SABRETOOTH セイバートゥース ![]() 本名ビクター・クリード。性格は凶暴、特技は殺戮。明らかに精神を病んでおり、他人を殺さずには心の平穏が得られないという困った人。ウェポンX計画におけるウルヴァリンの同期。そのせいかどうかは不明だが、野獣のような獰猛さ、戦闘能力および超回復能力など、能力的にウルヴァリンとかぶる部分が多い。アダマンチウムこそ移植されていないが、虎のように鋭い爪で何でもかんでも切り裂く。と思ったら、最近どこでかアダマンチウムを入れてきてウルヴァリンをたいそうビックリさせた。しかし、それではあんまりだという判断がどこかで下されたのか近々アダマンチウムは剥がされる予定(らしい)。ウェポンX計画は被験体の記憶を無茶苦茶にするのがお約束で、セイバートゥースもご多聞に漏れず過去の経歴等は謎に包まれている。それでも断片的に明かされる過去の描写によれば、お互い改造前のウルヴァリンとセイバートゥースは約35年前の冷戦時代、CIAの工作員として一緒に仕事をしたこともあるようだ。なおその頃から両者は犬猿の仲で、セイバートゥースはウルヴァリンが当時一緒に暮らしていた女性ミュータント、シルバー・フォックスを惨殺。それからも毎年毎年、ウルヴァリンの誕生日には必ず彼を殺しに来るという割とマメな一面も見せた。「誕生日おめでとう…死ね!」っていうのはなかなかいいですな。ぜひ日常生活にも応用したいものであります。セイバートゥースというコードネームはCIAに与えられたものらしく、同期のウルヴァリンも含めてカナダで行われたウェポンX計画とCIAとの間には何らかの関係があったのだろうが、結局そのあたりはクリアにならないまま今日に至っております。さらにその当 ![]() ![]() ![]() 映画版セイバートゥースはタイラ−・メイン、もとWCW(ワールド・チャンピオンシップ・レスリング)所属のプロレスラーであります。レスラー上がりの俳優といえばジェシー・ベンチュラ(『プレデター』、87年)やハルク・ホ−ガン(『マイホーム・コマンド−』、91年)とか、けっこう多いですな。ホ−ガンは現役ですが。ジェシー・ベンチュラは今やミネソタ州知事ですからねえ。プロレスというのは実に高度な表現力が要求されるスポーツですから(スポーツだ。誰が何と言おうと。しかもただのスポーツじゃねえ、キング・オブ・スポーツだ!)その肉体の説得力と合わせて、プロレスからハリウッド入り、というのも実は理に叶ったキャリアなわけですよお客さん。しかしホ−ガンが昔出演しました『ゴールデン・ボンバー』(89年)、いいタイトルだねえ。ゴールデン・パーム・ボンバーといえば輪島ですが。プロレスの話はこっちに置いといて。まァセイバートゥースというキャラクターの肝はなんといってもその頭の悪さですから、そういう意味ではこの、かつてビッグ・スカイ(どういうリングネームよ)と名乗っておりましたタイラ−・メイン、実に頭悪そうで合格です。とにかく大暴れするだけ大暴れしてゲハハハハハハとかバカ笑いしてればそれでいいのだ。そんなマンガの世界から抜け出してきたようなバカレスラー、タイラ−・メインことセイバートゥースに接見してきた男がいた!オレじゃありません。グヤジー!そんなわけでオレことホークが仲良くしていただいております桑原あつしさん(男の中の男、ときどき脚本家。全米大ヒットアニメ『サウスパーク』の日本語字幕も手掛ける才人であります。なぜ男の中の男なのかは後述)が、アメリカはロサンゼルスで行われたコンベンションに突撃。セイバートゥースを招いてのトークショーの模様をオレことホークに伝えてくれたのであります。オレが羨ましさに悶絶したことは言うまでもない。トークショーで ![]() キャスト紹介にもどる ダイヤルXをまわせ!にもどる |