続・味のれんオフ会レポート
〜年忘れ酒乱舞踏〜
１２月２３日
いよいよ来てしまったよ。味のれん忘年会！厳密に言えば、ガンパレ・式神・暴プリによるアルファ合同オフ会なんだけどね。
ここ数日間、体調不良気味のハチ。は〜とふる新刊もあったんだけど、このオフ会を最優先するハチ的には、年内の原稿アップをあっさりと諦めて体調の調整に勤める。その甲斐あって、辛うじて飲みまくりに耐えられる体になってる…と思いたい。
早めに起き、ゆっくりと午前中を過ごして昼過前に家を出たハチ。列車で移動するんだけど、今日は平成の天長節であるのと同時に、名雪の誕生日有馬記念の日でもある。そんなワケで、荒尾で途中下車して有馬記念の馬券を買うことにしてる。
いつもの通り、今日の予定を発表。１：博多駅からＪＲで特急に乗る。２：荒尾で途中下車し、荒尾競馬場に行く。３：有馬記念を当て、ついでに荒尾のレースもズバズバ当て、ウハウハで熊本に移動。４：稼いだ金で味のれんで豪遊。５：オフ会終了後、新市街のサウナで待機。６：０４２０時熊本発のドリームつばめに乗って博多へ帰る。こんな感じナリ。
特急有明で大牟田まで乗って、普通に乗り換えて荒尾へ。荒尾も特急は止まる事は止まるんだけど、止まる本数が少ないんで、一駅前の大牟田から乗り換える方が手っ取り早い。さて、ＪＲ荒尾駅。偶然バスが来てたんで、あっという間に競馬場へ。ま、バスに乗らないでも歩いて１５分で着けるんで問題ないが。
小道を抜けると、一面見渡す限りの海。その一角に荒尾競馬場がある。ここに来るのは２回目になるね。ここは指定席からの眺めが素晴らしいから、絶対に指定席を勧める。とアルファのスタッフも薦めてたので、今回は指定席券を買う。５００円（入場料１００円は別途）ナリ。
入場した時には、時計は１４００時を回っていた。７レースが終わった直後で、８レースの発売が始まってた。早速、検討に入るハチ。地方競馬ってのは、大抵は本命サイドで決着しやすいモノ。まずは手始めとして、1番人気から４点流しで買う。食堂でカレーを食らいながら、８レースを観戦。１番人気が１着。が、２着に最低人気が飛びこんできて、いきなりの万馬券。思わず凍りつくハチ。
ちょっと待て！万馬券かよ？！１０頭立てで、その上、１番人気が連対しててだぞ？童謡…いや、同様…違う、ＤｏＹＯ！……いかん、冷静になろう。そんなワケで、動揺しまくりのハチ。が、この小頭数での、この決着での高配当は、中央競馬ではちょっと有り得ない。つまり、荒れまくりではなく、通常が本命対抗がしっかりしてる事の裏返しである。と判断したハチ。気を取り直して、本命狙いに挑むハチ。
その前に有馬記念。前にも書いたように、オペラオーの本命は揺らがない。っていうか、どうひっくり返しても揺らぎようが無い。
が、ハチとしては、とっておきの秘密兵器的穴を用意してる。その名はテイエムはテイエムでも、テイエムオーシャン。金曜の夕刊紙の枠準を読んでて、今年の有馬記念は「敬宮（としのみや）愛子内親王殿下御誕生慶祝」って冠名が付いてるのを見て、これだァァァァ！！！！って思ったね。このメンバーで一番若い牝馬がオーシャンなんで。
これだけだとケントク買いの領域に入るんだけど、根拠はそれだけじゃない。このメンバーの中では、特に逃げる馬がいないので、スローペースになりそうな予感。差し組が脚を余したまま、前残りする可能性も考えられる。なら、前の方でレースを出来る馬が都合がよかろう。と、そう思った。オーシャンも桜花賞で、スローペースの中、道中好位に付け、直線で抜ける勝ち方をしてる。しかも、５３キロの軽ハンデも武器になるハズ。
そんな理由で、オーシャンが２〜３着に滑り込む可能性アリ！そう考えたハチ。本命がらみで買った馬券と同時に、オーシャンからワイドで流した馬券も買っておいた。１００円単位だけど、当たれば収支が一気にプラスする配当ばかり。指定席にはＪＲＡ専用窓口は無いので、下に降りてスタンド１階の窓口で馬券を買う。
時間が流れ、あっと言う間に有馬記念の発走時間。指定席のモニターで観戦するハチ。今年のＪＲＡのＣＭの顔だったナイナイによるカウントダウンの後、ファンファーレと歓声が轟く。ここ荒尾のスタンドでも、ちょっとした拍手が鳴る。スタート！道中、スローペースでレースが進む。オーシャンは先頭集団、オペラオーも中段ぐらい、と結構良い位置でレースを進める。４コーナーで、早くもオーシャンが沈む。やはり３歳牝馬では荷が重かったか？問題のオペラオーは、直線でグイグイと伸びて行く。今度こそ、今度こそ、今度こそ、大丈夫か？大丈夫か？大丈夫か？大丈夫か？
直線まででは３着以内は確定！と思ってたら、マンハッタンカフェが大外から豪快に古馬を斬り捨てて、まさかの優勝。オペラオーは５着。あああ……んでもって、２着には最低人気のアメリカンボスが滑り込み、馬連４８６５０円の超万馬券。しまった！こっちの方だったか！！
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| ハチの悶絶馬券その１ | 悶絶馬券その２ |
十中八苦、Ｋが嬉々として電話をかけてくるだろうから、呆然としつつも、携帯の電源を切っておいた。が、世の中はわからない。その後の佐賀のメインレース（相互場外やってるの）で、馬連複８４１０円をズガン！と当ててしまう。２００円買ってたから、１６８２０円の払い戻し。いやぁ…マグレ当たりってあるもんだね☆収支プラスどころか、今日の交通費まで稼いでしまう（汗）当然の事ながら、荒尾には馬券コピーなどという気の効いたサービスは無いので、近くのセブンまで走ってコピーしに行った。
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| 起死回生のガンパレード馬券 |
凱旋将軍然として、熊本入りするハチ。新市街のアニメイトでＫと合流する。オフ会開始まで時間があるので、途中、マックで時間を潰す。一部始終をＫに話すと、Ｋは呆れかえっていた。「貴様なぁ…変なところでツキを使いおって」
「儲けたのなら、話がある」にょ？「貴様のカメラは壊れているであろう？」んにゃ。精々、スイッチを入れて１０分後しないと起動しなかったり、ズームをこまめに動かしてアイドリングしておかないと、シャッターが反応しない程度だけど。
「そこでだ、このデジカメを買ってみないかね」Ｋが、未開封のカメラを取り出した。タバコ大のカメラ本体と付属品がパックになってて、俗に言う玩具デジカメの類に属する物件なようだ。「性能は使い捨てカメラ程度であるが、ちょっとしたスナップ程度なら、非常に便利であるぞ」ふ…む。丁度、儲けた事だし、買ってみようかな。「そうであるか。我輩は９８００円で買ったが、その値段で買えとは言うつもりは無い。まずは貴様の言い値を言ってみよ」じゃ、５０００円。「６０００円にせよ」…よし、買った！
そんなワケで、カシオの「ＤＥＧＩＴＡＬ ＣＡＭＥＲＡ ＬＶ−２０」をゲット。３０万画素クラスの軽デジカメで、ＵＳＢ対応。撮影後のチェックは出来ないけど、手軽さが武器。んで、こんな↓感じ。
スペックが低いので、画像の質はイマイチなのだが、カメラの癖を把握できれば、意外と使えるのではなかろうか？あ、この写真、味のれんのカウンターね。
１９００時。開始にはちょっと早いが、Ｋの方で準備があるので、味のれん入りする。Ｋが設営してると、もっさー氏が登場。その後、ゾロゾロと参加者が入場。コミケ直前って事もあってか、地元組ばかりで、遠方組はいないかな…と思ってたら、愛知と大阪から来た漢が登場！最後の方に、ＣＣさくらの人（仮）と相馬司令がやって来て、メンバー集結。今回は、九州が８名、本州が２名の、計１０名ナリ。
今回の宴会はセットになってるので、会費は抑え目。で、続々と料理が並べられてゆく。
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| 当然、定番のコロッケやアップルパイも健在 |
相馬司令の乾杯の音頭を聞き流し、乾杯。オフ会の始まり。その後のハチは例の如く、酔っててあんまり覚えてない。以上！….では、面白くも無いとも無いので、覚えてる断片的情報を元に話を進めていく。
乾杯に先立ち、最初に飲む物件を注文する面々。結果、ジョッキ８名、日本酒１名。そしてウーロン茶が１名。「ドリンク・ハラスメントはいかんな」とは相馬司令の言葉。ハチも同感。飲めないのは仕方が無いな…ん？皆、一斉に不審そうな目でハチを見るのは何故だろうか？
そんなこんなで、乾杯。平均よりややスローペースで１杯目を飲み干す。２５秒程度。始めの１杯目は３０秒切ってこその酒乱舞踏☆すかさず２杯目をチョイスするハチにふりかかる視線は、歓喜か？それとも軽蔑か？
２杯目も、５分程で飲み干す。ちょっと食事を食らい、今度は日本酒を頼む。今日は味のれんしかなかったが、１本頼むハチ。それを飲むと、熱唱するハチ「♪海は広いな〜大きいな〜沈めてみたいな〜北の船〜」白状してしまうと、実はジョッキ２本の時点で、かなり気分が悪くなってたりする。ここ最近、酒への耐性が低くなってるのか、度重なる二日酔いに対する防衛手段なのか、ビールジョッキ２杯程度で、かなりダメになる。家で飲む時は、この時点で止めてしまうが、このように心置きなく飲める場所において、更に飲んでしまうと、アルコールに対するリミッターが解除され、もう一人のハチ、酒乱舞踏・八兵衛の登場となる。
日本酒を開けた時点で、酒乱舞踏モードに突入し、ガハガハ言いながら飲みまくるハチ。その頃には宴も落ち着き、各自持ち寄ったネタを元にして、会話が展開される。まずは、もっさー氏が持ち込んだ模型誌。そこには、士魂号のモデリング特集が組まれていて、只、キットを組んだだけではなく、各キャラ仕様の凝ったカラーリングに、メンバーの注目が集まってた。とは言うものの、ガンプラと美少女フィギュアが紙面の大部分を構成してるこの雑誌において、士魂号は明らかに浮いていた。これが衆目一致の結論となったりする（笑）
続いて、前々から話題になっていた、佐々木社長が取材を受けたという「コンテニュー」誌。取材は、何と味のれんで行われていて、写真も掲載されている。取材内容よりも、同誌に掲載されていた、芝村氏ｉｎ味のれんの写真が、完全にタヌキか何かの置物と化していた事に、皆の注目が集まってた。
続いては、話題の（？）怪しいオタク専門誌「バグナード」２ちゃんねるの特集を読むに至り、２ちゃんねる嫌いの血が騒ぎ、って言うか沸騰し、延々と２ちゃんねる批判演説を展開するハチ。詳細は覚えてないが、今思えば、ギレンのアジ演説よりもサムい代物だったのだろう（汗）
続いてはＫが、２本の酒瓶を取り出した。「今回の為に用意したものである」ここ味のれんでは、料理によっぽど自信があるのか、常連クラスになると酒の持ちこみは割と自由になる。で、この物件、ゆうパックのクリスマス企画商品だそうだ。赤と白のスパーキングの２本で、ラベルには好きな名を入れてくれるという。「ほら、貴様の名を入れてやったぞ」ラベルには、しっかりと酒乱舞踏の名が。皆で分けて飲む事に。ちょっと強いか。
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| 空き瓶を貰ってきて、後日に撮影。見づらいけど分かる？ |
更に、ガハガハ言いつつ、水割りから酎ハイに至るまで、徹底的に飲みまくるハチ。その時点のハチは、２ちゃんねるとひろゆきの悪口批判ばかり、わめいてたような気がする（汗）
そうする内に、会もお開き。Ｋともっさー氏に両腕を捕まれ、言わば捕まった宇宙人状態となり、熊本の街を闊歩する。何せ酔ってるハチ。月面を歩いてるように足取りが軽いのだが、それを必死に抑える両名。まるでトイザらスのＣＭの如く。やがて、新市街のサウナに到着する。
「よいか？入る時だけで良い。その時だけはシャンとせよ！泥酔とバレたら、即刻アウトであるぞ！わかっておろうな？！」何度もハチに言い聞かすＫ。分かってるって☆それに、ハチは全然酔っちゃいまＳＥ〜〜〜んＹＯ〜〜〜〜〜〜〜〜にょほほほほ女犯〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さ…て、顔をパシパシと叩き、気合入れてサウナの門をくぐるハチ。「はい、いらっしゃい」サウナ入りたいんですけど「何時まで入ります？」え〜っと、夜中のドリームつばめに乗るんで、４時には出たいかな？「深夜料金込みで２５００円ね」はいはい「４時前には呼びますから。では、ごゆっくり」ついでに貴重品もフロントで預かってもらい、サウナ着（？）に着替えるハチ。
とりあえずは風呂。体洗って風呂入って、ちょっとサウナにも入って、仮眠室でくつろぐハチ。ソファーでゴロリとなり、今日の事を…思い…だ……し…………
「お客様、お時間ですが」従業員のあんちゃんが、ハチを起こしに来てた。時計を見ると、０３５０時。おっと、時間だ。ちょっと慌て気味に服を着替えるハチ。フロントに財布を返してもらい、サウナを後に…「お荷物は？」ハッ！危ない、危ない（汗）このフロントのオヤジの落ち着き様ったら…酔っ払いの扱いには完全に慣れきってる。そういう感じナリ。
再び新市街。サウナのオヤジの話では、熊本駅まではタクシーですぐって言ってたけど、今の時間で簡単に捕ま…おお、簡単に捕まった☆早速乗り込み、熊本駅、と行き先を告げる。「ドリームつばめに乗るとですか？」おや？分かってるナリよ。ま、今の時間に熊本駅に行こうって奴には、これしか無いがな。新市街で遅くまで遊んで、ドリームつばめに乗る為にタクシーで熊本駅へってのは、案外メジャーな手段なのかも知れない。
０４１０時、熊本駅に着く。熊本駅まではほぼ、ワンメーターで済む。駅のコンビニで飲み物を調達し、車内へ。車内は、屍の如き乗客がポツポツと座席にうずくまっていた。中には、２席使って即席ベッドにして寝てる乗客も。０４２０時。ドリームつばめが動き出した。
起きて時間が経つにつれて、アセトアルデヒドの苦痛がハチの体を蝕み始める。顔を蒼くしてトイレに駆け込むものの、胃液に近い物件のみをリバースするのみ。そして、トイレに駆け込んでは、液体をリバース。座席に戻って水を一口のみ、ちょっとウトウトする。気分が悪くなって、再びトイレへ駆け込む。を２０分サイクルで繰り返した。この後は仕事行こうかと思ったけど、仮病してサボろうか？って考えるところまで追い詰められるハチ。
０５２５時。博多駅へ到着。駅のトイレで、オフ会で食した食事の大部分を返却し、ようやく気分が良くなる。更に、酔い覚ましの熱いブラックコーヒーを胃に流し込み、徐々に体調が良化する。ここで、今日は仕事に行こうと決心するハチ。朝一番のバスに乗り、一度家に帰る。荷物を置いて、お茶漬けを食らい、仕事へと向かった。
その日１日は、大変だったけど、何とか仕事を無事終わらせた。これで一安心…が、帰宅時から、喉を痛め＆熱を出す。思いの他、体力を損なってたようで、風邪引いてしまった。しかも、クリスマス明け以降は絶対に仕事を休む事は出来ず、以後１週間、風邪に苦しめられる事になったとさ。あああ……