− 12レベルまでのSkill −
Rogueが修得できるSkillを一つ一つ紹介しましょう。ここで紹介するSkillはどれも「Rogueだから修得できる」Skillばかりで、Classを問わず修得できるSkillは紹介しません。だから、実際には使えるSkillはもう少し多いです。
Skillは主にボタンが不要なモノ・必要なモノに分けられます。ボタンが不要なSkillは自動発動だったり、使用するのに特殊な動作を必要とします。ボタンが必要なSkillは、AbilityもしくはCombatメニューを開き、ボタンを作って使用します。
Level | Skill |
1 | Bind Wounds |
1 | Sneak |
3 | Hide |
4 | Dodge |
6 | Pick Lock |
7 | Pick Pocket |
8 | Sense Trap |
10 | Backstab |
12 | Parry |
12 | Safe Fall |
■Bind Wounds (傷を縛る) ボタン:必要
Badage(包帯)を巻くことで、HPを上昇させるSkill。
治癒したい相手をターゲットし、Bind Woundsのボタンをクリックしましょう。Bandageを巻き始めます。Bandageは商人が打ってくれますが、MaigicianなどはSpellで召喚することもできます。
包帯を巻くのには時間がかかり、包帯を巻いている間、自分や相手が動いてしまうと包帯を巻いていたのは無駄になってしまいます。自分が何らかのダメージを受けた時も、包帯を巻くのを失敗してしまいます。またこのSkillで治癒できるHPの限界は、相手のHP上限の50%までです。
Bind Woundsのよいところは、後述のSneakやHideの効果を阻害しないところです。つまり、身を隠したままコッソリHPの回復をはかれるわけです。
上昇するHPは、Skillが高ければ高いほど増えます。
Skillが201を越えると、治癒できるHPの限界は、HP上限の70%になります。
■Sneak (忍び歩き) ボタン:必要
音を立てずに歩くSkill。
成功すれば、音を立てずに歩くことができます。Sneak中のRogueは、敵対的なNPCの背後に立っても襲われません(つまり音が立たないので、そちらに気づかない)。
これをうまく利用すれば、嫌われている商人と取引ができます。Sneakして背後に回り、取引を申し出ましょう。普段なら相手にしてくれない商人も、あなたとは気づかず取引をしてくれるでしょう。
ただし、いいことばかりではありません。Sneak中は移動速度が極端に落ちます。また、Sneakを始める場所は渇いた場所でなければいけません。プールや川など、水に漬かっているRogueはこのSkillを使えないのです。また、SpellやSpellに似た効果のあるアイテムを使用するとSneakの効果は終了します。NPCからダメージを受けた場合にも同様です(高いところから落ちた際の、落下ダメージは平気)。
Rogueのレベルが51以上になったら、Sneakに移動速度のペナルティーは少しずつ減少していきます。60レベルになったRogueは、Sneakをしていても、いなくても、移動速度は変わらなくなります(ただし、水中での移動速度や、ジャンプの飛距離は若干落ちます)。51レベルを超えてペナルティーが減少するのはRogueだけの特典です。■Hide (隠れる) ボタン:必要−重要− Stealth
またこのSkillは後述のHide(隠れる)と組み合わせることで、高度な隠密能力をRogueに与えます。この能力は、俗に"Stealth"と呼ばれています。
あとで説明しますが、Hide(隠れる)は移動すればその効果が終わってしまいますが、SneakしてからHide(順序は逆でもいい)をすると、移動してもHideが解けないのです。
StealthをしたRogueを見つけるのは困難で、よほど特殊なNPC(各ダンジョンのボス級である、See Invisibleをかけている、など)以外はRogueを発見できません。
Stealthを使えるのはRogueだけです。例えばHalflingはRogueでなくてもHideとSneakの両方のSkillを持っていますが、Rogueのように組み合わせて使うことはできません。
物陰に隠れるSkill。
成功すれば、Invisibleしたのと同じ状態になります(つまり、敵対的なNPCから襲われなくなる)。
このSkillを使用するには、完全に停止した状態でなくてはいけません。歩いている最中にこのSkillを使おうとすると必ず失敗します。また成功した場合でも、移動を開始すると効果はただちに終了します。また他にも以下のような場合、Hideの効果は終了します。また、戦闘中にHideをすることもできません。
□攻撃、もしくはそれに類する行為を行う。
□SpellやSpellに似た効果のあるアイテムを使用する。
□Pick Pocket(後述)を使用する。
□lootする(自分の死体からlootする場合も)。
□NPCと取引する。
□NPCからダメージを受ける。
またこれはRogueだけの特典ですが、RogueのHideにはInvisibility vs Undeadの効果があります。つまり、HideしたRogueはUndeadでも発見することができません。■Dodge (回避) ボタン:不要−重要− Evade
Hideは戦闘中に使用することで、敵対的なNPCの目を他者に向けさせることができます。この能力は、俗に"Evade"と呼ばれています。
少し難しい話をします。
NPCはHate Listというモノを持っています。それはNPCが戦闘の際、誰を優先的に攻撃するかが書かれたメモのようなモノです。特殊な状況(足止めのSpellを受けて動けない、など)でない限り、そのListの上位のキャラクターを先に倒そうとします。
Evadeを使用すれば、自分をHate Listの下位にシフトさせることができるのです。
Evadeを行う際の注意点ですが、まずAuto Attackを1回切ってからHideを行わないといけません。戦闘中はHideができないからです。
また、このSkillでできることは、あくまで自分をHate Listの下位に下げることです。つまり、Hate Listに自分一人しかいなかった場合には、Evadeは意味を成しません。普通はパーティプレイ中に使われる能力です。
NPCからの接近戦攻撃を、その身のこなしで回避するSkill。
このSkillの使用に成功すれば、NPCの攻撃を失敗させることができます。
Skillの使用は自動的に行われます。
■Pick Lock (カギを開ける) ボタン:不要
カギのかかったドアを開くSkill。
十分なSkillを持ったRogueがこのSkillを使えば、カギのかかったドアを開くことができます。カギのかかったドアはBefallen、FreePort、Najena、Paineel(以上基本セット)、City of Mist、Chardok、Droga、Howling Stone、Karnors Castle、Sebilis、Veeshan's Peak(以上Ruin of Kunark)、Tower of Frozen Shadow(Scars of Velious)、Katta Castellum、Ssraeshza Temple(以上Shadow of Luclin)などにあります。私が知らないだけで、他にもたくさんのカギのかかったドアがあるはずです。
Skillを使うには、街でLockpickを手に入れなければいけません。大抵はRogueギルドやBardギルドで売っています。Lockpickを持って(カーソルに張り付けて)、開けたいドアをクリックして下さい。もしSkillが十分なら、ドアを開けることができるでしょう。
カギのかかったドアには主に3種類あります。
□専用のカギが必要なドア
□専用のカギが必要なドア、ただしLock Pickでも開けられる
□Pick Lockでしか開けられないドア
専用のカギが必要なドアはお手上げです。Rogueにはこのドアは開けられません。またそれ以外のドアでも、RogueのPick LockのSkillが足りなければ開けられません。Skillを上げるには、より開けるのが簡単なドアで練習を積む(ひたすら開ける・閉めるを繰り返す)か、ギルドで習うしかありません。
■Pick Pocket (スリ) ボタン:必要
NPCから小銭、もしくはアイテムをコッソリかすめ取るSkill。
盗みたい相手をターゲットし、Skillを使います。成功すればコインか、そのNPCが持っているアイテムを盗めます。PCからは盗めません。
失敗すると、NPCがこちらに気づくことがあります。気づかれると攻撃されるので注意しましょう。
またこのSkillを使うには色々条件があります。
まず対象はHumanoidでなくてはいけません(GoblinやGnollなど)。獣や死霊からPick Pocketはできないのです。また極端にレベルの高い相手からも盗めないようです。アイテムを盗む場合ですが、Magic ItemやNo Dropのアイテムは盗めません(Lore Itemは盗めます)。
またPick Pocketでお金やアイテムを盗まれたNPCは、倒した時の戦利品も当然減ります。その為、グループ行動をしている時にはこのSkillを使わないのがマナーと思って下さい(Skillトレーニングの為に、事前に断りを入れるのはアリでしょう・・その場合にも、盗ったものを全員に分配しなくてはいけませんが)。
■Sense Trap (罠を見破る) ボタン:必要
周囲にしかけられた罠を発見するSkill。
このSkillを使用した際、もし近くに罠があればそちらの方を向きます。このSkillで発見した罠には、後述のDisarm Trapを試みることができます。
■Backstab (背後からの一撃) ボタン:必要
NPCに背後から襲いかかるSkill。
成功すれば、通常より多くNPCにダメージを与えることができます。背後以外からこのSkillを使用した際には、通常のダメージを与えます。
基本的に、武器のDMGが高ければ高いほどより多くのダメージを与えることができます。また、武器はPiercingでなくてはいけません。ほぼすべてのRogueが右手にPiercingの武器を持っているのはその為です。
このSkillは自動的に行われるSkillではありません。専用のSkillボタンが必要なので、注意してください。
55レベルのRogueのBackstabにはDouble Backstab(後述のDouble Attackの要領で2回Backstabを行う)、60レベルのRogueのBackstabにはAssassinate(Humanoidタイプの低レベルのNPCに3万2000ダメージを与える)という特殊効果がつきます。
■Parry (受け流す) ボタン:不要
NPCからの接近戦攻撃を武器で受け流すSkill。
このSkillの使用に成功すれば、NPCの攻撃を失敗させることができます。
Skillの使用は自動的に行われます。
■Safe Fall (着地) ボタン:不要
だんだんSkillの日本語訳が怪しくなってきましたが(汗)。落下ダメージを軽減するSkillです。
Skillが上がれば上がるほど、落下によるダメージが減少します。