1、日 程 平成11年2月11日(木) 晴のち曇のち雪
2、場 所 河口湖南周辺
(同乗者:妻・修代)
3、目 的 新車・プログレのスタッドレスタイヤ高速走行テスト
(TOYOTA PROGRES)
4、費 用
ガソリン 1,822
高速道路 3,900 (1900x2)
飲 食 2,310
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合 計 8,032円
燃料代換算 29.1L:17.4L=2995:X
X=2995x17.4/29.1 X=1822
5、走行距離
総走行距離:162.9km 燃料:17.4L 燃費:9.4km/L
( TOYOTA PROGRES ODO:2020 km )
換算:ドライブ前走行:49.0km/4.2km/L=11.7L
ドライブ後走行:211.9km-49.0km=162.9km 29.1L-11.7L=17.4L
162.9km/17.4L=9.4km/L
(燃料はドライブ前に49km市内走行済みだったので、市内走行燃費:4.2km/Lで換算
しました。市内走行といっても実際は毎日・毎回の5分間の暖気と駅までの5分間の
走行往復なので本来の市内走行ではありません。そのため燃費が極端に悪い値になっ
ています。)
6、ドライブコース
中央道 35km 49km 72km
自宅────八王子IC────大月JCT────谷村PA────河口湖IC
10:40 10:47 11:10 (Pass) 11:27
河口湖 Bypass 75km 河口湖Bypass 80km 101km
───────勝山村───────河口湖IC────大月JCT────
雪のためUターン 11:48 12:05
115km 149km 163km
談合坂SA────八王子IC────(GAS)────自宅
12:15--55 13:20 13:30
7、内 容
スタッドレスタイヤに交換してから、120km/hの高速走行で右前輪のブレを感じ
ていたのでタイヤとホイールを買った店(ラブ君)にクレーム処理でホイールバラン
スを取り直してもらった。その後、テスト走行してないので本日することにした。
(1)朝は日が射す天気
朝は天気も良く太陽が出ている。しかし、天気予報では雨が降るという。一応傘を
車のトランクに入れて行くことにした。10:40とゆっくりの出発。渋滞時間を過
ぎたためか16号バイパスは順調に流れて、八王子ICに7分で入ることが出来た。
(2)ブレはなし
10:50に八王子ICを通過し、順調な走り出しである。車も割合少ないので八
王子ICに入ってすぐに右側の追い越し車線に出てスピードを上げる。120km/hの
高速走行でも車輪のブレ(振動)はない。
タイヤとホイール購入時はやはりホイールバランスが正しくとれていなかったらし
い。
再調整してもらったとき4輪とも10〜15(単位は不明)ずれていたと言っていた
。再調整後でも「ブレる」ようならハブを支えるアダプターをつけるとまで言ってく
れたので「ラブ君」を信頼できた。
140km/hでもブレないので一応大丈夫との結論にした。後はゆったり走行。
(3)小仏トンネル付近で小雪
雪がちらつき始め、天気予報は当たっていた。八王子は雨かも知れないが高尾山付
近はやはり寒いののだろう。外気温は1度Cを示している。
「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」というあの川端康成の「雪国
」を捩って「小仏トンネルを抜けると雪国かしらね?」などと助手席に乗っている家
内が言う。「まあそうかな?」なんて言っていると本当に雪が多くなり前面のガラス
の雪は間欠ワイパーでは間に合わないほどになってきた。大月JCTを左折して河口
湖方面に向かう。どの車もスピードを落とし80km/hで走行している。私は100km
/hで追い越していくが、こちらはスタッドレスタイヤなので安心だ。都留付近はもう
畑や民家の屋根が白くなっている。そして外気温は零度Cを示している。
(4)雪が益多くなり路面に積もり出す
私の後ろにずーっと着いてきた白のスポーツセダンは都留ICを降りてしまい、私
の車だけになってしまった。暫く行くと谷村PA付近で左側車線を串団子のようにな
ってゆっくり走行している車の群があったがすいすいと追い越していく。
もう数センチ積もっているのでスタッドレスタイヤを装着してない車は恐ろしいに
違いない。
(5)スタッドレスタイヤの雪道走行テスト
スタッドレスタイヤの雪道走行テストが出来るとは思わなかった。
今回は意図をせず結果的にスタッドレスタイヤの雪道走行テストが出来たので大き
な収穫だった。プログレには雪道で車輪が空転したり横滑りするとするとそれを補う
ためのコンピュータコントロールVSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)
が着いている。走行車線から追い越し車線に変更するために溜まった雪を越える時な
ど多少の車輪の空転や横滑りが起こることがある。そのような時、この制御が働きそ
のことがオプティトロン・メーター(速度計、タコメータ、燃料計、その他の表示が
青く輝いて見えるパネル)にオレンジ色で滑りマークが表示されるのですぐに分かる
。中々、良い機能だ。
雪道でも本当に安心して走行できる。やはりプログレで良かった。
(5)河口湖IC付近は10cm位の積雪
「河口湖−須走間チェーン規制」との電光掲示の道路標識が出ていた。我々は河口
湖ICで降りる予定なので問題ない。ICの係員に「雪がすごいね」と言ったら、「
まだ降り始めて1時間半だよ」と言っていた。ということは、すぐに積もってしまう
ということなので、この話を聞く前は「河口湖温泉でも入って休んでから帰宅しよう
」と思っていたのだが、急遽予定を変更して「少し雪を観賞してからUターンして帰
ろう」ということになった。
(6)河口湖バイパス途中でUターン・記念撮影
河口湖ICを出て右折し、河口湖方面(右折)の交差点を曲がらずに河口湖バイパ
スを真っ直ぐに走った。この道は直線で緩やかな上り坂になっている。進むに従って
雪の量がはっきり分かるくらい増えていく。喫茶店かレストランの駐車場でUターン
をしようと思ったがタイミングを得ぬまま、この坂を登りきる少し手前の勝山村付近
まで来てしまい、仕方なくその近くの信号でUターンをして河口湖ICに向かった。
本栖湖方面進行
中の左手には沢山の喫茶店やレストランがあるが、同じ道路の東京方面の左手はファ
ッションホテルばかりで停車して記念写真を撮る場所がない。やっとの事で「どさん
こラーメン」の駐車場がありそこで降雪の記念撮影をした。写真を撮るだけの数分な
のに頭から皮ジャンまで雪で真っ白だ。
その駐車場はもう積雪が20cm位有りノーマルタイヤでは走れない。その駐車場の
入り口に車が一台来たが歩道の高さの段差を登れずに立ち往生している。多分ノーマ
ルタイヤなのだろう気の毒に。
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雪のプログレ(引き返す) |
(7)雪は降る降る
前面が真白でワイパーは働きっぱなし。しかも、後部ガラスにも雪が積もり出し、
後部が見えなくなった。早速、リアガラスのヒーターを入れフロントも電源を入れる
。前面もワイパーだけではよく見えなくなってきたからだ。電源を入れるとすぐにク
リーンな雪景色を見ることが出来た。
私は30年ほど前、福島県庁のコンピュータ導入のチーフSEとして長く常駐した
頃、お客さんとスキーに行ったりして雪道走行は慣れている。その後も毎年車でスキ
ーに行くので色々な条件の雪道走行は慣れていて私にとっては雪道走行は返って楽し
い。
(8)河口湖ICはチェーン規制
河口湖ICは既にチェーン規制しており、ゲート前でそのチェックをしている。係
員が私の車のタイヤを見て「スタッドレスタイヤですね!」というので「ハイ」と答
えると「どうぞ」といってゲートを通してくれた。ゲートの左には通過した車が5台
ほど一列に並んでチェーンを掛けていた。ということは?この人達はここまで全面雪
で固められた道路をチェーンをせずに来たということか!恐ろしいこと。雪の怖さを
全く分かっていない。「事故を起こさないと分からないのか!馬鹿者!」と心の中で
呟いていた。
(9)河口湖ICからは雪が舞う
降雪の状況は益々激しくなり正午近くなのに夕方のように薄暗い。皆、ヘッドライ
トを点灯している。殆どの車が左側を40〜50km/h位で走行している。私は70〜
80km/hで右側を快適に走る。時々、串団子になった車の列が切れたときには、当然
、走行車線に戻るのだが、追い越し車線と走行車線の間の積もった雪を横切るので「
ザァー」と雪をはじき飛ばす音がする。走行車線を変更するときは横滑りしやすいの
で慎重に行う。ま、これも楽しい雪道走行だ。
(10)雪の走行をデジタル写真に収める
暗い雪道の走行しながら、その情景をデジタルカメラに収めた。
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河口湖ICからの帰路 |
JRリニア実験線のガード |
(11)談合坂SAで昼食
行きには大月JCTはまだ積雪はなかったのがもうかなり積もってきているこのま
まだと八王子まで雪になるかも知れない。早く帰えろう。
丁度、昼食の時間なので談合坂SAのレストランで昼食を取ることにした。いつも
ツーリングの帰りではお茶を飲むだけの休憩なのでここのレストランで食事をしたこ
とはない。しかし、結構落ち着いていて中々良い。
「甲州地鶏ほうとう」1,100円也を注文した。大きな鉄鍋で、鶏肉、うどんに
加え、栗カボチャ、ニンジン、豆腐など具も沢山あり大変美味しかった。
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談合坂SA駐車場の雪 |
談合坂レストランに雪が舞う |
雪が積もったプログレ |
(12)八王子も雪
レストランから携帯電話で留守番の娘に天気の状況を聞くと八王子も霙(みぞれ)
混じりだという。やはり早く帰るのが良さそうだ。もう談合坂から小仏トンネルまで
路面には着雪しており殆どの車が40〜50km/hで走行している。こちらは70〜8
0km/hで快適に走る。小仏トンネルを抜けると路面の着雪はないが相変わらず雪は降
っている。段々、霙混じりで全面ガラスに当たる音がパチパチと聞こえる。
八王子ICに無事到着したが、まだ霙混じりの雪が降っている。
(13)中央道一部閉鎖
家に着き片づけをした後、TVを見ると「中央道・大月河口湖間雪のため通行止」
とのテロップを家内が見た。本当によい時間に帰宅出来たことを幸いに思う。予定の
温泉に浸かっていたら今頃一般道を時間を掛けて帰らねばならなかった。
(14)テスト走行・完了
本日のドライブの目的はスタッドレスタイヤ装着時のブレ(振動)のないことを確
認するための高速走行テストであったが、「スタッドレスタイヤによる雪道走行テス
ト」まで出来たので短時間で大きな収穫があった。
これでテスト走行は全て完了した。
では又、お会いしましょう。