ハチ的tenjin.be#2レポート
打ち上げ宴会観察日記

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7月8日


 朝。外の清々しい空をよそに、PCを前にして、苦虫噛み潰したような表情をしているハチ。

 今日はtenjin.be#2の日。しかしながら、時は、夏コミ新刊の執筆真っ盛り。本来ならば、そんな時期にイベント行くなど、とんでもないところ。だが、(今思えば)何を血迷ったのか、申し込んでしまったりする。しかし、申し込んでしまったのは仕方ない。何とかスケジュールを調整して、対応することに。その結論が、前夜から完徹にて、朝までに表紙の彩色を済ませてしまおう、って事。

 ところが、まぁ…予定が上手くいかないのが世の常、八兵衛さんの常。表紙完成を待たずして、時間切れ。もう出発しないと間に合わない。慌しく準備を済ませ、出発。

 早々と設営を済ませ、開場の時を待っていた。――いや、ちょっと違うか。う…ん。何というか……寝てた

 7日の夜明け前に、原稿に取り組むべく起きて以来、何やかんやで、約30時間起きっぱなしだったもんな。そんなワケで、イベントそのものの記憶は、前回同様、あんまり無い。いやいや、別に無くても構わない。何せ、このイベントの真骨頂は、イベント終了後にあるのだからねぇ。

 さて、時は過ぎ、1700時をちょっと回ったところ。場所は、天神とらのあな隣の居酒屋。そう、イベント2回目で、すでに恒例と化している打ち上げ宴会なのだよ!

 ♯1の時にも書いたが、基本的なことはどっかのそれと準拠する。なので今回は、違う点などを取り上げつつ、九州同人のワンダーランドってか秘宝館的空間、tenjinbe打ち上げ宴会の模様を、書いていきたいと思う。

 地理的状況故に、一旦帰宅して荷物を置いて舞い戻ってきたワケだが、そんなハチが着いた時には、まさに乾杯直前。で、テーブルには、前回には無かった料理の山が。

 ――前回のレポートを見て無い人に解説すると、ここの打ち上げは、トレジャー方式のような飲み放題コースを採らず、酒も料理も、各々勝手気ままに注文して、最後にワリカン清算するシステムになっている。居酒屋の飲み放題コースってのは、大抵、食い物が不足するものだが、その心配が無い。

 つまり、胃にモノを入れて飲み続けられるので、酒が弱くても、比較的長時間戦うことが可能となる。当然、酒が飲めなくとも楽しめる。それに、セットのように、事前に人数を決めておく必要が無いので、トレジャー8打ち上げドタキャン事件(※)のようなトラブルを心配しないでいい。

 その反面、参加費が流動的になるという欠点がある。(先に言っておくと)前回、そして今回も、予算3千円で済んでいる。これは奇跡的な事だろう。

 話を戻そう。で、テーブルに並べられた料理の山を見て、完全に注文フリーだと流石に辛いのでコースを採用したのか?と思ったが、スタッフに聞いてみると、どうやら違う。コースではなく、普通に注文したものだという。これだけの大人数が、やれ酒だ料理だの頼んでると店が混乱し、一向に乾杯が出来ないので、最初の料理だけは先に準備したのだとか。これ以降は、各自で注文可能となる。

 頼むのが酒だけなので、前回よりはすんなりと進行し――と言っても、かなりグダグダのダラダラではあったが――乾杯と相成った。実際の動機衝動欲望はともかく、表向きの理由は参加者の交流であるので、とりあえず周囲の人々と話をしてみる。

 たまたま近くに、主催の河合さんが居たので、前々からずっと胸に秘めていた想いを、この機会に打ち明ける事にした。

 今回も参加通知が届くの遅かったじゃねーかよ!

 いや、上のは、本音を忠実に表現したもので、実際はもうちょっとマシな言い回しをしたんだがな。河合さんも、流石にそこらへんは頭を抱えてるようで、次回での改善を約束した。ってか、他の人々も同じことを考えていたようで、この話を振るや、周囲から吊るし上げ状態になってたもんな、河合さん。tenjin.beの明日は、まだまだ遠いようだ。

 さて、気になる人数だが、いちいち数えるのが面倒なんで、テーブル1つの人数を数え、それから人数を算出してみた。結果、堅く踏んで40名。イレギュラー人数を含めると、50名強は居たかもしれない。仮に45名とすると、イベントの参加総数は約480名(公式発表)なんで、昼間イベント会場に居た11人に1人は、この場に再び集まっている事になる。いやはや、tenjin.be恐るべし、であるな。

 ところで、トレジャー宴会は、120分という時間制限がある。それに、元締めたる武田さんの「時間で元取りやがれ!」の言葉で始まるので、一旦始まるや、始めから急ピッチで進む。それに、先に書いたように、ツマミが少ないので、酔いが回るのが速い。なので、壊れる人は意外と少なかったりする。

 …ん?酔いが早いなら、何で?って思うだろうが、んな逆説的な理論が、これはこれで成立しちゃうんだよ。ってのが、あんまりペースが速すぎると、酒があんまり強く無い人は、早い段階で戦線離脱してしまう。つまり、ギブアップするか壊れるまで飲むか、の二者択一の傾向が強くなる。

 一方、tenjin.beの打ち上げ宴会は、つまみは自由に食べられるし、2時間どころか3時間以上続く。ゆっくりと飲んで食ってが出来るので、酔いがじっくりと、確実に回ってくる。つまり、参加者の人々は、時間をかけて、ゆっくりと、しかも確実に人格が崩壊していくのである。現に、いつもは、飲み会戦線八兵衛付政治将校のKでさえ、この場だけは、どうかしていた。(伊集院ラジオ的表現)

 最初は、人見知り的緊張感が解け、明るい会話が飛び交う。それが次第に、ディープな内容へと変貌。酒が進み、参加者各位の脳内アルコール濃度が増すと、理性で抑圧されていた本能が、口から行動へとシフトチェンジしていく。

 その中で、一番インパクトだったのが、恐怖・内股フェチ(NATOコードより。正式な形式名称は不明)だったな。この人物、手当たり次第、他人の内股に手をやるセクハラ行動を連発。しかも相手は、オンリー。

 記憶が曖昧で恐縮だが、多分、2100時頃に終了。清算&支払いを済ませた河合さんが、恒例の儀式を行う。領収書の公開である。流石はNPO法人。収支を、しっかりガラス張りにしようとする意図(?)バリバリだ。先の選挙で、党の足をズルズルと引っ張り、首をギリギリと締め上げたる元大臣氏も、少しは見習って欲しいものだ。

 ってか、我々貧乏人が、10万を超える領収書を、肉眼で見る機会なんて、そうそう無いので、貴重な経験ではある。(…あ、ホワイトカラーなら、あるか?)

 こんな感じで、打ち上げ宴会は、お開きになった。この期に及んでも、未だ侠気あふるる者は、2次会へと消えていったが、ハチは寝不足でヘロヘロだし、あと6時間後には起きて、夏コミ原稿を描かないといけない。なワケで、早々と家路についたハチであった。

 いやいや、原稿合間のリラックスとしては、最高の一日であったな。次回は10月のbooks.tenjin.beなんだけど、残念ながら、その日は仕事なんで出られないのが惜しい。いや、悔しい。

 ……宴会だけでも出ようかな。

 あ、その日、Kから妙な韓国土産を貰ってたんだが、その件は後日書くことにしよう。



 (※)トレジャーの打ち上げは、参加者は事前に申告しておくシステムになってるのだが、‘06年夏のトレジャー8の打ち上げにて、5名のドタキャンが発生し、その分の差額(参加費3500円×5=1万7500円)を武田さんが自腹で払う羽目になった、という事件。


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