JEAN GREY aka PHOENIX ジーン・グレイ(フェニックス) X-MEN最初のメンバーで、プロフェッサーXと並ぶ最強のテレパシー使い。 X-MEN結成当初から活躍、チームメイトでリーダーのサイクロップスとはその頃から恋愛関係にあった。ある時宇宙空間でスペースシャトルの事故に遭い、半死半生となる。そこに現れたフェニックス・フォースなる生命体にジーンは救われ、救出ポッドに保護されてジャマイカ沖に流される。この時、フェニックス・フォースはジーンの肉体および記憶と人格をコピーして(要はジーンになりすましたんですな。何でか知らんが)フェニックスの名でX-MENに復帰。が、数か月後にX-MENの仇敵、マスターマインドにフェニックスは洗脳され、敵対組織ヘルファイアー・クラブの幹部に。その過程でフェニックスは発狂、破壊と混沌の権化、ダーク・フェニックスに変身する。とりあえず、とある銀河系を破壊して50億の宇宙人を皆殺しにしたダーク・フェニックスだが、X-MENとの闘いの最中、蘇ったジーンの意識により自決。これで誰からも死亡したものと思われたジーンだが、そういえば件の救出ポッドの中で生きていた。勝手に死んだと思われるわ、留守中に自分の名前を騙られて50億人殺しの犯人にされるわ、完全に踏んだり蹴ったりであったジーンだが、後にスーパーヒーロー・チーム、アヴェンジャーズに救出されてX-MENに復帰。しかし帰ってきてみたら元彼のサイクロップスは自分そっくりの女、マデリーン・プライアーと結婚して子供まで作っていやがった。大ショックを受けるジーン、だがマデリーンはX-MENの仇敵(またか)ミスター・シニスターが造り出したジーンのクローンであったから、瓜二つでも無理はなかった。そういうややこしい状況の中でマデリーンは発狂、ジーンと闘って倒される。というわけで少なくとも2回は死んだものと周囲に思われていたジーン・グレイですが。非常に苦労人なわけですな。しかし数年前にサイクロップスと結婚、これでようやく幸せになったと思わせて最近はサイクロップスが心臓付近に爆弾を埋め込まれたり死亡したりしているので、どうやらまだまだ苦労人な模様。お疲れさまです。 映画版でジーン・グレイ(コードネームはなしの模様)を演じるのはファムケ・ヤンセン。007、第17作『ゴールデンアイ』(1995)で、ロシアの女スパイ、ゼニア・オナトップをクールに演じて、007の首を太股でギューとか絞めていた。あのギューには誰もが憧れたことだろう。少なくともオレは実に憧れた。ファムケ〜!すいません。他にも『ザ・グリード』や『パラサイト』(ともに1998)でおなじみ、仕事選びなさいよ。今回はちゃんと赤毛にして偉い偉い。レザーのジャンプスーツなんか着てマリアンヌ・フェイスフルかと思いました。素晴らしい。まァ今回は男も女もジャンプスーツなのだが。そんなわけでホークも大好きなファムケがジーンを演じます。どうやらダース・モール演じるカエル人間が口から吐く緑色の粘液でベタベタにされたりもする模様。もうホークまっしぐら。うおー!ファムケ〜!失礼しやした。 ↑これはサイクロップスのアクション・フィギュアのオマケ。10個くれ! キャスト紹介にもどる ダイヤルXをまわせ!にもどる |