川口デニム探検隊特別編
恐怖!古都ハイムに再び、謎の賞金稼ぎを見た?!
ヴァイス「次の目標は、サークル@戸@水のアジトだ!」
部下「はぁ…しかし、デニム一味が海路ハイムに向かっているとの情報ですが」
ヴァイス「それは後回しだ!@戸@水の抱き枕職人、@ャンコ・マスダなる者が、デニム一味に助力しているらしいのだ。急ぎ向かい、@ャンコを捕らえるのだ!」
部下 「ハッ!」
駆け足で部屋を後にする部下
ヴァイス「そして奴に、カチュア萌え萌え抱き枕を作らせるのだ。フフフ…ハハハハハ!!!カチュア・イズ・ビューチフルッッッッッッ!!!!!」
オベロの海を行く一隻の舟
システィーナ「ねえ、ウォルスタ解放軍って実際のところどうなのかしら?ほら、この前戦った、壊乱と名乗って本当に壊れてる騎士とか、自分のクラックプレスの下敷きになった魔道師とか、本当は、取るに足り無い連中なのかも…」
デニム 「……」
舟は風を帆に受け更に進む
古都ライム
デニム 「すっかり暗くなっちゃったね」
カチュア「まったく、この私が夜中にコソコソしないといけないなんてイヤだわ」
夜の街をさまよい歩く姉弟
デニム 「あれ?ここはどこだろ」
カチュア「もぉ〜道に迷っちゃったじゃないの!」
デニム 「ここは…ゴミ捨て場らしいね」
カチュア「臭いわね…イヤな予感がするわ」
??? 「そのとおりさ!ねーちゃん!!」
突如ゴミの山が立ち上がりカチュアを捕らえる
デニム 「ザパン!貴様、生きていたのか!」
ザパン 「わははは!デニム、こんな所で会えるなんて、オレ様は本当に、ラッキーな男だぜ!」
カチュア「何であんたがここにいるのよ?今日は生ゴミの日じゃないわよ!」
ザパン 「よくぞ聞いてくれた!オレ様は貴様らに屈辱的敗北を喫してから、復讐を誓い、猛特訓をしたのだ!」
デニム 「大体見当がつくけど…あまり聞きたくないな」
ザパン 「オレ様はこの芳しきゴミの山を駆けまわり、とろけるような魅惑の下水道を泳ぎ、ハエ一億匹殺しの荒行をこなし、下水道のボス巨大ネズミとの闘い勝利して、この肉体的に最強の芳香戦士となったのだ!」
デニム 「うわ〜っ聞きたくない!」
カチュア「芳香、は余計よ!」
ザパン 「というわけで貴様らは、オレ様の上品かつ『えくせれんと』な香りの中で、苦しまずに死ねるのだ。どうだ、ありがたいだろ!…ん?あれは何だ?!」
闇から現れた一団にザパン連行される
ザパン 「おい、コラ!何しやがる!放せ!」
デニム 「あれ?『ハイム清掃局』…なるほどね」
カチュア「何で私も連れ去られるのよ〜!」
デニム 「ザパン!姉さんを放せ!」
ザパン 「オレじゃねぇ!こうなったらデニム!カチュアを返して欲しければ、アルモリカ城へ来い!!」
カチュア「デニムー!」
ハイム清掃局に運ばれ…じゃなくて、連行される二人
デニム 「姉さ〜〜〜〜ん!!!!」
デニム「……行くの止めようかな?」
かくして、ザパンに愉快…じゃなく、誘拐されたカチュア。果たして、カチュアの運命や如何に?次回、川口デニム探検隊特別編は、アルモニカ城に輝く一筋の閃光!「戦慄!アルモニカ城に謎のデコ助を見た?!」をお送りします。お楽しみに。
デニム 「え〜っと、番組の後に、視聴者の皆様へのお知らせがありますので、最後までご覧下さい」
--- 番組からのお知らせ ---
川口デニム探検隊年末スペシャル放映決定!!
ガルガスタンが誇るおバカ騎士ザエボスがデニムの行く手を阻む!
ザエボス「クレリック2人いれば必勝!是、猊下の定説なりィィ!!」
ガルガスタン残党の執拗な攻撃がデニムを襲う!
ジルドア「鳥フェチで何が悪い!!」
ザエボス「定説!天声!手かざし療法!足の裏診断!猊下万歳!!」
川口デニム探検隊特別編、年末スペシャル「真の恐怖!コリタニの大地にガルガスタン残党を見た?!」近日放映!お楽しみに。