ＮＥＣ那須リゾート

［２日目］11/13（金）

１）那須をもう少し見学
　予定では朝一番で猪苗代に向かう予定だったが、那須は見るところが多いので、もう少
し見学をすることになった。
　那須オルゴール美術館、ダイアナガーデンをゆっくり見学し、レストラン「安愚楽」で
昼食、猪苗代に向かう。
　那須オルゴール美術館は清里の「ホールオブホールズ」に匹敵するほどのコレクション
があり、ディスクオルゴールもたくさん展示され、実演してくれた。初めてならばもっと
感激したに違いない。
　ダイアナガーデンは２年前にイギリスに行った思い出と元ダイアナ妃のイメージから訪
問することにした、久々にイギリス特にロンドンの雰囲気を感じることが出来た。
　野口記念館には１５：４０到着で予定より大変遅くなってしまった。それでもゆっくり
見学した。ここに、野口英世の等身大の写真があり、伸長１５３ｃｍと小柄なことを発見
した。教科書の写真などでは胸より上のものが多いので大柄なイメージがあった。

オルゴール博物館	縦型ディスクオルゴール	横置ディスクオルゴール

オルゴールの数々

ダイアナガーデン	イギリスの土産	館内の土産店

野口英世・記念館

２）西吾妻スカイバレー通行止め

　今日の宿泊所である白布高湯に行くには西吾妻スカイバレーを通らねばならない。西吾
妻スカイバレーは夜間通行止めとは宿舎の管理人から聞いていたが夜間とは２０：００頃
かと思っていた。ところが、西吾妻スカイバレー入り口に１７：１０に到着したら入り口
が閉鎖されている。係員に聞くと１７：００以降は通行止めとのこと。
　まだ、１０分を過ぎたところなのでどうにか通してもらおうと交渉したがだめだった。
その理由は、既に確認の車が出発してしまい、白布側から来る確認車と峠の頂上付近で合
流し相互に確認後、双方が元の位置に戻るというシステムになっているとのこと。従っ
て、今、このゲートをくぐって行ったとしても、反対側のゲートが閉じられてしまい出る
ことが出来ないとのことだった。しかも、確認の車は携帯電話をもっていないという最悪
の条件に遭遇してしまった。
有料道路入り口の係官（県職員）曰く、迂回して喜多方市を経由するルートをとると、
白布高湯温泉迄３時間半かかるとのこと。このまま、西吾妻スカイバレーを経由出来れば
４０〜５０分で到着の予定であったので大ショックである。
　夜間通行止めの時間を正しく確認しなかった自分を責めるしかなかった。

３）迂回路を走る

　もう、迂回するしかない。西吾妻スカイバレー入り口をＵターンし、元来た道を戻る。
何ともわびしい。途中から、進路を檜原湖北側に沿った道をとったが、一車線の細い道が
多く、又、曲がりくねっている。幸い反対車線を来る車が殆どなかったのでよかったが対
向車が来るとどちらかが後退しなければならないような道路なのだ。
　この細い道を通過し、R459へ出て喜多方に向かう。後は順調に喜多方南からR121八谷
街道を突っ走る。幸い夜間で通行量も少ないので極めて順調に走った。
　小野川温泉で、少し白布方面行きの分岐点を迷ってしまった。以前、ツーリングでＴＳ
さんに案内して頂いたので感覚的には分かっていた。しかし似たような街並みに一本の道
を間違えたのだった。誤りに気づいたらもうもう簡単、走るのみで、宿舎への道を急ぐ。
　結果的には、早く、西吾妻スカイバレー入り口をＵターンして１時間４０分で、白布高
湯温泉に到着することが出来た。

４）温かい白布高湯山荘の管理人さん
　予定より大変遅くなったが、途中の電話連絡でも「遅くなってもよいから気をつけて来
て下さい。」とのことで、到着後も温かく迎えて下さった。
　前に、ツーリングでお世話になった時も大変優しさを感じたので、今回も管理人さんの
温かさを大変強く感じた。


［３日目］11/14（金）
　今日も良い天気。今日は米沢の市内見物が中心で、午後は昔私が若いＳＥの頃仕事でお世
話になった福島県庁の佐瀬様のお宅に立ち寄る予定である。
（１）米沢市内観光
　米沢市内は、ＳＴ−２１というツーリング・クラブの仲間の一人であるＴＳさんに昨年ご
案内いただいたコースをそのまま同じように観光した。笹野（一刀彫）会館、上杉神社公園
（謙信像、上杉鷹山像）、上杉廟を廻り、昼食はＴＳさんの推奨の店「豚馬亭」で豚馬亭ラー
メンを注文した。
（註）ＴＳ：Tokyo Sunrise（ニックネーム）

笹野（一刀彫）会館	上杉謙信像	上杉鷹山像

上杉廟	上杉廟（最奥）

（２）佐瀬様宅の訪問
　米沢の町を後にして、Ｒ１３を福島に向けて直行する。途中の道は順調で福島ＩＣ入り口
付近に１４：００の約束をしたが、１３：５５に到着した。佐瀬様はまだ見えない、電話を
しても既に出掛ており留守録となっていた。約束の時間を１０分経っても見えないので、待
ち合わせ場所に間違いがないか否か心配になってきた。でも１５分には見えたので安心した。
　そして、NISSANシーマで我々を誘導しながら佐瀬様宅につき、家に入る前に裏の摺上
川を見せてくれた。奥様曰く「この川は我が家の最高のご馳走なのです」とのこと。確かに
良い景色で落ち着く。そして、私は一人、３０年前にお邪魔した頃を思い出しながら摺上川
のせせらぎを聞いた。
　摺上川の景色を堪能した後、家に入ってお茶を頂き、すぐに、白鳥を見に行くことにした。

（３）白鳥の餌付け
　佐瀬様は自分で餌付けした白鳥達を私達に見せようと、一生懸命やってくれた。
　摺上川が阿武隈川と合流する地点まで、NISSANテラノで佐瀬様が奥様と一緒に案内し
て下さった。佐瀬夫妻が「ホーイホイホイ」と声をかけると、１００ｍ遠くにいる白鳥４
羽がこちらに向かって泳いでくる。そして、パンをちぎって川面に投げると仲良く取って
食べる。このくらい慣れるとかわいいのだろうと思う。
次女、加奈子も餌付け用のパンを教わりながら投げた。私と佐瀬様は写真を撮った。

（４）順調な帰路
　帰路は福島ＩＣから東北道に入り、後は真っ直ぐ東京に向けて走る。途中、安積ＳＡ、
上河内ＳＡ、蓮田ＳＡで小休止し、川口ＪＣＴから東京外環道に入り、大泉ＩＣから環八
を通り高井戸へ、そして調布ＩＣから中央道、八王子ＩＣを降りて自宅着となった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上