所探し
写真撮影に適した精進湖の北側に行ったが、いつもの様子と違う。あの広い砂利の広場
のようなところがない、自分の記憶が違っている訳がないのに。同様に西湖に来てみた
が、やはりいつもの広場がない。後で気が付いたことだが、どの湖も水位が上がっていた
のだ。
河口湖の北側に来てみたが、ここでは早朝過ぎて太陽光が当たらないので富士山を入れ
ても車は逆光になり、真っ黒になってしまう。今回は写真撮影をあきらめて、走行テスト
だけにした。
(5)車酔い症状の原因判明
河口湖北側で10分程、写真撮影や軽い散歩をして後、車のエンジンを掛けると、エア
コンの吹き出し口から、シンナーのような匂いが吹き出した。綺麗な空気を吸ったため
に、このガスの匂いが強く感じたのだった。
そこで気づいたのは、空気が循環になったままで、新車が出す接着剤などの有毒ガスが
充満していたため、中毒症状になったのだった。
富士と河口湖とPROGRES | 朝日に照らされたPROGRES | 逆光のPROGRES |
午前8:30 | (ストロボ使用) |
(6)快適なテスト走行 原因が分かったので窓を開け、新鮮な空気を取り入れた。勿論エアコンも循環からフ レッシュエアー取り入れに切り替えた。気分は正常に戻った。 河口湖ICから中央道に入るとスピードが上がり、風の音がうるさいので、窓を閉め又 静粛な走行が始まった。殆ど車がないが、時々追いついた車を追い越すのに一寸アクセル を上げるだけで、スーッと加速し、気持ちよく追い越せる。やはりこの車は素晴らしい。 往路で感じたような「失望感」はない。この車を選んだことは、正解だったといえそう だ。 (7)追い越し後の加速も満足 大月JCTから中央道の本線に入り、車の数が増えた。2車線とも車が常に走行してい る状況で、後ろから追いついても中々左に寄らない車も多い。しかしパッシングせずに後 ろに付いているとやっとの事で左によって進路を空けてくれた。そこで、アクセルを少し 踏み込むだけでサッと前の車を追い越してしまう。トランスミッションはシフトダウンす ることなく加速するので、本当に静かだ。コロナの時にはPWR(PowerMode)にして、踏 み込まないとこれだけの加速は出来ない。その時コロナはシフトダウンするのでエンジン 音が高くなる。 このエンジン性能、サスペンション、静粛性とも申し分なしだ。 (8)コロナとの比較 乗り心地については、上記の通りなのだが、メカ的な比較では、エンジンの回転数が 2,500rpmで100km/h,3,000rpmで120km/h,3,500r pmで140km/hである。因みにコロナ(2000cc)では3,000rpmで100km /h,3,600rpmで120km/hである。当然ながら2500ccVVT-iエンジンによ る性能差なのだろう。 いずれにせよ、プログレは意識してアクセルを踏み込まない限りシフトダウンはしない ので、あの中央道の長い上り坂でも、平坦な道のように走る抜ける。これは素晴らしい。 (9)満足の帰還 頭もすっきりし、BMWによる二輪車のツーリングのように壮快な気分で帰還(少し大 げさかな)した。満足満足。 本日のテスト走行は満足裡に終了した。 では又