作 者 : 不 祥 いまから何年前のことだったろうか。 オレらはバカだった。 無論いまでもバカだが、 あのころはいまよりバカだった。 バカであることを誇りもせず、また恥じもせず、 バカがバカとして生きられた幸福な時代があった。 しかし人間はいつまでバカなままでいられるのか。 オレらは悩んだ。 このままでいいのか。 バカはどこから来て、どこに行くのか。 でもバカだからよくわかんなかった。 だからリレー小説を書いた。なんでだ! まァとにかく、この物語はそんなひと山いくらのバカたちが 埃の積もった床に鼻水で書きなぐった、バカの存在証明なのである。 ※なお、タイトル「ディスコ秋葉原」は 洋泉社『映画秘宝/夕焼けTV番長』の表4に書いてあった "We are TV warriors in Disco Akihabara!"からいただいたことを ここに思い出して記しておく。すんまへん。だってかっこよかったんだもの。 え〜さて、この小説「ディスコ秋葉原」ですが、 実はハリウッドで映画化の話があったわけですよ。 オレらの妄想の中では。 妄想で悪いか!オレらはキャスティングまで済ましてたんだ! そういうわけで、メインキャストはこうなる(はずだった)。 このへんを思い浮かべて読んでいただけると楽しみも倍増するか、 もしくは半減するか、どっちかだと思います。
あと、宮路社長(故人)とか、浜ちゃんとかスーさんとか 出てきますけど、そんな画像集めてたくもないので、 お餅の、もとえ、お持ちの方はホークまでメールで送ってください。 それでは小説本編をお楽しみいただこうじゃないの! 特に楽しみたくない方は本部にもどる |